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ライブイベント“平成東京”に、今井麻美、長谷川明子、又吉愛のユニット、DG-10が登場!

2010/2/1

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●イベント直後にトリオ・ザ・DS-10との合同インタビューも!

 

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 2010年1月21日、恵比寿リキッドルームにてバンドやDJ、アイドルなど、現在の日本を象徴するカルチャーに関するアーティストが出演するライブイベント“平成東京”が開催され、そこに声優の今井麻美、長谷川明子、又吉愛によるボーカル・シンセサイザーユニット、DG-10が出演した。

 

 DG-10とは、ニンテンドーDSでシンセサイザーを再現したソフト『KORG DS-10』などを手掛けた佐野電磁氏がプロデュースするユニット。今井麻美、長谷川明子、又吉愛らはそれぞれ、シンセサイザーの主要機能を表したVCO、VCF、VCA役になり、3人でひとつのDG-10というシンセサイザーになっているのがコンセプトだ。

 

 『VCO-VCF-VCA』の曲とともに入場してきたDG-10は、最初に自己紹介を兼ねたトークからスタート。それぞれ、VCO、VCF、VCAがシンセサイザーでどういう役割を担っているのかを紹介しつつ挨拶をしていると、又吉が突然「じつは私も愛称が欲しいんです!」と言い出す。それまで“またきち”、“あい”などと呼ばれていたが、いかにも愛称っぽいものがほしいと言っていると、今井から「“アイリー”がいいんだっけ?」と助け船が。「そ、そうなんですけど」とちょっと戸惑う又吉だが、観客から早速「アイリー!」と歓声が飛ぶと、又吉は「わ! わ!」と大喜びだった。
 

 トークのあとの1曲目は、名作アニメの主題歌をアレンジした『風の谷のナウシカ』。ビートの効いたサウンドにしっとりとしたボーカルを乗せ、おなじみの曲を披露した。2曲目は『ハイスクールララバイ』。ソロパートでは、“アッキー”、“ミンゴス”、“アイリー”とできたばかりの又吉の愛称を織り交ぜた掛け声で観客が大盛り上がりとなった。

 

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 続いて、佐野電磁氏と、同じく『KORG DS-10』の開発者である光田康典氏、岡宮道生氏の3人によるユニット“トリオ・ザ・DS-10”が登場。「トリオ・ザ・DS-10のミンゴスこと佐野電磁です。いや、デンゴスです(笑)」(佐野氏)と、持ち前の軽快なトークをくり広げるトリオ・ザ・DS-10だが、DG-10との共演はこれが初。続く『DG-10』ではトリオ・ザ・DS-10の3人が『KORG DS-10』で生演奏を披露しながら、DG-10の3人が歌を合わせるというライブならではのパフォーマンスが見られた。

 

 そして、4曲目となる『ワタクシタチハ』に続くトークの中で、「まだお伝えすることがあるんだよね」という今井の振りに、長谷川から「そうなんです! 今日は光田さんのお誕生日、そして19日は佐野さんのお誕生日なんです!」と言うと、『ハッピーバースデートゥーユー』の披露とともにDG-10のカラーである、赤、黄色、緑の花束が登場。誕生日ではない岡宮氏にも「日ごろからお世話になっているから」(今井)という理由で3人に花束が渡されるサプライズイベントも行われた。

 

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 そんなトークを経て、最後の曲である『ゴーストバスターズ』へ。観客からの「ゴーストバスターズ!」の掛け声で盛り上がるこの曲は、間奏部分で岡宮氏がギターにニンテンドーDSiをセットした秘密兵器による、ギターソロならぬ“DSソロ”(?)を披露。『KORG DS-10』の機能である、タッチに合わせて音程を変える“カオスパッド”を使い、ギターソロさながらのアドリブ演奏を見せつける。すると、横にいた今井もタッチペンを手に取り、岡宮氏のギターについたニンテンドーDSiで演奏をする連繋を披露。これには会場も大盛り上がり! その大歓声の中、DG-10、そしてトリオ・ザ・DS-10のステージは幕を閉じた。

 

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 その後、お笑いコンビ・エレキコミックのひとりであり、DJとしてもCDを発売している“DJやついいちろう”、RIP SLYMEの一員である“DJ FUMIYA”、『ファイナルファンタジー』などの曲をアレンジしたCD『LOVE SQ』にも参加している“DE DE MOUSE”の順にイベントは進み、満員の観客で大盛り上がりとなっていた。

