HOME> ゲーム> 『真・三國無双 MULTI RAID Special』と『NINJA GAIDEN Σ2』の開発者が対談
●経営統合したからこそ実現した大作アクションのプロデューサートーク
東京ゲームショウ2009の初日となった2009年9月24日、コーエーテクモホールディングスのブースで、『真・三國無双 MULTI RAID Special』のプロデューサー小笠原賢一氏と『NINJA GAIDEN Σ2』の早矢仕洋介氏によるトークイベントが行われた。
『真・三國無双 MULTI RAID Special』は、PSP(プレイステーション・ポータブル)用に作られた『真・三國無双 MULTI RAID』をベースにしたプレイステーション3、Xbox 360用アクション。空中戦を重視したバトルシステムを踏襲しつつ、ハードの性能を活かしてグラフィックが一新され、さらにスピード感もアップしている。かたや『NINJA GAIDEN Σ2』は、テクモが誇るTeam NINJAが制作した最新作で、早矢仕氏がシリーズの“集大成”と位置づける完成度の高いタイトルだ。
トークイベントは司会者を交えて行われた。その一部始終をお届けする。
−−苦労したところは?
小笠原賢一氏(以下、小笠原) 前作と違うシステムをいろいろと追加していますが、その中に武将共闘システムという、シングルプレイのときに仲間として武将を3人連れて行けるシステムを搭載しています。その共闘武将のアルゴ、いわゆるAIが強すぎるとプレイヤーの活躍の場を奪ってしまうし、逆に弱すぎても役に立たないという印象になるので、いい感じに、役に立ちつつ、でもプレイヤーを引き立てるような、そういうAIに調整するのが非常に難しかったですね。
−−早矢仕プロデューサーはどう思いますか?
早矢仕洋介氏(以下、早矢仕) いやー、作るのはたいへんだったと思いますね。
−−では早矢仕プロデューサーが苦労されたのはどんなところでしょう?
早矢仕 今回は、いままでシリーズ作品に触れたことがなかった人にもぜひ、遊んでもらいたいなと思っていました。ただ、アクションゲームなので乗り越える喜びみたいなものとのバランスを調整して、いままで応援してくれた人にもやりごたえのある部分も用意していますので、そういう細かい部分の調整は時間をかけて、何回も何回も作り直しをしています。
−−幅広いファンに遊んでもらえるということなんですね。
早矢仕 そうですね。本当にアクションゲームが好きな方とか、ちょっと気になっているという方には、ぜひ遊んでもらいたいと思っています。
−−必見のポイントは?
小笠原 前作のPSPから据え置き機に移行したことで、マシンスペックが大幅に上がりました。『MULTI RAID』というシリーズは、4人でのマルチプレイと、空中を舞台にしたアクションが特徴になりますが、今回はプレイステーション3、Xbox 360で作ったということから、多くのユーザーの方から『無双』シリーズだったら“一騎当千”の爽快感というご意見をいただいておりますので、敵の数を大幅に増やすなどして、ハイスピードアクションと“一騎当千”の爽快感が合わさった、“ハイスピード一騎当千”という新しい爽快感を提供できるタイトルになったと思います。
早矢仕 トレーラーなんかはドラマ性を目立たてありますけど、実際、アクションゲームは触ってなんぼだと思っているんですね。今回、試遊台を出していますし、PlayStation Networkで体験版も配信していますので、ぜひ体験版を触ってもらって、“集大成”という僕らの意気込みを感じてもらったうえで、実際の製品版を買ってもらいたいと思います。
−−もしも明日、お互いの会社に入社することになったら、どのシリーズの開発に携わりたいですか?
小笠原 やはり男として、開発者魂に火がつくと思っているのは、『デッドオアアライブ エクストリーム』ですね。あれに携わることができたら、開発への情熱は1段階上で続けられるのではないかと思っています。
早矢仕 学生のころに『信長の野望』シリーズがすごく好きでした。島津家というのが九州の南にるのですが、そこをいつも使っていたんですね。けっこう強いのですが、後半になると手こずるのです。なので、ぜひ自分のために島津家が強い『信長の野望』を作ってみたいですね(笑)。
−−お互いのゲームのいいところは?
