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サガ20周年記念プレミアムファンイベントが開催

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●伊藤賢治氏によるミニライブも

 

 1989年に最初の作品『魔界塔士 Sa・Ga』がゲームボーイ初の本格派RPGとして人気となり、以降数々の続編やリメイク版が発売。今年で20周年を迎えた『サガ』シリーズ。これを記念して、2009年11月1日に“サガ20周年記念プレミアムファンイベント” が開催されたので、その模様をお届けします。

 

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▲イベントには、応募者から抽選で選ばれた200名の『サガ』ファンが招待された。

▲会場では、小林智美氏の原画の展示や20周年記念関連グッズの販売なども行われていた。

 

 イベントのメインとなったのは、『サガ』シリーズ歴代の開発スタッフによるトークショウ。シリーズ20年の歴史を、“黎明期” 、“成長期” 、“円熟期” 、“現在” の4つに分け、当時の思い出話などを交えつつ振り返った。

 

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 オープニングトークは、『魔界塔士 Sa・Ga』のグラフィックを担当していた時田貴司氏と、ニンテンドーDSで発売されたばかりのシリーズ最新作、『サガ2秘宝伝説 GODDESS OF DESTINY』のプロデューサー三浦宏之氏。タキシードでばっちりキメた時田氏は、そのままメインMCも務めた。

 

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 登壇したのは、『サガ』シリーズ総合プロデューサーの河津秋敏氏と『サ・ガ2 秘宝伝説』企画担当でニンテンドーDSの『サガ2秘宝伝説 GODDESS OF DESTINY』でも監修を担当した田中弘道氏。『魔界塔士 Sa・Ga』がたった9人のスタッフで作られた作品であることや、ハードの容量的な制約が多く、極限までセリフを削った結果「最終的にボスが“しね” しか言わなかったり、しゃべらなくなってしまうキャラクターが生まれたりした(笑)」(河津氏)など、黎明期ならではの逸話を明かし、会場を大いに盛り上げた。

 

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 河津氏に加えて、『ロマンシング・サガ』からシリーズのイラストを担当しているイラストレーターの小林智美氏と、グラフィックデザイナーの渋谷員子氏を迎えてのトーク。『ロマンシング・サガ』で初めてゲームの仕事をしたという小林氏が「河津さんから送られてくるキャラクターの設定が本当に2〜3行程度で、中には名前だけしかないものもあって戸惑いました(笑)」と当時を振り返ると、河津氏は「そういうものだと思っていました(笑)。イラストレーターさんに好きに描いていただいたものを見てから、いろいろ決めていくっていう」と、イラストから設定などを詰めていく河津流の手法を語った。そして小林氏のイラストをもとに数々の芸術的なドット絵を作り上げた渋谷氏は「意識したのは、智美さんの色使い。当時としては派手な色の使い方でしたけど、智美さんらしさが出せたと思う」とのことで、これに小林氏も「私の色が出ていて嬉しかった」と応えた。

 

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 小林氏、渋谷氏と入れ替わりで、デザイナーの高井浩氏が登壇。「投げやりなゲームだなあと思いました(笑)」と『サガ』シリーズの印象を語ったかと思えば、「ハードが新しいものに移るたびに、フル3Dだのって余計なことばっかりするんですよ(笑)。メモリーと色数がちょっと増えるだけでいいのに(笑)」と絶好調。ユーモアたっぷりに当時の苦労を語った。また、時田氏に「『サガ』シリーズにプロレス技を持ち込んだ男です」と振られると、「ローリングクレイドルが自分の最高傑作」と答え、会場を沸かせていた。

 

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 河津氏に加えて、田中弘道氏、三浦宏之氏、そして『サガ2秘宝伝説 GODDESS OF DESTINY』のデザイナー小林元氏が登壇。リメイクに関して、「最初は女性のキャラクターがみんなおなかを出していて(笑)」(田中氏)、「オリジナルのよさを残しながら、新しい形を見せたかった」(三浦氏)といった話題で盛り上がった。そしてこのトークの途中から、コンポーザーの伊藤賢治氏が参加。当時の様子や、植松伸夫氏との思い出話を披露した。

 

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 トークショウの最後には、『サガ』シリーズの今後についても触れられ、「ファンからのリクエストが多い『ロマンシング・サガ2』のリメイクも含めて、シリーズ作品のリメイクや新作もできたらいいなと考えています」(河津氏)といった展望が語られた。

 

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 トークショウに引き続いて行われたのが、伊藤賢治氏によるミニライブ。ピアノソロによる“『サガ』シリーズテーマメドレー”に始まり、保科由貴氏(バイオリン)と太田光宏氏(ギター)を加えた“『ロマンシング・サガ2』メドレー”や“熱情の律動(more tango)”が披露された。伊藤氏自身も初演奏という楽曲やアレンジが多く、まさにプレミアムな内容で、最後は鳴りやまない拍手に伊藤氏が"オープニングタイトル"のピアノソロで応え、ライブは終了となった。

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