 

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 なお、DG-10、トリオ・ザ・DS-10のステージ終了直後、6人にお話しを伺う機会があったので、そちらのミニインタビューをお届けしよう。なお、ご存知の方も多いと思うが、佐野電磁氏は非常に適当……ではなく、軽妙なトークをされる方。それを踏まえたうえで以下のインタビューをお読みいただければ幸いだ。


 

――イベント出演が終わった直後ですが、ステージに立った感想をいただけますか? まずは佐野さんから。

佐野電磁(以下、佐野) まさか花束をいただけるとは。申し訳なくて恐縮しきりでした。でも、無事に終わってよかったですね。
 

――お客さんの反応はいかがでした?

佐野 最前列のホットなところが後ろまで続いているとしたら、今年は紅白出演間違いなしですね!

一同(笑)

佐野 問題は……そのホットな部分が後ろ側まで続いていない可能性があるという。

岡宮道生(以下、岡宮) 暗かったからね(笑)。

佐野 そう、暗くて見えなかったから、いかんともしがたいという。僕も楽しませていただきました。


――では、岡宮さんは?

岡宮 DG-10の3人が間近で見れてうれしかったです。役得です!

今井麻美(以下、今井) そんな感想ですか(笑)。

長谷川明子(以下、長谷川) えええ!

岡宮 なかなか後ろ姿は見られませんから!
 

――ニンテンドーDSをセットしたギターがありましたが、これは今回のために用意されたんですか?

岡宮 あれは、以前行われたトリオ・ザ・DS-10のライブで初めて使った新兵器なんです。

今井 新兵器……。戦う気だ!

岡宮 ギター型DSiです。
 

――ネックの部分には意味があるんですか?

岡宮 それは秘密です。企業秘密。

光田康典(以下、光田) 謎に満ち溢れてる(笑)。

佐野 意味はあります。機能はわかりませんけど、意味はあります(笑)!

岡宮 うまい。さすが!

佐野 我ながらうまい言い回し。いまは出演も終わってだいぶ口がペラペラとね。

岡宮 さっきまでいっぱいいっぱいだったから(笑)。
 

――では、光田さんは?

光田 いつもは男性ばっかりでやっているので暑苦しいのですが、今日は涼しい感じでライブができましたね。また38歳の誕生日で最高の誕生日になりました。

今井長谷川又吉 おめでとうございます!

光田 ありがとうございます。
 

――今日(1月21日)が誕生日当日なんですよね?

光田 ええ、今日なんです。

今井 誕生日が、このイベントで……後悔はしてませんか(笑)?

光田 最高です。これを超える誕生日はないかなと思いますね。


――続いて今井さんは?

今井 DG-10の格好でステージに立たせていただくのはこれで3回目なんですが、何よりも私が扱いに困っていた赤いウィッグがリニューアルされまして。前のウィッグはふにゃふにゃとなっていたので、ライブ中に絡まったまま横でワサワサするという状況がよくあったのですが、今日はサラサラヘアーで歌えたのでとても気持ちよく歌えました。あと、トリオ・ザ・DS-10とのコラボをずっと懇願していたんです。「私たち3人もいいんですけど、トリオ・ザ・DS-10とのコラボをしたいですよね」と。冗談交じりの笑顔で本気モードで口説いていたんですが、ついに実現できたのでこれからはずっと6人でできたらいいなと。
 

――これからは6人ワンセットということで。

今井 ええ(笑)。

佐野 たまに衣装を交換したりしてね。

又吉 愛(以下、又吉) 見たーい、見たーい! でも、皆さん似合うと思いますよ。

岡宮 生足でスネ毛が見えるのなんてイヤですよ(笑)。

佐野 テレビの地上波放送は全部逃しますよ(笑)。

今井 でも、何かおもしろいことをやりたいなと思っています。
 

――では、又吉さん。

又吉 トリオ・ザ・DS-10といっしょにステージに立ちたいと思っていたんですが、実現するとは思っていなかったんです。それが急に決まったのですが、ものすごく楽しくて、これからも6人ワンセットを推していきたいなと。衣装も交換しつつスネも見せていただいて(笑)。

岡宮 スネ毛をね(笑)。

今井 でも、ギターすごかった!