小笠原 まず何よりも表現力、グラフィックに関する表現が優れていて、非常にすばらしいですね。『NINJA GAIDEN』シリーズのすごさはそういう技術的なすばらしさだけじゃなくて、作っている人のエンターテイメント魂っていうんですかね。敵に大きい仏像を出してしまったり、自由の女神を出しちゃったり、誰にでもわかるエンターテイメントを提供する姿勢に感服しています。
早矢仕 なんか恥ずかしいですね。じつは初代のXbox版の『NINJA GAIDEN』ですが、作るときに参考にしたゲームが『三國無双』でした。アクションゲームが好きな方はわかると思うんですが、攻撃ボタンがふたつあって、どこで強攻撃を押すかにより、コンボというか、技がいろいろと出るんですよ。とくにコンボを知らなくても、適当に押している中でいろんな技が出るということに、そのときにすごく衝撃を受けました。いま『NINJA GAIDEN』を遊んでいる皆さんには、その共通点を感じていただけていると思うのですが、『NINJA GAIDEN』でも技表を憶えないで適当に押しているだけでもいろんな技が出るっていうのは、じつは『三國無双』に刺激を受けたからです。こうしていま、舞台に上がっているのも、そうした巡り合わせなのかと思います。
小笠原 本当にありがたいお言葉です。
−−このような、ふたつのすばらしいゲームが、なんと、コラボレーションしているんですね。どんなコラボになっているのかうかがいたいと思います。
早矢仕 実機でそのコラボレーションをプレイしてお目にかけようと思います。
−−いつ頃からコラボの話がスタートしたのですか?
小笠原 コーエーとテクモがいっしょになって、コーエーテクモホールディングスができたのが4月1日ですが、動き始めたのは春先ですね。それを記念してという感じで早矢仕さんと話を詰めていきました。
(早矢仕氏の操作により、実機による『NINJA GAIDEN Σ2』デモが披露される)
早矢仕 ご覧いただいたとおり、今回はプレイできるキャラクターが4名いるのですが、各キャラごとにコーエーの作品からのコスチュームが入っています。こちらの“あやね”には孫尚香のコスチュームがコラボレーションで入っています。ゲームをやり込んでもらえると、コラボレーションのコスチュームが使えるようになっています。実際に実機に入っているのを小笠原さんに見ていただくのは今日が初めてなんですけど。
小笠原 最初、この話が持ち上がった時には世界観的にどうなのかという不安もあったのですが、うちのキャラがおのまま入り込んでいるかのように違和感がないですね。
早矢仕 先ほど、各キャラクターと申し上げましたけど、ほかのキャラクターに関しても1個ずつ入っていますので、何が入っているかをぜひ、楽しみにしてください。ゲームをやり込むことで使えるようになりますので、これを目的にしてもらえたらなあと思います。
−−それでは小笠原プロデューサーにお聞きしたいと思います。どんなコラボなんでしょうか?
小笠原 リュウ・ハヤブサを初めとした『NINJA GAIDEN』のキャラクターの、3人分の武器が使えるようになっています。ゲームを進めると拠点となる都市に、『NINJA GAIDEN』の3人のキャラクターが現れるようになりまして、そのキャラクターからクエストという形で試練を受けまして、ひとりのキャラクターにつき3つのクエストをクリアーすることで、そのキャラクターにちなんだ武器を手に入れることができるようになっています。その武器を装備して“無双乱舞”を出すと、オリジナルのモーションに切り替わります。ぜひ武器を獲得して、“無双乱舞”でモーションを確認していただきたいと思います。
早矢仕 ゲームはエンターテインメントですから、みなさんに楽しんでもらいたい、喜んでもらいたいという中で、こうしたみなさんに喜んでもらえるコラボレーションをやっていただいてうれしく思います。
−−最後にファンへのメッセージをお願いします。
小笠原 ようやく『真・三國無双 MULTI RAID Special』のテレビCMもできて、しっかりとアピールしていきたいと思っているのですが、PS3、Xbox 360になって新しい形に深化して、これまでにない爽快感が体験していただけると思いますので、みなさん友だちを誘ってプレイしていただければと思います。
