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ホリのプレイステーション3一体型モニターを試してみた

2010/7/13

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●プレイステーション3と一体となる“HD液晶モニター3”がやってきた

 

 ゲーム関連の周辺機器やアクセサリーを手掛けるホリから薄型プレイステーション3専用の一体型液晶モニター“HD液晶モニター3”が2010年6月24日に発売となった。同社は過去に、薄型プレイステーション2用のコンパクトTFTモニターを製品化しており、本商品はその流れを汲むプレイステーション3版の新モニターだ。もちろん、プレイステーション3用と一体化するように新しく設計され、モニターの解像度は1366×768となりHD画質でゲームや映像を楽しめる。今回は、その液晶モニターのサンプル版がファミ通.com編集部に届いたので、プレイした印象や使い勝手などをリポートしよう。

 

 

●まずは、おもな仕様から

 

・液晶方式:TFT

・液晶サイズ:11.6型ワイド

・表示面積(横×縦):256.125mm×144.00mm

・最大表示解像度:1366×768

・画素ピッチ:0.1875mm×0.1875mm

・表示色:262144

・視野角度:上下65°(上:20°下:45°) 左右90°(左:45°右:45°)

・最大輝度:200cd/m2(カンデラ 毎 平方メートル)

・コントラスト:500:1

・応答速度:7ms

・対応スキャン方式:480i、720p

・バックライト:有(LED式)

・映像入力:2系統

 AVマルチアウトケーブルコネクタ(コンポーネント入力)×1

 外部入力(コンポジット入力)×1

・音声出力

 ステレオスピーカー搭載

 イヤホンジャック×2

・外形寸法(幅×奥行×高さ):295mm×255mm×55mm

・本体重量 約860グラム、ACアダプタ重量 約120グラム

・音量・明るさ調整機能付き

・専用ACアダプタ付属

 

 

 液晶サイズは、11.6型ワイドとなっており、ネットブックくらいの大きさ。解像度は1366×768で480i、720pに対応しており、このサイズのモニターなら十分といえる。AVマルチアウトケーブルコネクタは、モニター本体と一体化しており、ケーブルを別途用意しなくてもプレイステーション3本体とつながるのはうれしいところだ。重量も約860グラムと軽量で、小脇に抱えて持てる。ステレオスピーカーも搭載されているので、“HD液晶モニター3”とプレイステーション3、あとは電源さえあれば、どこでもコンパクトにプレイステーション3のゲームが楽しめる。ふたりプレイ用にイヤホンジャックが2個搭載されているところもホリらしいこだわり。

 

▲“HD液晶モニター3”の表面は、シボ加工というマットな質感の薄型プレイステーション3本体とマッチする材質で作られているので、見た目の一体感もバツグン。

▲トルネ(torne)があれば、地デジも気楽に楽しめる。

 

 

 

●セッティングも簡単

 

 プレイステーション3本体への取付けもかなり簡単でお手軽。まず、プレイステーション3本体の上に“HD液晶モニター3”を乗せてフックさせる。そして左右の固定アタッチメントをプレイステーション3本体側底面のスリット部分に合わせて挿入し、本モニターの凸部にはめて固定するだけ。あとは、本モニターのAVマルチアウトケーブルコネクタをプレイステーション3本体のAVマルチ出力端子に接続し、ACアダプターをコンセントに差し込めば、セット完了(プレイステーション3の電源ケーブルもコンセントに差し込むことも必要あり)。 

 

▲プレイステーション3本体の上に“HD液晶モニター3”を乗せ……。

▲固定アタッチメントをカチッと。

▲もう一方もカチッとはめて……。

▲AVマルチアウトケーブルコネクタをプレイステーション3に挿し、あとはACアダプターをコンセントに!

 

 

●で、どう使う?

 

 まだまだ高価なHDテレビは、リビングに1台のみ、といった家庭も多いだろう。そういった環境の場合、リビングのHDテレビを長時間占有するのはなかなか難しいところ。そんなとき、自室などに“HD液晶モニター3”とプレイステーション3を持ち込み、ひとりでゆっくりプレイ、なんてことが可能だ。もちろん、大型テレビを観ながら、プレイステーション3+“HD液晶モニター3”でゲームを楽しむなんて贅沢もあり。コンパクトで持ち運びも簡単なので、机でプレイしたり、寝転がってプレイしたりと、プレイスタイルは自由自在。また、コンボジット入力が備わっているので、PSP(PSP-3000やPSP-2000の一部プレイステーション規格ソフト)のゲーム画面を出力して、PSPも少し大きな画面で楽しむことも可能だ。また、やや強引だが、がんばって旅行先に持っていけば、ホテルや旅館でゲームやブルーレイ映像ディスクを楽しむ、ということもできなくはない(クルマでの旅行ならあり?)。

