HOME> ゲーム> SCEのプレスカンファレンスでPlayStation Moveモーションコントローラのデモプレイが披露
GDC 2010会期中の2010年3月10日(現地時間)に、ソニー・コンピュータエンタテイメントがアメリカのサンフラシスコでプレスカンファレンスを開催。その中で、プレイステーション3用新入力デバイス“PlayStation Moveモーションコントローラ”の詳細を明らかにした。PlayStation Moveはこれまでモーションコントローラの名前でアナウンスされていたもので、今回ついに正式名称が決定したことになる。これに合わせて、PlayStation Moveモーションコントローラとセットで使用するPlayStation Moveサブコントローラも発表に。どちらも発売は日米欧アジア各地域にて2010年秋より順次開始予定となっている。
「今日はすばらしいニュースを皆さんにお届けすることができ、非常に興奮しています」というSCEワールドワイド・スタジオ(SCE
WWS)のプレジデント、吉田修平氏の挨拶でプレスカンファレンスはスタート。同氏はPlayStation
Moveモーションコントローラについて「非常に正確で反応もよく、皆さんが求めていたとおりのものです」と語り、「カジュアル、コアユーザーの両方に使ってもらうことができるでしょう」とみずから太鼓判。またこの日は、GDC会期中のため数多くの技術者も会場を訪れてもおり、それらの人々に向けて「新しいゲーム体験を作ってください」とメッセージを送っていた。
続いて登壇したSCE
WWSのシニアヴァイスプレジデントのPeter
Dille氏は、PlayStation Moveを含めた今年のSCEの戦略を紹介。充実したタイトルラインアップと、PlayStation
Moveの登場で「プレイステーション3におけるゲーム体験がすべて揃う」と話した同氏だが、それに加えて今年のE3でサプライズがあるという情報も明らかに。当然、そちらの詳細については語られなかったが、SCEにはまだ隠し玉があることは間違いないようだ。
Peter氏からは、PlayStation Moveモーションコントローラの商品ラインアップも紹介された。PlayStation Moveモーションコントローラはプレイステーション3用カメラ“PlayStation Eye”と組み合わせて動作するため、ふたつをセットにした“スターターキット”が発売されることに。対応ソフトも同梱して、価格は100ドル以下を予定しているとのこと。さらに、上記のスターターキットにプレイステーション3本体を同梱した“アルティメットバンドル”も発売決定。Peter氏いわく、こちらのセットは「今年最大の戦略商品になる」という。なお、日本国内での発売に関してはどちらも現時点で未定となっている。
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▲すでに全世界で36社が参入を発表。そのなかには、カプコン、コーエー、KONAMI、スクウェア・エニックス、セガ、バンダイナムコゲームスなど日本のメーカーも。 |
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ステージ上では、PlayStation Moveモーションコントローラ対応タイトルのデモプレイもお披露目に。『GLADIATOR DUEL』(仮題)は、一人称視点の対戦武器格闘ゲームといった内容の作品で、モーションコントローラ2本を使ってプレイすることも可能。その際は、利き手側に持ったほうを剣、反対の手を盾に見立てて戦うことになる。冒頭で吉田氏が述べていた「非常に正確かつ反応もよく」という言葉どおり、剣による攻撃は上中下段に使いわけられるほか、腕の振りの大きさによって威力も変化している模様。盾もプレイヤーの腕の動きと完全にリンクして敵の攻撃を防御してくれるのだ。
『move party!』(仮題)は、EyeToyとモーションコントローラのいいところをひとつにしたような作品。自分自身をモニターに映し、体を動かして画面内のギミックにアクションを起こしていくという内容のカジュアルゲーム集となっており、ここではモーションコントローラの形状がさまざまに変化する。たとえば、指示されたとおりに枠を描きその中を塗りつぶすというミニゲームでは、画面に映っているモーションコントローラの外見が筆に変化。画面内のキャラの髪を刈るミニゲームではバリカンになったり、落下する小鳥を巣に戻してあげる際には扇風機のような風を送るマシンになったりと、バリエーションはさまざまだ。また、そのいずれもが違和感なく表示されているのも驚きで、画面だけ見れば最初からソレを持ってプレイしているかのようにも見えるだろう。
コアゲーマー寄り作品の雰囲気が感じられた『MOTION FIGHTERS』(仮題)は、リアルなグラフィックが印象的な対戦格闘ゲーム。前述した『GLADIATOR DUEL』同様、モーションコントローラ2本を使用し、それぞれを右手、左手に見立ててプレイする。基本はボクシングゲームのようにストレートやアッパー、フックといった技を使って相手をKOする内容だが、舞台となるのがストリートということで“ダーティーモーション”という、この作品ならではのシステムも。これを使うと、相手の首根っこを押さえて頭を殴り続けるといったケンカ殺法ができるのだ。もちろんモーションコントローラの動きもリンクしており、上記のとおりのモーションで操作する必要があるので、臨場感はバッチリ。
発表されたばかりのサブコントローラに対応したタイトルも紹介。『SOCOM 4』がそれで、TPS(3人称視点のシューティング)である本作では、モーションコントローラで照準移動および視点変更を、サブコントローラではキャラクターの移動を行う。エイミングがより直感的に行えるので、シューターとモーションコントローラ&サブコントローラの相性は非常によさそうだ。
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▲2009年の東京ゲームショウで披露された、モーションコントローラ仕様の『リトルビッグプラネット』も。ひとりがリビッツを操作し、もうひとりはモーションコントローラで障害物などを動かしながらゴールを目指すという内容だ。 |
カンファレンス終了後には、この日公開されたほとんどのタイトルを実際にプレイすることができた。もちろん取材班もプレイしてきたので、そのリポートは別記事にてお届けしよう。
[関連記事はこちら]プレイステーション3のモーションコントローラの詳細発表! サブコントローラも同時発売
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