早矢仕 『NINJA GAIDEN Σ2』は、アクションゲームを愛するすべての人へとお伝えしていて、本当にいままで『NINJA GAIDEN』シリーズを支えてくれた人はもちろんなんですけど、これまで触れたことのない人もこれを機会に、まずこのタイトルから触っていただきたいと思っています。
−−ありがとうございました。
【TGS2009】の関連記事
- 【写真追加】新曲『またね』も披露された“アイドルマスターディアリースターズ SPステージ” - 更新日時:2009年10月6日
- 東京ゲームショウで光ったユービーアイソフトの大胆なTシャツ戦略 - 更新日時:2009年9月30日
- クリエーターズトークショウで名越氏が完全新作についてポロリ - 更新日時:2009年9月29日
- 野村哲也氏独占インタビュー! TGSサプライズ映像の内容に迫る - 更新日時:2009年9月28日
- 『戦国無双3』竹中半兵衛参戦に大歓声 - 更新日時:2009年9月28日
- ゲームショウ終了直後の『龍が如く4 』キャバ嬢7人を独占取材 - 更新日時:2009年9月28日
- 【内容訂正】Xbox 360はエコなハードだった!?“ゲーム科学博物館”リポート【ハード編】 - 更新日時:2009年9月28日
- 写真で送る、あなたが体験しなかっただろう裏TGS特集 - 更新日時:2009年9月28日
- “東京ゲームショウ2009”総来場者数は約18万人で、昨年比で約10000人減 - 更新日時:2009年9月28日
- 最終日となった東京ゲームショウ4日目のコンパニオン写真を特集! - 更新日時:2009年9月28日
特別企画・連載
この夏、“本物”のゲームで遊ぼう!
世の中にはさまざまな形態の“ゲーム”があり、ちょっとした空き時間に気軽に遊べる“ゲーム”も数多い。でもちょっと待った! それらは、プレイヤーの挑戦心をかき立て、心の底から喜んだり、悔しくなったりさせてくれるのか? “本物のゲーム”って、深い感動や達成感をもたらしてくれる、至高のエンターテインメントであるはずだ。この夏、Xbox 360なら、そんな“本物のゲーム”を心ゆくまで堪能することができるぞ!
ファンタジー世界でひとりの住人として暮らそう!『ルーンファクトリー4』!
『ルーンファクトリー4』は、あらゆる要素が詰め込まれ、ファンタジー世界の住人として自由な生活を送れるゲームである。ファンタジー世界で生活を営みながら、王子(姫)として町を発展させていこう。
【ガンスリンガー ストラトス(β)】第9回 βイベント最終日の模様をリポート
アーケードゲーム『ガンスリンガー ストラトス』を全力でリポートしていくブログ。第9回の更新では、池袋での最速公式大会の模様をリポートします。
『Halo 4』スタジオツアーで最新情報が明らかに!
発表以来長らくベールに包まれていた『Halo 4』の詳細が、スタジオツアーで明らかに。5年ぶりに帰還したマスターチーフとコルタナの運命が動き出す。
巫女との子どもを作りケガレた異世界を救え!『コンセプション 俺の子供を産んでくれ!』
魔法世界の救世主として召喚された少年が主人公のRPG『コンセプション 俺の子供を産んでくれ!』。衝撃的なタイトルどおり、選ばれし“12星座の巫女”とのあいだに子(星の子)を作ることが目的のひとつだ。今回の特集記事では、ゲーム概要を中心に本作の魅力を紹介する。
【Kinect スター・ウォーズブログ】フォースを解き放て(第6回)
ソフト発売を記念して、『Kinect スター・ウォーズ』のメインとも言える“ジェダイ デスティニー”の序盤を、動画で一挙公開します。
クリーク・アンド・リバー社 カプコン 採用説明会&選考会開催
『モンスターハンター』シリーズや『バイオハザード』シリーズ、『戦国BASARA』シリーズなどでお馴染みの大手ゲームメーカー、カプコン。そのカプコンは今年、開発体制をより強化すべく人材を幅広く募集する。カプコンでスキルアップしたいという方はこのチャンスをお見逃しなく!
ブロックを消して音を奏でる新感覚パズルゲーム!『ルミネス』!
