HOME> ゲーム> 水樹奈々ら豪華声優陣が『ピースウォーカー』を語る!
●大塚明夫、杉田智和、井上喜久子ら“ありえない”ほど豪華なキャストがズラリ
ついに最終日を迎えた東京ゲームショウ2009。KONAMIブースのトリを飾ったのは、連日小島秀夫監督が出演していた2010年発売予定のPSP(プレイステーション・ポータブル)用ソフト『メタルギア ソリッド ピースウォーカー』(以下、『ピースウォーカー』)のステージイベントだ。これまでの3日間も新川洋司氏らをゲストに迎え、『ピースウォーカー』の魅力や世界観、キャラクターなどをアピール。通路を埋め尽くさんばかりの人だかりができていた。が、本日(2009年9月27日)に行われた本イベントでは、本当に人が通路をすべて埋め尽くしてしまった。それもそのはず、『ピースウォーカー』に出演している超豪華声優陣が登場。スネーク役の大塚明夫、ミラー役の杉田智和、ラ・パス役の水樹奈々、チコ役の井上喜久子という、2度と実現しないのではないかと思ってしまうほどのキャストが一堂に会したのだ。
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▲イベント開始30分まえから身動きができないほどギッシリとファンが詰めかけた。 |
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「ヒデちゃ〜ん」という観客からの呼びかけで登場した小島監督自身もこの豪華な面々を前に興奮気味。そのあとキャストが順々に壇上へあがってくると、観客は一気にヒートアップ。とくに水樹奈々への歓声といったら、記者が今回の東京ゲームショウで耳にしたどんな歓声よりも大きかった。イベント自体はこれまで行ってきた内容を踏襲しつつ、スペシャルゲストたちが自身のキャラクターや物語についてざっくばらんに語るという形で進行。ずっとスネークの声を担当している大塚明夫と小島監督、大の『メタルギア ソリッド』(以下、『MGS』)シリーズのファンという杉田智和のマシンガントークに、観客は休む暇がないほどだった。
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▲『MGS』だからこそ実現した豪華キャスト。 |
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「(スネークの声で)「待たせたな」。本作はネイキッド・スネークが主人公。『MGS3』から10年。この10年は(スネークにとって)“たかが10年”では決してありませんでした。ザ・ボスが死んで天衣無縫と感じられたスネークが、より大人になっています。ソリッドとはひと味違い、人間くささをださなきゃならないと思って取り組みました」(大塚)
「皆さん体験版プレイしましたかー? 体験版では僕(ミラー)がいっぱいしゃべっています。操作説明から何から何まで僕がしゃべっています。つねにミラーといっしょ。どこでもいっしょ、ですね。あれ、なんかどこかで聞いたことが……(笑)。ミラーはスネークにとって相談役でもあり、命令を受ける役でもあり、年齢が離れていても親友のような不思議な立ち位置の人間として登場します」(杉田)
「台本をいただいたときに、バーッと最後まで読ませていただいたのですが、本当に泣けますし、最後には驚くべきことが……。言いたくてたまらないのですが、ゲームを楽しみにしていてください。たっぷり時間をかけて遊んでもらいいたいですね。ギリギリなシーンもいっぱいありますし、変態的なキャラ(ストレンジラブ)といろいろと……(笑)」(水樹)
「ふだんゲームのアフレコはひとりで読み続ける作業になるのですが、『MGS』シリーズはみんなで読み合わせる感じで収録するので、とてもやりやすかったです。『2』でローズ、『3』でザ・ボス、『4』でサニーといろいろなキャラクターをやらせていただいて、今回は何かと思ったら少年チコ。久しぶりに少年役をやって、自分自身セリフを発しながら心が洗われるようでした」(井上)
ちなみに、小島監督によると、ラ・パスというキャラクターを作っているときは、水樹奈々の歌を聴きながらイメージを固めていったんだとか。それだけラ・パスと水樹奈々は小島監督の中でマッチしたキャスティングということだろう。このキャラクターは物語の中でもかなり重要な役割を持っているとのことなので、水樹奈々の熱演、ストーリー展開ともに期待したいところ。大塚明夫も「これまでは自分より年上の方たちに囲まれて収録することが多かったけど、今回は若い人たちに囲まれて新鮮だった」と『MGS』シリーズの重鎮にとっても、水樹奈々や杉田智和との収録は刺激になったよう。「何日もみんなで少しずつ進めていく丁寧な作品作り」(井上)と一線級の声優陣も、ほかのゲームではなかなかない『MGS』シリーズならでは、小島監督ならではの“こだわり”から生まれるシナジーを実感していた。
逆に小島監督も「これだけ豪華な方たちの掛け合いを見ていると演出を忘れてしまう」ほどの迫力あるアフレコだったとのことで、まるで映画のワンシーンを観ているようだったと満足行く収録ができたことをうかがわせた。小島監督だけでなく、声優陣も自画自賛する『ピースウォーカー』のドラマシーンは『MGS』シリーズのファンならずとも必見と言えるだろう。
「『ピースウォーカー』は“どこにでも持ち運べる『MGS』”。単に持ち運べるだけでなく、皆さんの人生をも持ち運べるような作品にしていきたいと思って、いまがんばっています。正真正銘の『MGS』の続編です。皆さん、体験版を遊んでいただきながら、発売を楽しみにしていてください」(小島)
取材を終え、記者が帰宅するために電車に乗っていると、目の前の中学生とおぼしきふたりが、「うぉ〜ゾクゾクする〜」、「どこにいるんだ?」、「ヤバイヤバイ」なんてイイながらPSPにかぶりついていた。そのゲーム画面を見てみると、そこには『ピースウォーカー』が。小島監督の言葉どおり、いつでもどこでも『MGS』を楽しんでいる姿が早くも見ることができ、いち『MGS』ファンとしてとてもうれしい気持ちになれた。『ピースウォーカー』は2010年発売予定。本作が発売されると、日本全国いや世界中でこういった光景を見ることができるかもしれない。
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▲なんと生アフレコも! 大塚明夫との掛け合いに、観客は皆酔いしれていた。 |
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