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PSP版『ゴッド・オブ・ウォー』最新作はどう進化するのか?
【E3 2010】

2010/6/19

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よりデカく、より優れた『ゴッド・オブ・ウォー』へ

 

 2010年6月15日から17日までロサンゼルス・コンベンションセンターにて開催された、世界最大のゲーム見本市、E3(エレクトロニック・エンターテインメント・エキスポ)。PSP(プレイステーション・ポータブル)用の『ゴッド・オブ・ウォー』シリーズ最新作『God of War: Ghost of Sparta』のプレゼンテーションを見てきたので、その模様をお伝えする。

 

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 開発を行ったのは、PSP版の前作にあたる『ゴッド・オブ・ウォー 落日の悲愴曲』と同じReady at Dawn Studios。なぜPSPでまた開発することになったのかと問われ、前作でできなかったことを実現し、もっとも優れた作品にするために戻ってきたのだと語っており、むしろ改良できないならばやりたくなかったとまで言うだけあり、前作からの進化は、新たなアクションや機能から、グラフィックの改良、細かい演出にいたるまで、多岐に渡っている。

 

 プレゼンテーションでは、SCEAブースで公開されていた、新たな魔物Scylla(スキュラ)との、海上をメインにした戦いと、初公開となるMidas(ミダス)とのステージの2部構成でデモプレイが披露された。


 スキュラは巨大で、海上で突然襲ってくるシーンはド迫力。前作よりもカメラが敵キャラクターに寄るようになっているのだが、これはクレイトスのアクションや戦いを、をより自分に近い経験として味わってもらうための改良。QTE(クイックタイマーイベント)が表示されるボタンの位置も変更され、上下左右の画面端に表示されるようになっている。これは『ゴッド・オブ・ウォーIII』に影響されたもので、「この方がカットシーンが邪魔されないからいいね」ということらしい。

 

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 “ハイペリオン・チャージ”と呼ばれる新たなアクションも追加されており、発動するとクレイトスが敵へ突進し、馬乗りになってボコボコにする。見た目が痛そうだし、敵によってオリジナルのキルモーションも用意されているので、ガンガン使っていきたいアクションだ。スキュラを何度も倒し、最後にふたたび登場したところで前半は終了。巨大ボスと決着をつけるまで何度か相対するのはシリーズでよく見られる演出だが、これは敵キャラクターがクレイトスにやられて怒りを蓄積させていくのを順に見せて行く演出のため。ちなみにボスの数は前作の2倍になっているとのこと。

 

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▲赤い光線を発射する武器“Eye of Alantis”のコンセプトアート。

▲ランスとシールド。


 初公開となったミダス王のステージは、溶岩が流れる洞窟で展開する。ミダス王に触れられると金になってしまうので、クレイトスは彼を殴り倒し、かついで運んで行く。このステージは、クレイトスがかつてなく怒り狂っている感がよく伝わるようになっている。魔物が来るといったんミダス王を下ろさなければならないのだが、敵をすべて倒したあと、ミダス王が回復してまたクレイトスを金にしようとしないよう、クレイトスは毎度念入りに彼をボコボコにしなければならない。しまいには足をつかんでさかさまに引きずっていき、最後は溶岩に叩き込むか、考えなおすか、プレイヤーに選択が与えられる。デモでは説明が終わるやとっとと叩き込んでいたが、ここまでのシーンは、ちょっと助けてやってもいいかなと一瞬考えてしまうほどの無情さだ。もちろん、それでこそクレイトス。プレゼンテーション会場では笑いが起こっていた。

 

 さらに豊富になったアクションと、迫力が増したボス戦、エクストリームなストーリーと、大幅にパワーアップしてPSPに帰ってくることになりそうな『God of War: Ghost of Sparta』。海外では2010年秋の発売を予定している。

 

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