世界中で根強い人気を誇っているパズルゲーム『ルミネス』が、PS Vitaで登場。基本システムはそのままに、タッチスクリーンや背面タッチパッドを利用した操作面や、世界中のプレイヤーとの協力プレイ、“near(ニア)”を使った新しい通信機能など、さまざまな要素が進化を遂げた。
死の街と化したドバイで戦い抜け!『スペックオプス ザ・ライン』!
最新兵器を駆使したミリタリーアクション・シューティングゲーム『スペックオプス ザ・ライン』。プレイヤーは米国陸軍デルタフォースのマーティン・ウォーカーとなり、ドバイで行方不明になったジョン・コンラッド大佐の救出に向かうことになるのだ。今回の特集記事では、本作の魅力と最新情報をお届けするぞ。
PS3でオンラインカラオケを楽しんじゃおう!『JOYSOUND DIVE』!
2011年11月に配信されたPS3用オンラインカラオケコンテンツ『JOYSOUND DIVE』。テレビとUSBマイクなどの音声入力機器を用意するだけで、80000曲以上のカラオケが歌いたい放題となるコンテンツだ。今回は、本コンテンツの公式ナビゲーターを務める、声優の小松未可子さんが、その魅力をバッチリお伝えしてくれる。
この記事の個別URL
ソーシャルブックマーク |
評価の高いゲームソフト(みんなのクロスレビュー) |
| ※ ブログ・レビューの投稿はこちら!(ブログの使い方) | |
その他のニュース
横浜に多くのゲーソンファンが集う! “スーパーゲーソンライブ2012 -NEW GAME-”が開催
2012年5月26日(土)神奈川のパシフィコ横浜にてゲームソングの祭典“スーパーゲーソンライブ2012 -NEW GAME-”が開催された。同ライブは、ゲームソングライブの新たなスタンダードとして“アニサマ”が仕掛ける、“ゲーソン”に特化したライブイベントだ。
『大召喚!!マジゲート』ドラゴン系確定! プレミアムガチャ券で今日から君もマジ友★【ファミ通Mobage Vol.5】
Mobage公認の専門誌『ファミ通Mobage』第5弾が発売中。見逃せない記事満載の本誌から、ここでは、『v』特集記事についてお届け。
『アーシャのアトリエ〜黄昏の大地の錬金術士〜』プレイムービー“イベント編”が公開【動画あり】
ガストのプレイステーション3用ソフト『アーシャのアトリエ〜黄昏の大地の錬金術士〜』のプレイムービー“イベント編”が公開された。
『神装!!ヴァルキリーカード』宮廷魔術師のキャラクターカードと腰装備が手に入る! 【ファミ通Mobage Vol.5】
Mobage公認の専門誌『ファミ通Mobage』第5弾が、2012年5月24日に発売! 見逃せない記事満載の本誌から、『神装!!ヴァルキリーカード』と、その袋とじアイテムをピックアップして紹介しよう。
『ロード オブ ヴァーミリオン 煉』【禁呪】バーバヤーガ+とエーテル5個を進呈! 【ファミ通Mobage Vol.5】
Mobage公認の専門誌『ファミ通Mobage』第5弾が、2012年5月24日に発売! 見逃せない記事満載の本誌から、『ロード オブ ヴァーミリオン 煉』と、その袋とじアイテムをピックアップして紹介しよう。
【セール情報まとめ】土日はこのゲームで遊べ(iPhone編)
2012年5月21日〜2012年5月25日までのiPhoneアプリセール情報をお届け。
【セール情報まとめ】土日はこのゲームで遊べ(Android編)
2012年5月23日〜2012年5月25日までのAndroidアプリセール情報をお届け。
「はいだらーっ!」続編も発表された『Z.O.E HDエディション』プレビューイベントリポート(ステージ編)
2012年5月25日、「ZONE OF THE ENDERS HD(はいだら)-NIGHT 宇宙最速〜ReBOOT Preview〜」が行われた。こちらの記事ではおもにステージの様子をお伝えする。
発売スケジュール
- 3DS
- ニンテンドー3DS
- PS2
- プレイステーション3
- Wii
- Wii(ウィー)
- DS
- ニンテンドーDS
- PSV
- プレイステーション ヴィータ
- PSP
- プレイステーション・ポータブル
- X360
- Xbox 360




