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『アーケード ファイト スティック トーナメント エディション for Xbox 360』スティック捜しの旅に終止符!

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●ボタン配置からして合格!

 

 2009年10月22日にMSYより発売予定のXbox 360用周辺機器『アーケード ファイト スティック トーナメント エディション for Xbox 360』。このアーケードスティックを、週刊ファミ通、ファミ通.comにて『ストリートファイターIV』(以下、『ストIV』)など対戦格闘ゲームの攻略記事を担当した編集者、豊泉三兄弟(次男)が最速レビュー!

 

 三度の飯より『ストリートファイター』が好きな豊泉三兄弟(次男)です。おもにアーケードで対戦格闘ゲームをプレイしている筆者としては、家庭用でもできるだけアーケードに近い感覚でプレイしたいとつねづね考えており、これまでにさまざまなアーケードスティックを購入しては試してきました。そんな筆者のスティック捜しの旅に終止符を打ってくれそうなアーケードスティックがついに登場します。それが、MSYより発売されるXbox 360用周辺機器『アーケード ファイト スティック トーナメント エディション for Xbox 360』です。これは、海外で発売されていた、Mad Catz社製のアーケードスティックの国内向け仕様。Mad Catz社製のアーケードスティックといえば、『ストIV』プロデューサーの小野氏が監修し、格闘ゲーマーからの評価の高い代物なのです。

 

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▲ボタンの配置は、VEWLIX筐体と同じ右肩上がり。ボタンに手を置いても余分なボタンが右手に当たらない。

 

 まず、MSYより届いた箱を開けてみて目についたのが、右上がりのボタン配置です。そう、これはアーケード版『ストIV』などに使用されているVEWLIX筐体のレイアウトそのものなんですね。これがいかに重要なことなのかは、熟練したアーケードゲーマーほど理解していただけるのではないでしょうか。どんなに質のいいパーツを使ったとしても、使いなれたアーケード筐体とボタン配置が異なっていたら、すべてが台なしになってしまいますから。VEWLIX筐体とボタン配置が同じスティックはこれまでになかったので、もうこれだけでも合格点をあげてしまいたいほど! そしてつぎに気になったのが、スタートボタンとバックボタンが背面に設置されているところです。これは、ゲームプレイ中にエキサイトして、スタートボタンを誤入力してしまうことを防ぐための処置。アツい対戦に水を差す原因となる誤入力がなくなるのは、すごくうれしい仕様です。こういった細かいところにまで気を遣っているのは非常に好感が持てますね。

 

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▲誤入力を防止するボタン配置。ただ、スタートボタンを使用するときは若干慣れが必要になるかも。

 

 さっそく箱から取り出そうとしてアーケードスティックを手に取ると、“ズッシリ”とした重さが伝わってきました。なんと約3キロもの重さがあるとのこと。この重量と本体裏にある厚めのゴム足がバツグンの安定感を生み出しています。実際にプレイするとはっきりわかるのが、これまで国内で発売されてきたスティックでは本体の滑りが気になることが多かったのですが、MSYのスティックはピッタリ机に張りついている感じで、激しいコマンド入力をしてもまったく滑らないほどです。もちろん、国内のものでも滑りがあまり気にならないスティックもありましたが、MSYのスティックは、それをさらに上回る安定感なんです。これはぜひ体感してほしいですね。レバーの感覚は、若干堅めで、斜め方向にもしっかり入る印象。また、くるくると回すと“カチカチカチ”というアミューズメントスポットでよく耳にする音が鳴って、小気味いい。一方、ボタンを押したときは言葉で伝えにくいのですが、カチャカチャ、パチパチという安っぽい感じではなく、トントンというしっかりした感覚。もちろん、ボタンを押したときの安定感にはすばらしいものがあります。これらはアーケード筐体のパーツとして定評のある三和電子製のレバーとボタンの採用に加え、分厚い天板のおかげですね。

 

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▲天板がレバーとボタンを支えている(はめ込む)ので、天板の分厚さは安定感を生み出すうえで非常に重要になる。

 

 ここで実際にMSYのスティックを使って『ストIV』をプレイしていると、いつも使っている家庭用スティックとまだ何か違う感覚が。プレイを止めて手元に目をやると……その感覚は手首にありました。本当に微妙な違いなのですが、MSYのスティックは本体手前に傾斜が設けられているのです。え? だからどうしたって? 本当に些細なことかもしれないけど、じつはコレ、VEWLIX筐体と同じ傾斜なんです。アミューズメントスポットで『ストIV』をプレイするときと同様、傾斜に沿って手首の位置を下げられるようになっているんですね。そのため手首を自分好みの位置に下げて調整できます。それに、本体手前部分が手首に当たって気になることもないと思います。

 

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▲本体手前にはVEWLIX筐体と同じ傾斜が設けられている。スティックに手を添えても本体手前の角が邪魔にならない。

 

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▲レバーの入力をXbox 360の左右スティックへと変換する切り替えスイッチや、2段階の連射機能、そして誤入力を防ぐためのロック機構など、便利な機能も備えつけられています。

 

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▲コードを背面に収納できるので、持ち運びにも便利。

 

 MSYのアーケードスティックは、このように細部までアーケードのVEWLIX筐体が忠実に再現されています。アーケードでVEWLIX筐体になじみのあるコアなプレイヤーほど、その再現度の高さに納得がいくのではないでしょうか? もちろん、MSYのスティックを使ったからといって、とたんに連続技をミスしなくなるとか、対人戦で負けなくなるといったことはありませんけれど(笑)。でも、『アーケード ファイト スティック トーナメント エディション for Xbox 360』を使うことで、アーケードとほとんど同じ操作感覚でゲームプレイ、そしてテクニックの練習ができるわけです。もう、「技が出ないのは家庭用スティックが……」とか「アーケードの筐体じゃないから」などという不満は解消! MSYのスティックはそれくらいのすばらしい完成度と使用感があります。

 

また、既報のとおり『ストIV』の続編である『スーパーストリートファイターIV』の発売がカプコンより発表されました。これを受けて「これからはアーケード版だけでなく家庭用も本格的にプレイしてみよう」と思ったアーケードゲーマーもいると思います。そういった人たちにこそ、今回紹介した『アーケード ファイト スティック トーナメント エディション for Xbox 360』をオススメしたいですね。

 

 

【アーケード ファイト スティック トーナメント エディション for Xbox 360】

対応機種:Xbox 360

発売日:2009年10月22日発売予定

価格:18000円[税込]

 

※ MSYの公式サイトはこちら

 

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