SCE発表会でサプライズ! モーションコントローラに対応した『バイオ5』が発売に
【TGS2009】
●『FFXIII』バージョンの新型PS3はハードディスクが250ギガバイト
2009年9月24日、東京ゲームショウ2009の会場でソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)がプレスカンファレンスを開催。プレイステーション3、PSP(プレイステーション・ポータブル)、そしてプレイステーションネットワークについてさまざまな発表を行った。ここではプレイステーション3関連の発表をまとめてお伝えする。
壇上に上ったSCEジャパンプレジデント、ショーン・レーデン氏はまず、2009年9月3日に発売された新型プレイステーション3の販売が好調で、店頭に並んでから3週間で全世界実売台数が100万台を突破したことを報告。そしてこれから年末にかけてビッグタイトルがズラリと並ぶと自信の表情で語り、プレイステーション3関連の最初のゲストとしてスクウェア・エニックスの北瀬佳範氏を壇上に招いた。北瀬氏はもちろん、プレイステーション3用ソフト『ファイナルファンタジーXIII』のプロデューサー。北瀬氏はまず「2009年12月17日に、『ファイナルファンタジー』の3年半ぶりの新作が登場します」と語ったあと、2009年9月8日に行われた“FINAL FANTASY XIII PREMIERE PARTY”で存在が明らかになった新型プレイステーション3と『FFXIII』の同梱版の詳細を公にした。同商品は“「プレイステーション3」 FINAL FANTASY XIII LIGHTNING EDITION”の名称で、2009年12月17日に41600円[税込]で発売となる。セットの新型プレイステーション3本体はセラミック・ホワイトのボディーに『FFXIII』オリジナルデザインが施されており、ハードディスク用量は250ギガバイトの“特別仕様”になるという。またこれに併せて北瀬氏は、2009年9月24日よりゲームアーカイブスにおいて『ファイナルファンタジーVIII』の配信が始まったことを報告。ダウンロード価格は1500円[税込]で、これによりプレイステーション3、PSPで『FFVIII』が遊べるようになった。
おつぎは、先の平井一夫社長の基調講演でも触れられた“モーションコントローラ(仮称)”について。プレゼンターは、SCEワールドワイドスタジオプレジデントの吉田修平氏だ。
吉田氏は改めてモーションコントローラが2010年春には市場に並ぶと告げたあと、「すでにたくさんの対応ソフトがさまざまなメーカーで作られている」と語り、さらに既存のタイトルをモーションコントローラに対応させる研究が進んでいることを明かす。そしてそれを証明するゲストとしてカプコンの『バイオハザード5』プロデューサー、竹内潤氏をステージに招き入れた。
竹内氏は「6月のE3でモーションコントローラが発表されたときから注目しており、このデバイスは『バイオハザード5』の世界を広げてくれるのではと感じていた」とし、同ソフトの安保康弘ディレクターによるモーションコントローラによる『バイオハザード5』のデモンストレーションが始まった。実際のゲームを使った、モーションコントローラの世界初のデモである。
安保ディレクターは右手にモーションコントローラ、左手にデュアルショックを持つスタイルでゲームをスタート。見ると、モーションコントローラではおもに銃の照準となるカーソルを操作している。竹内氏はこれを指して「モーションコントローラで操作しているカーソルが、ほとんどブレていないのがわかるかと思います。従来の照準よりも緻密な操作ができるんです」と絶賛。さらにモーションコントローラが搭載している“加速度センサー”の力により、右手をブルっと振るとナイフを出したり、敵に捕まったときにブルブルと振ることで振り払う(つまりもがく)動作を画面の中のキャラクターが行うデモも。竹内氏は「非常に直感的な操作が可能です。これにより、この手のゲームを苦手としていた人にアピールする絶好の機会になるんじゃないかと思っています」と、新しいインターフェースの登場を歓迎した。ちなみにここでデモが行われた新しい『バイオハザード5』は順調に開発が進んでおり、2010年春に『バイオハザード5 オルタナティブエディション』の名称で発売されるとのこと。「モーションコントローラの登場から時を経ずして発売できると思います。ユーザーからの要望が多かった新たな要素が盛り込まれていますよ」と竹内氏は自信の表情を見せた。
さらにモーションコントローラ関連では、SCEJの『リトルビッグプラネット』を使ったデモも実施。ふたり協力プレイのデモで、ひとりがモーションコントローラを、ひとりがデュアルショックを持つ形で行われた。具体的には、デュアルショック側がリビッツ(操作キャラクター)を動かし、モーションコントローラ側はステージ上のギミックの操作を担当。モーションコントローラでステージ上のギミックを動かしたりすることで、リビッツが順調に(ときに邪魔もされていたが)先に進んで行く様子がスクリーンで上映された。その後スクリーンでは、モーションコントローラに対応する形で開発されているタイトルの一部が発表に。その中には発売中のタイトルも含まれており、これらはネットワーク経由でソフトをアップデートなどをすることでモーションコントロールができるようになるようだ。
そしてプレイステーション3関連の発表の最後に、レベルファイブが開発する大作RPGのシリーズ最新作『白騎士物語-光と闇の覚醒-』のトレーラー映像が上映された。これは多数のプレイアブルタイトルがひしめいているSCEブースには出展されていない完全な“隠し玉”(映像出展のみ)。発売日、価格などは未定となっている。
これらのほかに、PSP関連発表とも紐づいているが、SCEJから発売予定のプレイステーション3用ソフト『グランツーリスモ5』の情報も語られている。壇上に上ったポリフォニーデジタルの山内一典氏はサプライズとして、2009年10月1日に発売されるPSP版の『グランツーリスモ』と『グランツーリスモ5』が連動することを発表。PSP版で手に入れたクルマをそのまま『グランツーリスモ5』でも使用できるという要素を明らかにし、「PSP版は据え置き機の『グランツーリスモ』と比べて10倍くらいのスピードでクルマが手に入ります。PSP版でクルマを集めておけば、『グランツーリスモ5』ではゲームスタート時から多数の車種で遊ぶことるわけです」(山内)と語った。
そして注目の『グランツーリスモ5』の発売時期を「2010年3月」(山内)と発表。これについて山内氏は、「もっと早く遊びたい、という声があることは重々承知している」と前置きしたあと、「『グランツーリスモ』らしい規模感、クオリティーを実現するにはここが最速でした」と理解を求めた。
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▲リリースでデュアルショック3のニューカラーも発表された。2009年10月29日よりメタリック・ブルーとディープ・レッドが5500円[税込]で発売に。 |
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