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“初音ミク”初心者の記者が、『初音ミク -Project DIVA- ドリーミーシアター』でミクのとりこになりました

2010/6/24

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●想像以上に愛らしかったです
 
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 セガから発売中のPSP(プレイステーション・ポータブル)用ソフト『初音ミク -プロジェクト ディーヴァ-』(以下、『プロジェクト ディーヴァ』)を、プレイステーション3でプレイ可能にするダウンロードタイトル『初音ミク -プロジェクト ディーヴァ- ドリーミーシアター』(以下『ドリーミーシアター』)が2010年6月24日より配信される。

 

 『ドリーミーシアター』は、『プロジェクト ディーヴァ』が入ったPSP本体とプレイステーション3をUSBケーブルでつなぐことで、『プロジェクト ディーヴァ』に収録されているリズムゲームパートの部分をプレイステーション3のハイエンドな映像で遊べるというもの。加えて、『ドリーミーシアター』オリジナルの機能として、PVを存分に堪能できるプレイリスト機能も搭載している。
 

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▲映像のグレードアップだけでなく、新機能もあります。

 

 と、メーカーから提供された資料どおりに『ドリーミーシアター』の概要を説明してみたが、熱心なファンの方々にとっては「何をいまさら」という感じだろう。愛らしいミクの姿をより美麗なグラフィックで楽しめるときたら、ファンの方々は買わない理由などないのだろうし。さて、先に断っておくが、じつは記者、『プロジェクト ディーヴァ』はイベント取材などの際にちょこっと触った程度で、じっくりやり込んだことはない。にも関わらず、今回『ドリーミーシアター』の体験リポートを書くことになった。なので、熱心なユーザーの方々にとってはさきに書いたとおり“いまさら”感満載な内容になってしまう恐れもあるが、そこは完全初心者が“初音ミク”に魅了されていくまでの過程を綴ったリポートだと思って生暖かく見守ってほしい。そして、記者と同じような境遇の方々は、本リポートをきっかけに『プロジェクト ディーヴァ』および『ドリーミーシアター』に興味を持っていただければ幸いだ。

 

 というわけで、まずは『プロジェクト ディーヴァ』の説明から入ろう。同作は、PC向け音楽制作ツール“初音ミク”シリーズをモチーフにしたリズムゲーム。“初音ミク”自体がどういったものなのかは、ここで記者が無駄に言葉を重ねるよりも某ぺディアあたりを参照してもらったほうが正確かつ充実した情報を得られると思うので、ぜひそちらで調べてほしい。そんなの面倒くさいという人のため、超簡単に説明すると要するに自分で作った楽曲を女性ボーカルが歌ってくれるというもの……いろいろと突っ込まれる前にソフトの説明へ入ろう。リズムゲームと言えば、某社の某マニアが同ジャンルのパイオニアかつトップランナーとして知られているが、『プロジェクト ディーヴァ』もその系譜に乗るものだと考えてもらって問題ない。画面上にボタン操作の指示が表示され、それをリズムに合わせて押していくというもので、タイミングがばっちりなら高評価、少しずれると若干低めの評価、まったく見当ハズレなら失敗になる。ルールは非常にシンプルだが、それゆえ熱中できるジャンルだ。また、音楽の経験がない人でも曲の一部を自分が演奏しているように感じられるので、うまく操作できたときの達成感というか、爽快感はアクションゲームなどをクリアーしたときのソレとはまた別物だ……と、思う。自信なさげなのは、記者がそれほどリズムゲームをやり込んだ経験がないからである。というのも、記者は生来のリズムのなさと不器用がたたって、どうしてもリズムゲームの腕前が上達せず、遊んでもすぐに投げ出してしまうから。『プロジェクト ディーヴァ』が巷で話題になっているにも関わらず、手を出さなかったのはそこら辺も関係していたりする。

 

 そんなリズムゲームアレルギーとも言える記者だが、『プロジェクト ディーヴァ』はすんなりと楽しむことができた。こう表現すると語弊があるかもしれないが、同作は非常に簡単なのだ。今回遊ばせてもらった範囲だと、使用するボタンは多くて3つで、指示が表示されるスピードも遅すぎず早すぎずでちょうどいい。2、3回もプレイすればクリアーできないまでも「なんかイケそう」という気にさせてくれるのだ。それと、これは完全に個人的な嗜好の話しになってしまうが(しかし多くの人は共感してくれると思うが)、画面上で踊るミクが想像以上に愛らしかった。本作では失敗が続くとそこで楽曲が強制終了となってしまう。つまり、ミクとも途中でさよならだ。そんなのは悲しいし、切なすぎる。そんな思いをしたくないから、自然とプレイにも熱が入るのだ。まあ、記者の嗜好の話はどうでもいい。ちょうどいい湯加減の難度、これが『プロジェクト ディーヴァ』の魅力のひとつだと思う。ちなみに、今回体験させてもらった場には開発スタッフの方もいたので、初心者丸出しでそこら辺のことを聞いてみると、「プレイヤーがいっしょに歌いながら遊べることを意識しました」という期待どおりの答えが。そのほか、ニコニコ動画などで話題になっているものを始め、楽曲の質の高さが『プロジェクト ディーヴァ』の人気を支えていることは理解しているが、記者は寡聞にして各楽曲への知識が足らないためそこについては多くを語れない。しかし、どれも非常にポップかつキャッチーで、歌詞を知っていれば開発者の方が言ったとおりいっしょに歌いたくなるものであったことは確かだった。


