HOME> ゲーム> ミノワマンVS須田剛一氏! 『ノーモア★ヒーローズ 英雄たちの楽園』極秘対談
●超人ミノワマン、いずれゲームに登場の可能性も?
マーベラスエンターテイメントより2010年2月25日発売予定のプレイステーション3/Xbox 360用ソフト『ノーモア★ヒーローズ 英雄たちの楽園』。その“宣伝部長”に就任した総合格闘家/プロレスラーのミノワマンに、本作の見どころを聞いた。
▲2007年に発売されたWii用アクション『ノーモア★ヒーローズ』から画面のHD化などがなされている。 |
▲プレイヤーは“全米11位”の殺し屋トラヴィスとなり、上位ランカーたちを倒して1位になるのが目的。 |
――ミノワマン選手はこのたび『ノーモア★ヒーローズ 英雄たちの楽園』の宣伝部長に就任されたわけですが、心境はいかがでしょうか。
ミノワマン 宣伝部長をやるのは初めてなので、最初は(勝手が)わからなかったんですけど、うまくゲームの体感を伝えるのは難しいなと思いました。やってみないとわからない部分というのもあるので。
――ゲームをプレイされてみてどうでした?
ミノワマン 結構プロレス技が多かったので、僕自身レスラーとしても、プロレス好きとしても、楽しめましたね。
――ふだんゲームはプレイされるんですか?
ミノワマン よくやってます。(据え置きの)テレビゲームから(ニンテンドー)DS、ファミコンまで、昔からやってますね。波はあって、試合まえは我慢しますけど、試合が終わったら息抜きによくやります。
――どんなゲームをやられるんですか?
ミノワマン アクションから、長くやりたいときはRPG、アドベンチャーもパズルもやりますし、いろんなジャンルをやりますね。
――好きなゲームとかありますか?
ミノワマン アクション……うーん、でもいろいろ好きですね。最近やってるのは『逆転裁判』。いまは『2』まで行きました。レイトンさん(『レイトン教授』シリーズ)も持ってますよ。『不思議な街』はほとんどやったので、いまは『悪魔の箱』。あとはファミコンでは……『魔界村』(一同沸く)。『魔界村』とか『スターソルジャー』、『グラディウス』とかをちょくちょくやります。
――昔からやられているんですね。(パンクラスの)寮にいらっしゃったころも遊ばれていたんですか?
ミノワマン そうです。先輩とか、まわりのゲーム好きな人とよく対戦していました。
――『ノーモア★ヒーローズ 英雄たちの楽園』はゲーム中の世界観や登場キャラクターの個性が強烈なのも特徴ですが、そのあたりの魅力を、宣伝部長として語っていただけますか。
ミノワマン 細かい部分のキャラクターのファッションだったり、言葉づかいだったり、細かい部分でも笑える部分だったり、気になる部分がありますね。それと、どんどんトレーニングをして技を磨いていったり、マスクを拾ってプロレス技を覚えたり、自分が成長して、ランキングが上の敵を倒してあがっていくっていうところ、成長していくところがすごくおもしろいなと思いました。
▲クライマックスまでケレン味たっぷりの演出で彩られる。最初のステージからこのとおり。 |
――気に入ったキャラクターとかいましたか?
ミノワマン デストロイマンとか、レスラーっぽいキャラクターでおもしろいと思ったんですけど、意外と卑怯な感じの奴で。デスメタルも、ふつうのゲームだったらボスで出てくるような奴がいきなり10位だったので、ちょっとびっくりしました。3人に分身したりするところも驚きましたね。
▲これがデストロイマン。暗殺者たちは個性ありすぎ! |
――ミノワマン選手のオススメの部分を教えてください。
ミノワマン ただ相手を倒していくだけではなくて、トレーニングで成長していく部分とか、謎解きっぽいところがあったりするのもおもしろい。飽きないですね。
――もし超人ミノワマンが悪の殺し屋と戦うとしたらどんな感じに戦いますか?
