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【開発スタッフインタビューあり!】E3で『ザ・サード バースデイ』と『KH バース バイ スリープ』の最新映像が公開!
【E3 2010】

2010/6/16

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●E3会場で『ザ・サード バースデイ』開発スタッフのインタビューも実現!

 

 

 スクウェア・エニックスがPSP(プレイステーション・ポータブル)で発売を予定しているアクションRPG『ザ・サード バースデイ』、そして日本国内ではすでに発売され、大ヒットしたPSP用ソフト『キングダム ハーツ バース バイ スリープ』の北米版の最新映像が公開! 『ザ・サード バースデイ』の映像には、主人公アヤ・ブレアが異質体“ツイステッド”と戦うバトルシーンや初公開となるイベントシーンなど見どころ満載の内容となっていた。とくにバトルシーンでは、アヤが駆使する特殊能力として、精神だけの存在となり、他者に乗り移ってその体を支配する“オーバーダイブ”という重要なシステムのひとつが明らかに。また、敵となる“ツイステッド”は、その姿も動きも何とも形容しがたい特異な存在となっており、バトルに不気味な緊張感をもたらしていた。

   

 

 

 そして今回、E3会場で本作のディレクターである田畑端氏と、アートディレクター上国料勇氏に直撃インタビューすることができた。今回、公開されたさまざまな新要素について、伺いました!

  

▲写真右がディレクターの田畑端氏、左がアートディレクターの上国料勇氏。

――『ザ・サード バースデイ』は『パラサイト・イヴ』シリーズの続編なのですか?

 

田畑端(以下、田畑) 『パラサイト・イヴ』や『2』の設定を引き継いでいる部分もありますが、続編ではありません。アヤ・ブレアをフィーチャーした新作としてとらえていただければと思います。

 

――ゲームはどのような内容なのでしょうか?

 

田畑 『パラサイト・イヴ』は銃を使ったゲームなので、今作でも銃を使いつつ、なおかつ本格的なアクションを楽しめるものになっています。敵に照準を合わせて撃つシューティングではなく、ロックオンボタンで敵を捉えて戦うロックオンアクションです。

 

――アクション要素が強いのでしょうか?

 

田畑 そうですね。そこに、オリジナル要素である“オーバーダイブ”を絡め、ゲーム全体を構成しています。

 

――オーバーダイブとは?

 

田畑 今回公開した映像で観られるのですが、他人の意識を乗っ取る能力です。意識を乗っ取った相手は自由に操作できるようになるのですが、それをリアルタイムのアクションに組み込み、操る人をつぎつぎと変えて進んでいくというのがこのゲームの基本になります。

 

――今回公開された映像に対して、こちらの記者の反応はいかがでしたか?

 

田畑 非常にいいですね。ゲームのプレイ部分に関しては見えない部分がありましたが、アクションも世界観も受け入れていただけたと思います。

 

――今回、世界観についてはどのようなコンセプトが?

 

上国料勇(以下、上国料) 今回はニューヨークが舞台で、そこに崩壊の表現と、ファンタジーの要素を入れ込んでいます。絵としては空気感を大事にしつつ、尖った表現をしていますね。コントラストも強めにしています。

 

――確かに絵のリアルさや、描き込みはすごいですね。

 

上国料 PSPで最高峰のグラフィックを目指して作っています。

 

――主役のアヤは、『パラサイト・イヴ』のころにはシャワーシーンもありましたし、“セクシー”という印象があります。今回はそのあたり、意識しているのでしょうか?

 

上国料 かなり意識しています(笑)。前作に比べて技術力もあるので、アヤ・ブレアという等身大の女性のリアルさや魅力、個性を出したいと思っています。

 

田畑 いまのところ、シナリオにシャワーシーンはないですけれどね(笑)。

 

――ご検討願います!(笑) しかしこれだけのクオリティーだと、PSPではなく据え置き機で遊んでも遜色ないですね。

 

田畑 そもそもPSP向けという意識ではなく、据え置き機で遊べるくらいの設計なんです。それを、なんとかPSPにねじ込んでいる感じですね。

 

上国料 『FFXIII』が終わったスタッフがコアメンバーのような状態になって作っているので、リソースの作り方がPS3クラスなんですよ。質感や動きひとつとっても。その点で、壁を越えているものを提供できているんじゃないかなと思います。

 

――ちなみに、田畑さんがディレクションしている『FF アギトXIII』の制作はいかがですか?

 

田畑 アギトも、かなり大人向けの『FF』で、ヒリヒリするゲームになっています(笑)。期待していてください。

 

――では、『ザ・サード バースデイ』を楽しみにしている日本のユーザーにメッセージを。

 

田畑 僕も日本人なので、皆さんが楽しめるゲームを全力で作っています。海外のゲームに負けないものを作っているので、ご注目ください。

 

上国料 グラフィックにも全力を傾けています。心に突き刺さる作品を作っている自信がありますので、期待していてください。

 

 

 ■取材記者プレイリポート

 E3のスクウェア・エニックスの大型モニターで流されていた『ザ・サード バースデイ』のプロモーションビデオでは、謎のモンスター(?)と戦うアヤの実機映像を確認できた。オーバーダイブを発動すると、主観で相手に飛び込むような演出があり、つぎの瞬間にはそこにいた人物となって銃を撃つ。オーバーダイブを連続で行うようなケースもあり、非常にスピード感のある、息もつかせぬ戦いを垣間見られた。また、傷つき、いまにも泣き出しそうな苦しげな表情を浮かべるアヤのムービーシーンも。弱いながらも必死に戦っている生身のリアルさがあり、それは『パラサイト・イヴ』時代の彼女とは少々イメージが異なるものの、非常に魅力的な女性として描かれている印象を受けた。

 今回、コメントをいただいた田畑氏と上国料氏だけでなく、北瀬佳範氏、野村哲也氏、鳥山求氏などの『FF』クリエイターが多数参加している本作。クオリティーの高さは保障されているだけに、今後、要注目のタイトルとなりそうだ。

 

 

●『キングダム ハーツ バース バイ スリープ』の映像には、国内版にはないバトルが!?

 

 

 『キングダム ハーツ バース バイ スリープ』の映像では、以前、国内で公開されたものとほぼ同様の内容……だが、アクアが黒コートを着た二刀流の人物と戦っている映像など、国内版には存在しないバトルシーンも! これまでのシリーズ同様、海外版では国内版から何らかの追加要素が入っているようだ。となると、国内での『ファイナル ミックス』版のリリースが期待されるところだがはたして……。

 

 

 

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