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RPGの元祖『ウィザードリィ』がプレイステーション3で復活

2009/11/26

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●まだ見ぬ財宝、モンスターを求めて迷宮を探索せよ

 


 ‘81年にPC用タイトルして登場し、完成されたシステムでコンピューターゲームにおける、RPGの礎を築いた『ウィザードリィ』。誕生から20年以上経ったいまもなお、多くのRPGファンから支持され続けている本シリーズの最新作が、プレイステーション3という新世代機で登場する。

 2009年12月9日よりPlayStation Storeでダウンロード販売される、アクワイアの『ウィザードリィ 囚われし魂の迷宮』は、シリーズ第1作目を彷彿とさせる作品だ。最先端の技術によるグラフィックのクオリティーアップはもちろん、肉づけされてより重厚になったストーリー、数多くの新システムなど、大幅な進化を遂げているのだ。オリジナル版を知る人はその変化に驚き、初めての人はより充実した形で元祖RPGに触れられることになる本作。こちらの記事では、ゲーム序盤の進めかたとともに、本作の見どころを紹介していこう。


豪華制作陣にも注目!!

本作のメインイラストを手掛けるのは、ファミコン版、スーパーファミコン版から『ウィザードリィ』シリーズに携わる末弥純氏。キャラクターデザインはオンラインゲームの作画などを担当している隼優紀氏、テーマ曲には伊藤賢治氏を起用している。さらに、新人アーティストの凪矢彩夏氏のデビュー曲『きみのために』をイメージソングとして採用!


▲最新ハードで生まれ変わった『ウィズ』。新たな出会い、冒険が待っている!

 

<ストーリー>

紀元前200年ごろ。創造神アヴルールの生み出した神龍の血を引くドラグーン族は、卓越した魔法と文明で繁栄を極め、世界を支配していた。
 

しかし、ドラグーン族はみずからの驕りにより、その文明や高度な魔法技術とともに滅び去る。その後、幾多の戦乱が続いたが、アザルス大陸に誕生したダルア皇国によって、アザルス大陸は統一され、ここにアザルス歴元年が始まった。

だが、アザルス歴100年に、そのダルア皇国も王の乱心により瓦解。それ以降、“アィメント王国”、“クォパアィ法制院”、“ハーサント連邦”の三大国家によって大陸は統治され、安定期に入った。

 

人々は争いのなくなった平和に満足した。

だが、ここにきて、遥か昔……神話の時代、天使によって封じられたと伝えられていた怪物の類が頻繁に現れるようになる。また、妖魔妖獣ばかりか“古き者ども”と呼ばれ恐れられる悪魔までもが、アザルス大陸各地で目撃された。

 

ある賢者は「古き者どもを封じていた何かが力を失いつつある」と言い、ある占い氏は「世界の均衡」が崩れ始めた」と語る。だが、誰ひとりとして正確な答えを持つ者はいない。

 

平和を甘んじながらも異形の者たちの影に怯える生活。そんな人々の中から、ドラグーン族が残した財宝を捜す者や、恐ろしい怪物を退治することで報酬を得る者たちが現れた。尋常ならぬ判断力を持ち、体術や魔術を繰り、幾多の困難に立ち向かう彼らを人々は“冒険者”と呼んだ。

 

また、安定期に人が戦いを忘れて堕落することを恐れた王は、国民を鍛えるために修練場を設けた。しかし、これは冒険者の格好の修練場となり、王国は国の内外にいる冒険者であふれかえることとなる。そして、王の失踪……。

 

プレイヤーは修練場に眠る至高の宝を狙いつつも、王国内で起きている大きな闇へと巻き込まれていく。
 


 ゲームをスタートして最初に行うのが、『ウィザードリィ』シリーズの伝統で、醍醐味のひとつとも言えるキャラクターメイキング。オリジナル版同様、各ステータスに振りわけられる“ボーナスポイント”は、キャラを作成した際にランダムで決定する。高い数値が出るまでひたするトライをくり返すのもいいし、潔く最初に提示されたポイントでやりくりするのもいいだろう。ただ、従来までのシリーズと大きく異なる点として、本作には“主人公”キャラクターというものが存在する。主人公に指定したキャラはパーティーのリーダーとなり、加えてストーリーも選択したキャラによって変化。くり返し遊んでも、新たな出会いや発見が得られる作品となっているのだ。
 

▲主人公の選択場面。パーティーのリーダーにもなるので、お気に入りのキャラを選択しよう。なお、主人公として選択できるのは以下の5種族。各種族とも男女の性別が用意されているので、計10人の主人公が存在することになる。


<主人公キャラクター一覧>

人間

クリス(CV.新垣樽助)