ミノワマン 基本は素手で、リングコスチュームを着て、(パンチの)ワンツーと蹴り、自分の戦うスタイルそのままで戦わせたいですね。銃や刀はかわすけど、武器は素手のみというキャラクターを作りますね。あ、あと途中でアイテムとして(総合格闘技用の)グローブを取りたいです。
――年末の試合への抱負をおうかがいしたいのですが。
ミノワマン トレーニング内容はいま自分を伸ばしているものなのでお答えできませんが、対策の練習はやってますね。対戦相手(ソクジュ)の研究もビデオなんかで進めてます。現実の自分もゲームと同じように成長させて、自分のいちばんいいコンディションで、気持ちを本気に持って行き、確実に勝ちに行きたいと思います。ぜひゲームファンの方も応援してください。がんばります。
――では最後にいま一度、ゲームの宣伝をお願いします。
ミノワマン 自分を成長させて強い相手と戦い、10位からひとりずつ倒してランキング1位を目指すゲームです。僕もランキング1位を目指してやっていきたいので、皆さんも自分(のキャラクター)を成長させて、1位を目指してがんばってください。
▲決して多弁ではないが、質問に対する真剣さはガチンコ。 |
ゲームに対しても真剣で、質問に対して真摯に答えてくれたミノワマン。マーベラスエンターテイメントの広報さんに聞いたところ、宣伝部長としての今後の活動としては、ポスターに登場したり、発売近辺ではイベントなども計画中とのこと。
そんなインタビュー後に登場したのは、本作の大本であるWii版『ノーモア★ヒーローズ』の生みの親である、グラスホッパー・マニファクチュアの須田剛一氏。本作には監修として参加している(本作の開発はフィールプラス)。プロレス好きとして知られ、開発者としても『スーパーファイヤープロレスリング』シリーズのディレクターでもあった須田氏と、“リアルプロレスラー”ことミノワマンによる対談のスタート!
かつてミノワマンが所属したパンクラスにも注目していたが、競合していた総合格闘技系団体リングスが好きだったという須田氏。パンクラスも見ていた須田氏は、総合格闘技のリング上でプロレス技のパイルドライバーをくり出すミノワマンを見て、度肝を抜かれたそう。
「これは総合の試合じゃなくて、プロレスだなと思ったんです」。須田氏が小さいころに見た、総合格闘技のはしりである、プロレスの延長としての異種格闘技戦の香りを嗅ぎつけたのだ。これに対して「僕は(パンクラスに)プロレスだと思って入団したんです」と返すミノワマン。プロレス好きのまま成長し、プロレスラーになるつもりで“ハイブリッド・レスリング”を標榜した格闘技団体パンクラスに入団。ミノワマンにしてみればその当時から、純然たる総合格闘技興行で戦う現在に至るまで、ずっとプロレスの歴史の延長のつもりなのだ。その後も、プロレスネタですっかり意気投合したふたりはヒートアップ。
▲ミノワマンとの邂逅を楽しみにしていたという須田氏。 |
新生UWF(編注:プロレス系格闘技団体)分裂時の「これからUWFはどうなってしまうんだ!」という心の叫び、そしてそれについて語り合う仲間の少なさといった、往年のプロレスファンにしかわからない悩みを披露し、共感しあうふたり。
「僕はプロレスゲームを作るほうに行って、ミノワさんは戦うほうに行ったわけですね」(須田氏)。つまり、ふたりは同じカードの裏表のようなものである。「プロレスのアツさを伝えてやる!」という過剰な情熱が、ひとりをゲームクリエーターにし、ひとりを総合格闘技のフィールドでプロレスの素晴らしさを伝道する超人ファイターにしたのだ! ……って、この対談、プロレスちょっといい話ってこと? まぁともかく、この出会いは必然だったのかもしれない。
▲プロレスに対する思いを語り合うミノワマンと須田剛一氏。 |
須田氏がゲーム中に登場するプロレス要素を説明して、「“サンダー龍”という元プロレスラーのキャラクターがいまして」と言うと、ミノワマンが「ファイヤープロレスリングに出てました?」と即座に反応するなど、もはや息は完璧。というか、『ファイプロ』もやっていたのかミノワマン! その後もトークはもり上がり、須田氏からは「できればゲームのなかにミノワマン選手に登場してほしいな」との発言も飛び出した。グラスホッパー・マニファクチュアのゲームにミノワマンが登場する日が、いずれやってくるかもしれない。なお、対談の映像がファミ通WAVE DVDのブログに近日中にアップされる予定なので、気になる人はそちらもチェックしてみてほしい。
▲ゲームを舞台にタッグ結成ということになるかも? |
ミノワマン出場!
FieLDS Dynamite!!
■会場/さいたまスーパーアリーナ
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※『ノーモア★ヒーローズ 英雄たちの楽園』の公式サイトはこちら
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