又吉 そう!

長谷川 本物だったねー。

今井 ちょっと触らせてもらいましたけど、あれで本当に音が出るんですね。

岡宮 出るんです。でも、あんまり話すと企業秘密なので!

佐野 今井さん、初めてとは思えないくらい上手でしたよね。

又吉 えー、弾いたんですか!?

今井 うーんと、最初音が出なくて焦りましたけど(笑)。でも、すごく気持ちよかったです。

又吉 じゃあ、つぎはぜひ私にも!

佐野 つぎから3人ともギター持ちながら出るといいんじゃないですか?

岡宮 でも、これはギターに貼りつけるだけですからね。

又吉 ひどい(笑)。あれ、でも企業……。

岡宮 ああ、秘密です。秘密。

佐野 機能はね。機能は貼りつけるだけですけど、意味はあります(笑)。
 

――(笑)。長谷川さんはいかがでしたか?

長谷川 6人でできたのがすごいうれしかったです。DG-10の3人はかわいいイラストのキャラクターがいるので、今度は男性3人のキャラクターも作っていただいて、ジャケットにバンバンバンと描いていただくといいかなーって。

今井 いやー、実写でしょ。この3人は。すごいカッコいい写真撮りましょうよ。

長谷川 そっちかー。

岡宮 プロデューサー、止めるならいまですよ(笑)?

佐野 いやでも、いまおわかりのとおり、真のプロデューサーは僕じゃないですからね。あっちの3人ですから。僕らは完全に演者です(笑)。

長谷川 今回はDG-10を知ってくださってる人もいらっしゃいましたが、初めての方も多くいらっしゃったと思うので、今回をきっかけにどんどん興味を持っていただけるとうれしいです。

又吉 そうだね。いろいろな方に聴いていただけたらね。
 

――今後はこういったテクノ系のイベントに多く出られる予定があるんでしょうか?

佐野 呼んでいただければ! アニメ・ゲーム系とテクノ系って予想以上に共通項がありますから。でも、いわゆるテクノ系のイベントって、どうしても見た感じの華に欠けますよね。そういう意味でも、この3人をぜひとも呼んでいただきたいです。
 

――そこは6人の出演を希望して?

佐野 それは、真のプロデューサーに聞いてみないと(笑)。

長谷川 私たちはぜひお願いしたいです!
 

――VCO、VCF、VCA以外にトリオ・ザ・DS-10のお三方はどういう役割になるのでしょうか?

佐野 えーと。LED。ただ光るだけ(笑)。僕らは左からLED、LED、LEDですから。

岡宮 なんとなくぼんやり光ってるっていう。

佐野 「あ、電源ついたんだ」ってわかりますから。
 

――(笑)。具体的に今後のリリース予定などの展開はありますか?

佐野 まあ、今年は紅白に。……どうすれば出られるんですかね?

岡宮 そういう話だ(笑)。

又吉 あと海外に行きたいです。

佐野 海外ね。海外の紅白。

又吉 海外の紅白!?

光田 わけがわかんないよ!

今井 みんな、ざわざわしちゃったじゃないですか(笑)!

長谷川 あと、DG-10とトリオ・ザ・DS-10だけのライブもできたらいいですね。いろいろ演出も考えて。

佐野 ……絶対に油断ならないライブにしたいんですよ。オンリーライブはね。

今井 上から水が落ちてくるとか?

岡宮 「あ、DSが危ない!」みたいなね。

又吉 えー、そっちー?

岡宮 あと、絶対に笑っちゃいけない。

佐野 ○○してはいけない系ね。

岡宮 「佐野、アウトー!」って。

一同(笑)

今井 紅白じゃなくて、その裏番組じゃないですか!

佐野 でも、オンリーライブはやりたいですね。

又吉 映像とかもいっぱいどんどん使っていきたいです。

今井 または明日からの光田さんの遠征に私たちもついていくとかね。
 

――出張なんですか?

光田 オーストラリアに。

今井 海外ライブ、素敵。

佐野 トリオ・ザ・DS-10がコペンハーゲンのコスプレイベントに呼ばれたんですよ。

又吉 ほら、私たちコスプレみたいなもんですし。

佐野 どうやらコペンハーゲンだけじゃなく、北欧のいろんなところでイベントが開かれるらしいので、ツアーも組めるって話になったんですよね。

今井 本気で行きたい!