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▲こちらは『ドリーミーシアター』のプレイシーン。

 

 初心者故に『プロジェクト ディーヴァ』の説明が長くなってしまったが、ここからが本記事の本題となる『ドリーミーシアター』のリポートだ。多くの人が興味を持っているのは、プレイステーション3でアップグレードしたミクはどうなのか? という点だろう。率直に言おう、最高だ。にわかユーザーの記者がそんなことを言うのは噴飯ものだと憤る人も少なくないだろうが、より高精細になり、かつ秒間60フレームで安定した滑らかに動くミクの姿は、一度でも『プロジェクト ディーヴァ』を遊んだことがある人なら「最高だ」と言わずにはいられない説得力を持っている。それに、舞台をコンパクトなPSPの画面からモニターへ移したことで、心なしか表情もよりうれしそうだ。単純にグラフィックが向上したから表情豊かに見えるという説もあるが、そんなことを言うのはヤボである。

 

 肝心のプレイ部分についてはどうか。個人的には画面が大きくなったおかげで遊びやすくなった気がした。ちなみに、タイミングがシビアなリズムゲームではモニターによって若干のラグが発生してしまうことがあるが、『ドリーミーシアター』ではその点をしっかりとクリアーしている。オプション画面で入力反応を微調整することができるのだ。調整は数段階用意されているので、ほとんどのモニターでストレスなくプレイすることが可能だろう。『プロジェクト ディーヴァ』で多くのファンを魅了した要素に“モジュール”がある。これは、ミクのコスチュームを変更してその姿のままゲームをプレイできるというもの。39点用意されているモジュールだが、『ドリーミーシアター』でもそのすべてを選択することができる。つまり、猫耳(にゃんこ)やパジャマ(ねむねむ)姿のミクをプレイステーション3のハイエンドな映像でばっちり堪能できてしまう。これはファンにとっては(うれしい)事件だ。事件と言えばもうひとつある。『プロジェクト ディーヴァ』では『初音ミクの消失』など一部の楽曲の映像が、3Dポリゴンで表示されたミクが踊るのではなく2Dイラストが切り替わるというものになっていたが、『ドリーミーシアター』ではそれらがすべて3Dに。好みの問題もあるとは思うが、多くの人はこれを歓迎するはずだ。

 

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 プレイ部分の向上だけでもすでにお腹一杯だろうが、『ドリーミーシアター』ではハイエンドな映像ゆえPV機能が重要度を増している。これがなかなかにスバラシイ。『プロジェクト ディーヴァ』の魅力とは言い換えれば、動くミクの魅力だろう。しかし、リズムゲームをプレイしながらだとどうしても操作に集中してしまうため、じっくりと踊るミクの姿を堪能することができない。じっくり観たいけど、それをやるとクリアーできずに途中でお別れになってしまう……そんなジレンマを解消するのがPV機能だ。ハイエンドのミクをじっくり大画面で鑑賞。『ドリーミーシアター』には、そこを期待している人も多いはずだ。そして、先述したとおりプレイリストも作成できるので、ファンは思う存分動くミクを楽しんでほしい。

 

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 ちなみに、『ドリーミーシアター』は好評配信中の『初音ミク -プロジェクト ディーヴァ- ミクうた、おかわり』や今後配信予定の『初音ミク -プロジェクト ディーヴァ- もっとおかわり、リン・レン ルカ』にも対応。最新の楽曲もプレイステーション3の美麗な映像で楽しむことができるのだ。

 

 以上、完全初心者の記者が偉そうに『プロジェクト ディーヴァ』および『ドリーミーシアター』の魅力を紹介してみた。正直、記者は最初両作を“キャラゲー”的な感じで甘く見ていたところがあったのだが、今回実際に触れてみて、丁寧に作られたゲームプレイ部分は純粋に楽しむことができたし、何よりもミクの愛らしさに完全に魅了されてしまった。食わず嫌いはいけない、そう痛感した次第だ。もし記者と同様の考えをお持ちの人がいたら、とりあえず公式サイトなどで画像と映像をチェックしてほしい。「あ、かわいいかも……」と少しでも感じたら、本作を楽しむ素質アリです。

 

※『初音ミク -Project DIVA- ドリーミーシアター』の公式サイトはこちら
 

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