『スーパーストリートファイターIV』ディージェイの新画像を入手! プロデューサーインタビューも!
●最新画像を大量入手
既報のとおり、『ストリートファイターIV』の続編『スーパーストリートファイターIV』が、プレイステーション3とXbox 360で2010年春に発売される。今回は、新たに入手した画面写真やイラストを中心に、本作のプロデューサー小野義徳氏のインタビューをお届けする。
小野義徳 |
『スーパーストリートファイターIV』のプロデューサー。『ストリートファイター』シリーズの開発には、『ZERO』からサウンド担当として参加している。 |
●ジュリの華麗な足技が闘いに変革をもたらす!?
『ストリートファイター』シリーズ初となるテコンドー使いのジュリ。スピーディーで豪快な足技がテコンドーの特徴なので、彼女の技の大半も足技が占めている。セービングアタックや必殺技も、その華麗な足さばきからくり出されるようだ。また、紫色のオーラをまとった技が確認できるが、これは彼女が身につけている“風水エンジン”の効果なのか!?
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ジュリ |
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韓国出身のテコンドー使い。セスの支配する組織S.I.N.に所属する工作員で、通称“スパイダー”と呼ばれている。性格は、好戦的かつ挑発的。相手を翻弄し痛めつけることを好み、自分がおもしろいと思う事件や出来事のためだけに行動する。左目には、“風水エンジン”という気のブースター装置が義眼として埋め込まれている。 |
【小野氏コメント:追加キャラクターの秘密1】
じつは、カプコンの格闘ゲームの歴史の中で、韓国籍のキャラクターはいままでいなかったんですよ。それでアーケード版『ストIV』を制作しているときに、カプコンコリアの社長から「韓国籍のキャラクターがいないじゃないですか」と言われまして。でもそのときは「来週からロケテストなので(笑)」と言って終わりました。その後、闘劇(エンターブレインが主催する全国規模のゲーム大会)の韓国予選で韓国のユーザーに捕まえられては、「なんで韓国のキャラはこれまでずっといないんだ。『ザ・キング・オブ・ファイターズ』や『鉄拳』にはいるぞ」と言われ、そう言われればそうだなと。さらに韓国予選のとき、ユーザーの嘆願書を韓国のゲーム記者が集めて届けてくれました。『スーパーストIV』の製作コンセプトが、“ユーザーの声に耳を傾ける”ということでしたから、これだけ韓国の方が応援してくれているなら、絶対入れるべきだと。それでジュリが誕生しました。テコンドー使いにしたのは、ほかの格闘ゲームでテコンドー使いを扱っているプレイヤーが、ジュリをきっかけに『ストIV』に参戦してくれたらうれしいなと思ったからです。ただし、技の感覚は似てるけど、『ストIV』の土俵に上がったからには、正確なボタン入力を競うのではなく、読み合いの勝負になりますよ、と。なので、これまでのシリーズファンを無視したようなキャラクターにはしたくないと思いました。僕個人のイメージでは、フェイロンチックなヴァイパーといった印象ですね。現在は、一度技が決まったら攻撃がつなぎ放題で強すぎる状態です。これはマズイと思い、調整中です。そしてもうひとつジュリの大きな特徴が、ちょいエロです(笑)。ウルトラコンボが決まったときに、左足で相手の背中を突き刺すんですけど、そのとき顔をソロッとなでる仕草がエロいですよ。その手のキャラクターは、『ストリートファイター』にはいなかったので。かなり僕が爆発したなーって感じで作ってます(笑)。
●遊びやすさと闘いの駆け引きがスーパーに
その破壊力とド派手な演出で、『ストIV』の対戦を大いに盛り上げた超必殺技”ウルトラコンボ”。そのウルトラコンボに大きな変化が!? また、セービングアタックなど『ストIV』の特徴的なシステムを継承。新たな格闘システムの追加が、対戦の駆け引きをさらに熱くする。
リベンジゲージが変化? |
ウルトラコンボの発動に必要なリベンジゲージの形がリニューアル。ゲージ部分に“?”の文字が! こ、これは、もしかして……!? |
●既存キャラクターもパワーアップ
新たな参戦者を迎え撃つ25人の既存キャラクターたちは、戦闘バランスが再調整されている。これにより、前作以上に奥深い対戦の駆け引きを楽しむことができる。
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リュウ |
ケン |
●あのふたりの男が参戦
『ストII』シリーズから最後の刺客として、ディージェイとT.ホークが満を持して参戦決定! トリッキーかつ豪快な技を持つふたり。新たな舞台で、彼らはいったいどのような闘いをくり広げるのか!?