長谷川 パスポート作らなきゃ!

佐野 活気がすごくあるんですよ。コスプレ的にイチバン熱いのは、やはりマンガやアニメですが、ゲームにもどんどん広がっていますね。

今井 ついていきますよ!

又吉 海外行ってみたい。行ったことないもん。

長谷川 ないもん!
 

―― ……と言われていますが?

光田 ぜひぜひみんなで。

今井 言ったもん勝ちですからね。

又吉 録音してますから。

今井 この音源いただいて。

光田 マズい。「言ったでしょ」って言われちゃう(笑)。
 

――では、2010年は紅白と海外ツアーを目指すと。

佐野 ええ。あとフジロックフェスティバルとかもいいですね。

又吉 あー、行きたーい!

今井 大きいなあ(笑)。

岡宮 これは記事にしづらいぞ(笑)。

佐野 いやいや、言ったほうがいいですよ!

光田 そうですよ。言うとね、意外と実現するんですよ。

又吉 ロックインジャパンに行きたいです。っていうか観たいです!

佐野 あと、WIREとかもね。

又吉 行きたーい!

佐野 いや、あなたがたがこれ全部行ったら、声優業どうすんの(笑)。

又吉 でも、音楽のイベントにもどんどん出てみたいですね。

佐野 アウェイね。

今井 アウェイ!?

佐野 アウェイのイベントっていいですよね!
 

――え、そうですか!? ちなみに、今日は?

佐野 今日は僕の見えた範囲では、どホーム(笑)。ただ若干ですね、後ろのほうにかなりのキャズム(深い溝のこと)が!

岡宮 キャズムができてた!

佐野 ただ、それは楽しいんですよ。アウェイの中に、絶対に何人か刺さる人がいますからね。「知らないけど、なんかイイかも」っていう人が。
 

――2010年はそういう人にもアピールしていきたいと。

佐野 いろいろな夢ですね。

今井 夢というか野望というか。

佐野 とにかくどこでも行きたいっていう。

長谷川 なんでもやります!

今井 最終的に低姿勢(笑)。

光田 営業行きますから(笑)。

長谷川 でもいいですね。デパートの屋上とかでチビっ子に向かって。チビっ子に『KORG DS-10』を触ってもらうの。絶対おもしろいと思う!

又吉 なんかキャンギャルみたいですよね。「いかがですかー?」って。

岡宮 キャンギャル(笑)。大ざっぱな。

佐野 あー、じゃあDG-10のお三方にはお父さんを攻めていただいて。光田さんにお母さんを攻めていただきますんで。

又吉 あ、王子(光田さんの愛称)!

岡宮 お母さん担当ですから。

光田 いやいやいや(笑)。

佐野 ……そんな感じ?

岡宮 それ、まとめ? どんなまとめですか(笑)!

佐野 いやー、これが仕事だったら本当に楽しいですよね!
 

――あれ? お仕事じゃないんですか?

佐野 仕事です(笑)。ついつい忘れちゃうんですよね。
 

――ちなみに『GREEN SYNTHESIZER!』のあとのリリースは?

佐野 まだ決まっていないんです。何がいいですか?
 

――“グリーン”と来たら、“イエロー”、“レッド”と想像ができますが?

佐野 そうですねー。いろいろと意外なカバーをやりたいと思っているんですけど。

今井 光田さん、岡宮さんもぜひ曲作りしてください!

長谷川 そうですよー。DG-10をプロデュースしてください!

岡宮 わかりました。ね?(光田さんに向かって)

光田 え!

岡宮 あ! いま「どうぞどうぞ」みたいになってるじゃないですか!

長谷川 あー!

佐野 光田さんのスケジュール抑えるのはたいへんだからなあ。

岡宮 いま安易に返事できない状況ですからね。

佐野 冗談でも言えませんよね(笑)。

今井 録音してるのわかってて、一歩引きましたよね(笑)。

光田 いや、がんばり……たいと思います(笑)。

一同 濁した(笑)!

 

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(取材・文章:T.M photo:Daisuke Komori)


※DG-10公式サイトはこちら
※KORG DS-10 Blogはこちら

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