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SCEブースイメージ一新、PSP go日本初公開、魅惑のZ指定解禁 
【TGS2009】

2009/9/27

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●PSP goに注目集まる

 

 白ベースだった昨年とはうってかわって黒が基調となったソニー・エンターテインメントブース。恒例だったクローズドシアターを完全オープンにし、375インチのLEDモニターは迫力の映像を映し出す。今年はブースの位置も変更して会場のセンター部分を確保。360度どこからでも試遊コーナーに入れるようになっている。PSPのプレイコーナーはひな壇形式で2階部分に設置され、1階はプレイステーション3の専用スペースに。怒涛のタイトル群にともない、体験コーナーに力を入れた作りになっている。


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▲試遊のための整理券が配布されるが午前中にきれてしまう『FFXIII』コーナー。


 今年の出展タイトル数は、プレイステーション3、PSP(プレイステーション・ポータブル)合わせて60タイトル以上、映像を合わせると80タイトル以上と昨年を上回る出展数で、年末商戦に向けプレイステーションタイトルの充実度がうかがえる。プレイステーション3でとくに人気を博してるのが、当然のことながら『ファイナルファンタジーXIII』。新型プレイステーション3との特別パック“FINAL FANTASY XIII LIGHTNING EDITION(12月17日発売予定、価格41600円[税込])”の本体も展示されていて、写真に押さえるゲームファンも目立つ。モーターファン期待作『グランツーリスモ5』はつねに60分以上待ちの状態に。ダイムラーとポリフォニー・デジタルの信頼関係で展示が決定した新型メルセデスベンツ(実車)にも注目が集まった。


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▲いよいよ発売日が明らかになった『グランツーリスモ5』。


 意外と言っては失礼だが、『アンチャーテッド 黄金刀と消えた船団』がなかなかの人気。海外での注目度が波及してきたか、前作を大きく上回る人が関心を持っている模様。しっかりと作りこまれた良質のアクションだけに、『デモンズソウル』が口コミでヒットしたような現象が起こりそうだが……。



 大型スクリーンは『白騎士物語-光と闇の覚醒-』(発売日未定)、『龍が如く4 伝説を継ぐもの』(2010年発売予定)、『キャッスルヴァニア〜ローズ・オブ・シャドウ〜(仮題)』(2010年発売予定)、『ワールドサッカー ウイニングイレブン 2010』(11月5日発売予定)など、期待の高いビッグタイトルが映し出された。とくに観衆をひきつけていたのは、日本初公開となる『人喰いの大鷲トリコ』の映像。主人公と大鷲トリコの出会いの場面から仲を深めていく様子が独特の陰影表現、空気感、質感、世界観で描かれていた。『ICO』や『ワンダと巨像』の雰囲気を彷彿とさせるアクションシーンも一部公開され、ベールに包まれていたゲーム性が少しだが明らかに。公式サイトで映像が公開されているので、ぜひみてほしい。記者は開発者の上田氏ファンということもあり、映像を観て思わず涙がでそうになった。


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▲『人喰いの大鷲トリコ』などの最新映像を公開した大型スクリーン。


 

 昨年も設置されたCERO:Dの作品ばかりを集めた試遊スペースDゾーンは、今年はZ指定の作品も加わり“D/Zゾーン”に。今回も入場まえにIDチェックがあり、D指定の作品は17歳以上、Z指定の作品は18歳以上限定でプレイできるようになっている。

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 D指定の作品は『NINJA GAIDEN Σ2(ニンジャガイデン シグマ2)』、『QUANTUM THEORY(クウォンタム セオリー)』、『BAYONETTA(ベヨネッタ)』、Z指定の作品は『アサシン クリードII』、『Heavy Rain(ヘビーレイン)(仮題)』、『INFAMOUS(インファマス)〜悪名高き男〜』、『ゴッド・オブ・ウォー III』の4タイトル。昨年に続き、コーナー全体の引きが強いが、なかでも『ゴッド・オブ・ウォー III』がほとんど2時間待ちの状態。とくに大きなプロモーションが打たれているわけではないのに、やはり『アンチャーテッド』のように海外の人気の波が波及していきているのか。圧倒的に男性が多いものの、女性もチラホラ見かけたのも印象的。
 

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 PSPは『グランツーリスモ』、『ペルソナ3ポータブル』、『キングダム ハーツ バース』、『機動戦士ガンダム ガンダムVS.ガンダム NEXT PLUS』、『勇者のくせになまいきだ:3D』、『みんなのスッキリ』、『メタルギア ソリッド ピースウォーカー』などエース級の20タイトル以上がずらり。

 

 そんな大作ばかりのラインアップのなかでも記者が注目したのは異色作の『ROOM』。3Dアバターを使ったコミュニケーションツールで、PlayStationStoreで無料配信される予定の作品。Wi-Fiを使って友だちとチャットを楽しんだり、ミニゲームを楽しんだりと、プレイステーション3で言うPLAYSTATIONHomeのような存在になる。自分の部屋をカスタマイズでき、ブログの公開やサークルなどにも参加できる。体験コーナーではアバター作りしかできなかったが、今後は名刺代わりの作品になりそうだ。


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 日本ではPSP go初出展ということで、こちらにも注目が集まった。コンパニオンが持っている同ハードを実際に手に取り、熱心に観察する人が目立つ。周辺機器の展示コーナーでは、従来のPSP周辺機器を接続するコンバーターケーブルなどが公開されていた。


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▲PSPで楽しめるデジタルコミックの展示も。『ドラゴンボール』をはじめとする有名マンガ16作品を見ることができた。ひとつひとつのコマが表示されるもの、ページ全体が表示されるものなど作品によって臨機応変に仕様が変更される。12月にサービススタート予定。マンガのほかに、ビデオコンテンツも11月から大幅に強化される。これまでアニメ作品が多かったが映画、ドラマ、音楽PVのラインアップが加わる。16社が300本以上配信するとか。


 今年は例年にも増して“体験”にこだわったブースを展開していたSCE。それもそのはずで、プレイステーション3は『FFXIII』が牽引する形で大いに盛り上がるのは必至。PSP市場もPSP goの投入やハードの値下げ、ソフトの充実で、『モンスターハンター ポータブル 2nd G』のときのようなビッグウェーブが来そうな予感。デジタルコミックや3D立体視の技術展示などもあり、ハードメーカーとして非常にバランスのとれた内容だったのでは?

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