 

 

●実際に“HD液晶モニター3”でプレイしてみた

 

 肝心の使い心地をチェックしてみた。メインでプレイしたのはアクションゲームの『ゴッド・オブ・ウォーIII』。まず、11.6型ワイドと小型のモニターながら、1366×768という解像度のおかげで、文字もクッキリ。HDクオリティーならではのシズル感もバッチリ再現されており、臨場感もなかなかのもの。『ゴッド・オブ・ウォーIII』というゲーム自体は、カメラアングルによって主人公クレイトスが豆粒のように小さくなったりするシーンもあるが、しっかり認識でき、モニターの大きさや解像度に不安はない。さて、つぎに液晶モニターに言われる残像や、HDモニターゆえの遅延だが、こちらもさほど気にならず。というか、小型モニターのためか、筆者にはほとんどそれらを感じらなかったというのが正直なところ(ちなみに、筆者は残像や遅延を敏感に感じるほどのヘビーゲーマーではありません。自宅ではHDブラウン管を使用)また、『ゴッド・オブ・ウォーIII』など、ゲーム全般、もしくはシーンによって暗いと感じるところは、明度や彩度、さらにお手軽に“ピクチャーモード”(ムービー(映画設定)、ヴィヴィッド(鮮明設定)など)で調整できる。

 

 

 アクションゲーム以外のジャンルならどうか、というわけでレースゲーム『グランツーリスモ5プロローグ Spec III』とFPS『KILLZONE 2(キルゾーン 2)』をプレイ。結論として両タイトルとも、まったく違和感なく楽しめた。とくにFPSの『KILLZONE 2(キルゾーン 2)』では、さすがに遠くの敵に狙いを定め難いかとも予想していたが、とくにそういうこともなく、遠くの敵もふつうに認識でき、プレイにもとくに問題なし。では、格闘ゲームではどうか。遅延や残像にもっとも敏感に出やすいジャンルだが……。というわけで、格闘ゲームはかなりうるさいブンブン丸に『スーパーストリートファイターIV』で試してもらったところ、「アーケードからガチでやり込んでいるヘビーなプレイヤーだと、若干遅延は感じるかもしれないけど、ほとんどの人は気づかないか、気にならないレベルのものだと思うよ」ということ。念のため、ブンブン丸以外の『スパIV』好きにも触れてもらったが、みんなほぼ同意見。つまり……。

 

なかなかいいんじゃないか“HD液晶モニター3”!

 

 とはいえ、まったく気にならないところがないわけではない。たとえば、静止しているシーンをモニターの近くでじっくり見ると、グラデーションがやや等高線のように見えてしまう。ゲームをプレイしていると、さほど気にはならないとはいえ、気になるといえば気になる。グレアパネルなので写り込みもあるが、このへんは好みか。ちなみに、筆者はグレアパネル派。 

 

 

●ということで 

 

 26040円[税込]という“HD液晶モニター3”の価格帯を考えると、同価格帯でもう少し大きいサイズのPC用モニターも候補に浮かぶ。ちなみに、11.6型ワイドに近いサイズのPCモニターはほとんどなく、少し解像度が低い7〜8インチクラスか、“HD液晶モニター3”と同程度の解像度のものだとひと回りかふた回り大きなモニターになってしまう。PCモニターはプレイステーション3本体といっしょに持ち運ぶにはやや面倒なうえ、11.6型ワイドという“HD液晶モニター3”は希少かつ、コンパクトながらHD画質の迫力も存分に楽しめるギリギリのサイズで、ある意味お手ごろサイズ。気軽に移動できて、寝転んでゲームをプレイしたりブルーレイ映像ディスクを観ることができるというのは、思った以上になかなか便利なものだ。ちなみに、現在、ホリの公式サイトなどのオンライン予約は在庫切れで、次回入荷待ちとなっている(2010年7月13日現在)。次回の入荷は7月末を予定しているとのことだ。

 

 

※ホリの公式サイトはこちら

※“HD液晶モニター3”の詳細ページはこちら

※2010年7月13日現在で在庫が確認できたサイトはこちら(amazon)とこちら(楽天ブックス)

 

 

(C)2010 Sony Computer Entertainment America LLC

(C)2009 Sony Computer Entertainment Europe. Published by Sony Computer Entertainment Inc.Developed by Guerrilla.

 

 

 

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