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『VANQUISH(ヴァンキッシュ)』ゲーム概要を一挙公開

2010/7/9

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「ファミ通チョイス」とはファミ通グループが、とくにおすすめするゲームタイトルです。

●ハイスピード・シューティングアクションを堪能せよ

 

 『BAYONETTA(ベヨネッタ)』を始めとするさまざまな話題作でおなじみとなった、セガとプラチナゲームズの強力タッグの最新作。それが、新感覚シューティング・アクション『VANQUISH(ヴァンキッシュ)』だ。その最新情報を入手したので、さっそく紹介していく。

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●STORY:戦いは突如訪れた

 物語の舞台となるのは、さまざまな技術が発達し、人類がスペースコロニーで暮らすようになった世界。いわゆる近未来だ。そんな世界で突如として発生した、ロシアによるアメリカへの攻撃。この事件から、死闘が幕を開けることになる。
 

STORY

宇宙に浮かぶ米国51番目の州、プロビデンス。太陽光発電の拠点として建造されたスペースコロニーだ。しかし、そのプロビデンスを何者かが占領。発電施設は大量破壊兵器と化した。送電用マイクロウェーブを増幅して、サンフランシスコを焼き払った襲撃者は“ロシアの星”。ロシアでクーデターを成功させた直後の宣戦布告だった。彼らの要求は、米国の即時無条件降伏。断れば、つぎはニューヨークが標的となる。米大統領は全艦隊に対し、侵略者の殲滅とコロニーの奪還を命じた。総指揮官は3度の戦争で2度も受勲した英雄、バーンズ。そして旗艦にはDARPA(国防高等研究計画局)からもひとりの男が派遣されていた。本作の主人公サムだ。名目上は新型バトルスーツARSの性能テストを目的としての同行だが、DARPAからは別の密命も受けている。“ロシアの星”によるニューヨーク攻撃まで、残された時間はあとわずか。それぞれの思惑が交錯する中、米国の存亡を懸けた戦いが、いま始まろうとしていた。

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焼き尽くされたサンフランシスコ

マイクロウェーブの照射から逃げ惑うサンフランシスコ市民。この攻撃により、同市は一瞬にして死の街に。

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襲撃者はロシア軍

“ロシアの星”幹部による宣戦布告。ニューヨーク市民を人質に取り、アメリカの無条件降伏を迫る。

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合衆国の意思は……

この非常事態に対して、合衆国大統領は交渉に応じることなく、侵略者の殲滅とコロニーの奪還を命じた。

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●立ち向かう者たち

 ここでは、主人公のサム、そして味方となるアメリカ兵、バーンズと彼の率いる部隊を紹介。バーンズたちは単に物語を彩るだけではなく、ゲーム中でサムとともに戦ってくれるNPC(ノンプレイヤーキャラクター)として登場する。
 

サム・ギデオン

DARPAの研究員としてバトルスーツARSの設計を担当。今回の戦闘には、恩師カンディード博士を救出するために参加した。だが政府内の内通者を警戒し、表向きはARSの戦闘データ採取を目的として軍に同行している。軍を指揮するバーンズとは、考えかたの違いから衝突が絶えない。

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ARSは、サムが装着している新型バトルスーツの名称。特殊な素材で作られており、強度は鋼よりも堅く、重量は空気よりわずかに重い程度。着用することで、歩兵であるにも関わらず、戦局を動かすほどの働きが可能となる。

 
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物語の主人公で、プレイヤーが操作することになるキャラクター、サム。彼自身は突出した身体能力や戦闘技術は持っていないが、新型バトルスーツARSによって、驚異的な作戦遂行能力を得ている。

 

ロバート・バーンズ

3度の戦争で2度も受勲した英雄的な存在。今回のコロニー奪還作戦では、混成部隊の総指揮官を務める。目的のためなら手段を選ばない男で、ときには非情な判断を下すこともある。しかし片腕を失い、半身サイボーグになっても戦い続けるのは、戦いに勝利することで死んでいった戦友を弔うため。

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ブラヴォー中隊

バーンズが率いる部隊の面々。今回の作戦のために、宇宙軍や海兵隊、コロニー駐留部隊の残存兵などから急遽編成された。プレイヤーにとっては心強い共闘者であり、ときに彼らの援護を受け、ときに彼らをカバーしながらステージを進んでいくのが、本作の特徴であり醍醐味のひとつだ。