父親が事業に失敗して家財の一切を没収されたが、両親のために何とかしてもお家を再興できるよう努力する一人息子。貴族として政治・経済に頼るのではなく、己の腕一本で名声とお金を稼ぐ為に冒険者家業に乗り出した。エルフの姫君を助ける騎士譚の様なロマンスに憧れる。

オデッタ(CV.浅川悠)

中流階層の商人の家に生まれ、多くの兄弟の中で育ったため、中途半端な階層での弱肉強食の怖さを知っていて、上流階級にならなければと思い立って冒険者の道を選んだ。身なりが派手なわりには礼儀正しく、知識も豊富で狡猾とも取れる計算高さを持つ。じつは密かな乙女趣味。

エルフ

バーン(CV.細谷佳正)

魔法学院に特待生として入学し、卒業後も研究生となった。本草学を研究しているが、特に菌類の研究がお気に入りであり、ダンジョンに生えているキノコなどを捜して、フィールドワークがてらパーティーを組んで冒険に出ている。非常にクールで、あまりものごとに動じることはない。

リンド(CV.小野涼子)

華やかな町の生活に憧れて魔法学院に入学を志願して質素なエルフの森を出てきたが、その生活費の格段の差に焦り、質素・倹約を旨とする生活習慣が身についた。一方で、人にたかれる限りはたかる主義。非常に感情的でやや論理性に欠けるところも。

ノーム

エルノ(CV.中村俊洋)

夢はビショップとなることで、そのために魔法学院に入り、神学系の勉強も欠かない。家を任せられる兄や姉がいるおかげで、好き放題できる次男坊だが、それ故に学費を自分で稼がなければならないため学生と冒険者家業を兼任している。始終考えごとをしていて、上の空になっている。

ディア(CV.清水愛)

王国の神学校を好成績で卒業して、とくに聖歌の成績がよく在学中は歌姫的扱いをされた経緯を持つ。王室聖歌隊への就職の話もあったが、ビショップを目指したいという本人の意思もあり、その話を蹴って冒険者となっている。おっとりとした性格であり、かなりの天然系。

ドワーフ

ペグマ(CV.大塚明夫)

元々おとなしい性格だが、村を襲った外敵と戦うためにやむを得ず武器を取り戦士になった。顔に傷を負い、両親も亡くしてしまい心機一転して故郷を離れ、見知らぬ土地で貴金属細工の店を出そうと考えて町に来る。本当は戦うことよりも、貴金属細工やガーデニングなどを楽しみたい。

ニア(CV.佐藤利奈)

“本来ドワーフに性別はなく、ドワーフの女は昔錬金術師によって作られた人造人間である”という説を解明するために旅をしている。幼いころの記憶がなく、家族がいた憶えもない。なにごとも笑って済ませるが、その裏には、自分が作り物ではないか、という恐怖が潜んでいる。

ポークル

ボリス(CV.山戸めぐみ)

5人の姉とふたりの従姉に囲まれて育ち、いつも使い走りにされていたために女性が苦手になってしまった。こんな家出て行ってやると思った矢先、男なんだから家に居つくことを考えないで世界を見て来いと言われて冒険社になってみた。

アッシュ(CV.浅井清己)

流行病で幼いころに両親と優しい姉を失い、その後孤児院で生活をすることに。孤児院のシスターに、アジュールという名前が幸運の宝石“ラピスラズリ”の別名であることを知り、自分の不幸を恨み、幸運をつかみ、さらにはその名の宝石を得るべく孤児院を飛び出す。

 

▲主人公キャラクターを選択、ステータスを決定。その後、各キャラごとのストーリーがスタートする。

 

▲すぐに迷宮へ足を運ぶのはあまりに危険。まずはギルドへ足を運びパーティーを作成するのだ。さまざま職業が用意されているので、種族との相性も考えて、コレ! と思う組み合わせを作ろう。

 

▲備えあれば憂いなし。道具屋へ立ち寄って、アイテムなどを購入しておけばより安心して迷宮の探索が行えるだろう。


 ゲームのメインとなるのは、迷宮の探索。一人称の3D視点で表現された迷宮内には、数多くの凶悪なモンスターが徘徊しており、ときにはトラップが仕掛けられていることも。プレイヤーは、それらの危険をくぐり抜けながら迷宮の最深部を目指すことになるのだ。また、探索をする際にギルドでクエストを受けておけば、依頼目標を達成した際に報酬を得ることもできる。クエストは物語の進行具合に合わせて追加されるほか、レベル上げたり一定条件を満たすことで追加される場合もあるので、ギルドへはこまめに足を運んだほうがいいだろう。
 

▲ギルドにはさまざまな人からの依頼が届いている。最初は腕試し程度の軽い内容で報酬もわずかなもの。しかし、実績を積めば大口の案件が飛び込んでくるようになるだろう。

 

▲いよいよ探索開始! 序盤はまだまだ敵の能力もそれほど高くないが、油断は禁物だ。また、たとえ敵を倒しても、宝箱のトラップなど危険はあらゆるところに潜んでいる。

 

呪文で大ダメージを狙え!