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ディージェイ |
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ジャマイカ代表のキックボクサー。出す曲すべてがミリオンセラーを記録する、人気ミュージシャンでもある異色の格闘家だ。トリッキーな動きからくり出される通常技、溜め系の飛び道具に対空技、地上でのけん制技と、死角が少ない戦士。 |
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T.ホーク |
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サンダーフット族という部族の勇者。ベガに父親を殺され、故郷の聖地を奪われた。動物を愛する温厚な性格だが、聖地を奪還するために闘うことを決意。長いリーチからの攻撃と、メキシカンタイフーンなどの強力な投げ技を駆使した戦闘スタイルが特徴。 |
【小野氏コメント:追加キャラクターの秘密2】
ようやく前回落選したふたりが参戦して、『ストII』シリーズのキャラクターが揃いました。ただ、『ストIV』でふたりが入ってないから残念という声が、我々が想像したよりも少なかったんです。カプコンサイドとしては、「なんで入れてくれなかったんだよ!!」というくらいの罵倒を覚悟していたんですけど(笑)。実際に動かしていくと、彼らもやはり楽しいんですよ。ディージェイを使うと、みんな彼の動きに慣れてないから、けっこう勝てるんです。「スライディング強くない!?」みたいな感じで。『ストII』の中で、いちばんテクニカルなキャラクターであるT.ホークとディージェイですが、改めて操作すると、すごく奥深いなと。非常に動きがトリッキーかつマニアックなキャラクターなので、ちょうど前作で腕がこなれた上級者用にと考えています。本作で彼らが参戦したのは、絶妙なタイミングだったと思いますね。まったく計算してなかったのですけれど(笑)。あとは、コントローラーから伝わってくる触り心地を、いかに当時の感覚に近づけるかですね。
●『スーパーストリートファイターIV』の全貌に迫る“SUPER”インタビュー
ついに開発がスタートした本作。ここでは、いまだ明らかにできないスーパーな新要素をプロデューサーの小野義徳氏に直撃。『ストIV』ファン必読オフレコ必至(!?)の内容です。
――『ストIV』の続編と聞いてまずタイトルを見たのですが、『ダッシュ』ではなくていきなり『スーパー』なので、ビックリしました。
小野義徳(以下、小野) 制作が決まったとき、まっさきに“ダッシュ”で行こうと思っていたのですが、当時アメリカでは『ストIIダッシュ』は『チャンピオンエディション』という名前で出ていたので、『ダッシュ』だと『ストIV』ほどのインパクトを与えられないのかな、と考えました。「じゃあ『スーパー』しかないでしょ」と言ったのですが「古臭くない?」とスタッフに言われてしまいました。でも「いちばんドキドキするでしょ」と。「『ダッシュ』、『ターボ』が出たあと、『スーパー』が来たときのトキメキ感って覚えてますか?」と話したんです。
――『スーパー』のトキメキ感は覚えています。キャラが増えて大きく進化しましたから。
小野 そうです。ゲーム性が変わって、キャラクターも4体増えて、グラフィックも一新されて、すごくドキドキしたじゃないですか。そして、タイトルは二転三転したのち、今回はゲームバランスの調整に留まらず、追加要素をたくさん入れているので、『ストIV』というひとつのタイトルの正式な続編『ストIV-II』という意味より、『スーパー』のほうがユーザーに伝わりやすいと思いました。
――そうですね。『ダッシュ』というとシリーズのファンからすれば、バランス調整しただけというイメージがありますよね。でも『スーパー』と聞くと、新要素も入っているのかなと。その新要素についてお聞かせください。
小野 今回、ユーザーの要望がいちばん多かったモノから採用していったほうが、対戦ツールとして、より受け入れてもらえるだろうという意識を持って作ってますので、期待してください。それにアーケードでは、チーム戦などの大会が頻繁に開催されているんです。ああいうワクワク感は、全世界共通だと思うんです。そういったものを家庭用で、オンライン対戦で再現できればと考えています。ゲームセンターの感覚を出せたら、いちばん楽しいんじゃないかなと思って作っています。
――”アーケードファンおなじみのある遊び”が復活したと聞きましたが……。
小野 『ストII』のオールドファンが、見たいなーという、前回入れてもらえなかったモノを、「今回は絶対入れてくれ」と、開発チームに下目線でお願いしてるところです(笑)。
――もう少し具体的に教えてください!
小野 まだ詳しくは言えないのですが、転がるモノが上から落ちてきたりとか……。
――あ! もしかして!
小野 それが対戦ツールに必要かと言われると、必要ないんですけれど、同窓会には必要な先生がひとり来てないじゃないかと。
――今回3人の参戦キャラクターが明らかになりましたが、全部で何人増えるのですか?
小野 ずばり8体くらいです。復活と新キャラクターを合わせて最低8体はがんばります。
――8体以上ですか!! ジュリ以外にも完全オリジナルキャラクターはいるんですか?
小野 いるかもしれませんね(笑)。
――新キャラクターの割合は?
小野 それを言ったら、誌面にまったく書けなくなりますよ(笑)。ただ、なるべく多くの人が望んでいるキャラクターを選別中です。
――読者のためにヒントをください!
小野 今回ファンの要望に応えようという形で開発をスタートさせたので、公式ブログでいちばん要望が高かった、あるいは書き込みが多かったキャラクターは入ります。
――では読者へのメッセージをお願いします。
小野 「本当に、声を上げていただいてありがとう!」このひと言に尽きます。多くのユーザーのあと押しがあるから『ストIV』が出せ、またユーザーのあと押しでつぎも出せるという、非常にいいサイクルが取れた珍しい作品です。ですから限られた制作期間ですが、ユーザーの希望にきっちり応えたいなと。価格もできるだけ抑えたいと思っていますが、あまり変わらなかったらすみません(笑)。最後に、いちばん支えてくれたアーケードファンには満点の答えが出せず、そこは心残りです。それは次回までの宿題にさせてください。
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