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コロニー奪還作戦の現場指揮を任されている英雄バーンズと、ブラヴォー中隊。




●ACTION 生き残るための手段

 本作のジャンルは、“シューティング・アクション”。プレイヤーは用意された豊富なアクションを駆使して戦場を駆け抜けることになる。ここでは、一部ではあるが、そのシステムや攻撃手段を紹介する。
 

ブースト

使用すると移動速度が大幅にアップ。ハイテンポとハイスピード感をテーマに掲げる本作を象徴するアクションのひとつ。素早く移動したい場面や敵の懐に一気に飛び込みたいとき、また、後述のARモードと併用して一瞬で敵を殲滅したりと、戦略面の軸となるアクションだ。必然的に使用頻度も高くなるだろう。

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近接攻撃

ふつう、シューティングというジャンルからは銃撃アクションがほぼすべてとなることを連想する。しかし本作では、一般的なシューティングでは攻撃の補助手段として扱われることが多い近接攻撃も、有力な攻撃手段となる。当然バリエーションも豊富で、キックやパンチなど多彩な近接攻撃が可能。ちなみに写真はバックナックル(裏拳)での攻撃だ。

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ARモード

特定の操作や条件を満たすことで発動できる特殊なモードで、発動するとサムの反応速度が飛躍的に強化される。ゲーム中の状態としては、時間の流れがスローになる効果が得られ、乱戦時や確実に敵を狙いたいときなどに効果的だが、エネルギーを消費するため、無制限に使用できるわけではない。

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多彩な武器

アクションだけではなく、武器の種類も非常に豊富。所持している武器の変形は瞬時に可能なので、それぞれの特性に応じて使い分けていくことが重要となる。

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●ENEMY 立ちはだかる者たち

 サムの前に立ちはだかるのは、“ロシアの星”が送り出した機械兵たち。種類は豊富で、見た目や大きさ、攻撃方法も千差万別。また、中ボスに相当する強敵も存在し、ふつうに攻撃しているだけでは倒せないこともあるようだ。
 

ビューハウンド

飛行形態と地上形態のふたつの形態を持つ。基本的には飛行形態で攻撃してくるが、接近を許すと地上形態に変形して白兵戦を挑んでくるのが特徴だ。地上形態のほうが攻撃力が高く厄介なので、近づかれる前に倒してしまいたい。

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飛行形態

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地上形態

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●FIELD 戦いの舞台

 戦いの舞台となるのは、スペースコロニーの内部。そもそもコロニーは人が暮らすために作られているため、市街地や生活に必要なさまざまな施設が存在している。ゆえに、戦場になったときにも多彩なシチュエーションが出現する。
 

コロニー上陸を成功に導け

“ロシアの星”に乗っ取られたコロニーへの、上陸戦のワンシーン。つぎつぎに味方の艦船が撃沈される中、単独で敵の背後に回り込み、奇襲をかけることになる。

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さまざまな顔を見せるコロニー内部

貨物列車に乗り込み、線路上を高速で飛ばしながら敵を迎え撃つステージ。列車に備え付けられた砲台からの射撃が、応戦の口火を切る。

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貨物列車につぎつぎと乗りこんでくるビューハウンド。移動する列車の上で素早く動く敵に狙いを定めなければならない。ARモードの使いかたが問われる戦場と言える。

 
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敵要塞と化した急斜面での戦闘。体勢を維持するだけでもひと苦労だが、さらに頭上から瓦礫が降り注ぐ危険極まりない場所だ。もちろん、敵からの銃弾の数も半端ではない。

 
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強敵ロマノフとの一騎討ち。首尾よく近接攻撃を当てることに成功しても、油断はならない。



タイトル

VANQUISH(ヴァンキッシュ)

メーカー

セガ

対応機種

プレイステーション3/Xbox 360

発売日

2010年10月21日発売予定

価格

各7980円[税込]

ジャンル

SF/シューティング・アクション

備考

開発:プラチナゲームズ、プロデューサー:稲葉敦志、ディレクター:三上真司


 

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