▲キャラの職業によっては呪文を放つことも可能。プレイステーション3の美麗な映像で描かれるエフェクトの数々は必見!

 

戦いを有利に進めるスキルの数々

▲各職業ならではの特殊行動が行えるスキル。攻撃以外に回避やアイテム鑑定など、その効果はさまざまだ。

 

▲探索を終えてギルドに戻ると、新たな依頼が舞い込んでいることも。高報酬の依頼は同時に危険を伴うことになるが……。

 

物語に深く関わるキャラクターたちを一挙紹介

迷宮の探索を進めるうち、プレイヤーはこの国のさまざま住人と出会うことになるだろう。ギルドでの依頼主でもあれば、なにかしらの企みを持って接近してくることも……。ここでは、その一部を紹介しよう。

クラウス
(CV.森田順平)

シスターサマンサ
(CV.佐藤奏美)

オークリー・アイアンハンド
(CV.納谷六朗)

 

 

 

オールバックに、手入れの行き届いた口髭、切れ者の執事的な印象を与える細い顔。沈着冷静であり、誰も驚いた顔を見たことがないというほど。自分の生活のすべては王太子(現国王)のためにあると考えている。

ディメントの神学校で勉強したあと、修道院に入りそこで修行を積む。その後、院長の勧めもあってカント寺院の外来司祭として就任する。おっとりとしており、話しているだけで癒されるような慈愛あふれる性格。

昔の冒険で左腕を失っており、左肩から先が金属製の腕になっている。切れ長のつり目気味の顔立ちをしている。灰色のローブをまとい、店主というよりは研究者風に見える。

 宿屋のマリア
(CV.藤間ゆかり)

酒場のブーザー
(CV.楠見尚己)

シーイン
(CV.細野雅世)

 

 

 

非常に明るく、チャキチャキとモノをこなしていく宿屋夫婦自慢の看板娘。器量よしという言葉が似合う町娘だが、年ごろの娘らしくオシャレもしたいと思っているが、親に迷惑をかけたくないので口に出せずにいる。

とある冒険で現在の妻と出会って冒険者家業を辞め、ギルドで働くことに。かつての手腕を惜しいと思う者たちから仕事の依頼が舞い込むようになり、いつしか冒険者と依頼主の仲介をする斡旋行を行うようになった。

故国アラシュスタンの大貴族の子女だったが、天変地異による国家の崩壊の混乱で、住民を引き連れてディメントに亡命。亡命者であるということ、王に大切に扱われているということもあり控えめな生活をしている。

ディメント5世
(CV.秋元羊介)

ディメント6世
(CV.石井真)

大臣グレゴール
(CV.小形満)

 

 

鋭くきつい目つきとは裏腹に民を安んじ、貿易を取り仕切り、治安維持にも精を出す名君。功には必ず報いるをモットーとしており、そのモットーゆえに亡命してきたシーインを王国内に住まわせ、今日の悲劇を生み出してしまったとも言われている。

ディメント王国の王太子。見聞を広めるために行った留学から帰国直後に、父王失踪の事件が発生し、急遽王位を継ぐことになった。感情に任せた政治は行わず冷静に情報を分析し、王位を継いでからはディメントの交易収入を増収させた。

魔法学院を卒業後、政治貴族の秘書官となり、その後、その政治貴族にくっつく形で地位を固め、下級の大臣の位を得た。ナイアルラトホテップを信仰する集団と接触する機会があり、その後入信し、今回の事件に参画することに。




●探索は終わらない! コレクション要素、ダウンロード配信も充実

 本作の楽しみは迷宮の探索だけではない。道中で出あったモンスターはすべて図鑑に登録され、コレクションすることが可能なのだ。いまだ見ぬモンスター、アイテムのコンプリートを目指すのは、やり込み派のプレイヤーにとってはたまらない要素だろう。さらに、ダウンロードコンテンツも充実。入手しにくい、レアな武器や防具の配信に加えて、配信専用のダンジョンも用意。本編をクリアーしたあとも、まだまだ冒険は終わらないのだ。
 

▲迷宮内のすべてのモンスターと出会い、倒すことができるか!?

 

▲オンラインで配信されるオリジナルダンジョン。最強の敵を求めるもよし、最強のアイテムを探索するもよし。用途に合わせた迷宮を購入することが可能だ。



『ウィザードリィ 囚われし魂の迷宮』
■機種:プレイステーション3(ダウンロード配信タイトル)
■メーカー:アクワイア
■発売日:2009年12月9日予定
■価格:2000円[税込]
■ジャンル:RPG
■プレイ人数/1人
■CERO:15歳以上対象


※『ウィザードリィ 囚われし魂の迷宮』の公式サイトはこちら
 

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