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ロボットがペットに!? 最新の技術デモでわかったPlayStation Homeはここまで進化する
【CEDEC2009リポート】

2009/9/4

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 ●ワールドワイドでのアカウント数は750万人を突破

 CESAデベロッパーズカンファレンス(CEDEC)が、2009年9月1日〜2009年9月3日の3日間、神奈川県のパシフィコ横浜、国際会議センターで開催されている。このCEDECは、社団法人コンピュータエンタテインメント協会(CESA)により毎年開催されている、ゲーム開発者向けの講演会。11年目を迎える今回は、2008年の約1.5倍のセッション数が用意されるなど、大きく規模を拡大して行われている。この“新生CEDEC”の模様をリポートする。

 CEDECでは、“協賛セッション”として、協賛メーカーによる複数のセッションが組まれているが、開催3日めに“協賛セッション”のひとつとして行なわれたのが、ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)の提供による“体験を共有する事から生まれた新たな可能性〜PlayStation Homeにおける事例〜”だ。

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▲SCEのHome推進部、完戸匡省氏。「いずれは“推進部”を取りたい(笑)」とのこと。

 “プレイステーションユーザーのための新しい遊び場”としてすっかりおなじみのPlayStation Homeだが、その意義を「PlayStation Homeに長く滞在してもらうことを目標としたわけではなく、基地に近いですね。友だちどうしが知り合うきっかけや集まる場所になってもらえればと思っています」と講演者のSCE、Home推進部、完戸匡省氏は説明する。無料のサービスにこだわっているのもそのためで、ゆるい快適なコミュニティーを基本にしているという。そんなコンセプトが受けたのか、PlayStation Homeのワールドワイドでのアカウント数は、2008年12月時点の380万人から、2009年8月末時点での750万人超へと順調に推移している。ちなみに、そのうちの10分の1がおおむね日本の利用者とのことだ。PlayStation Homeの機能も徐々に拡張しており、近々行なわれるアップデートでは、PlayStation HomeからPlayStation Storeを起動することができるようになるのだという。これにより、「PlayStation HomeからPlayStation Store経由で体験版をダウンロードして、友だちとオンラインプレイを楽しめるということもできますね」(完戸)というから、利便性がさらに高まりそうだ。
 

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▲PlayStation Homeでできること。近日中にPlayStation Storeを起動ようになる。当日紹介された資料はPlayStation Storeの画像で、あくまでもイメージ。

▲セガのPSP用ソフト『初音ミク -プロジェクト ディーヴァ-』では、プロモーションの一環としてライブを実施。トータルで32000人のユニークユーザーを集めたという。「そのライブ感に参加していて鳥肌が立ちました」と完戸氏。


 また講演では、将来のPlayStation Homeの可能性を示すものとして技術デモも紹介された。“変化の演出と興味の継続の関係〜例:ユーザーとの状況に応じて変化するもの〜”とのテーマのもとに披露されたデモは、かわいいロボットの“ロボ”が、部屋の中を歩き回るというもの。“ロボ”は手招きをすれば近付いてくるし、叱れば落ち込む(そしてそののち怒りだす)など、まさにペットという趣きだった。完戸氏はこの“ロボ”の特徴を、“ひとりでも楽しい”、“キーボード不要”、“単純な1体1ではないインタラクティブ性”などと分析。「効率的な変化の演出が可能。組み合わせで、ユーザーさんにも変化がもたらされるのでは?」(完戸)とのことだ。

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▲技術デモとして披露されたロボ(ただいま名前を募集中!)。頭のうえには桜島があって、興奮すると煙を吐く。桜島なのは開発担当者が九州出身だからとのこと。開発期間は5日というから驚き。


 また、“プライベートな空間における体験の共有〜例:既存マルチメディアコンテンツの同期再生〜”とのお題では、バーチャルのAV機器から接続して、実際のネットラジオやポッドキャストのメニューを再現するというデモを紹介。さらには、PlayStation Home上のBRAVIA(ブラビア)で、コマーシャルを流すといった試みも。デモでは、友だちといっしょに音楽や映像を楽しむ様子が紹介された。現時点ではあくまで技術デモとして紹介されたこれらのデモンストレーションだが、近い将来、PlayStation Homeでの遊びかたがさらに広がるであろうことを期待させるに十分な内容だった。

 講演の最後に完戸氏は、今後のPlayStation Homeについて、個人がほかのユーザーに興味をもつきっかけになってほしいとしたうえで、個人がほかのユーザーと仲よくなるための仕掛けや、仲のよい者どうしが継続して楽しめるための仕掛けを用意し、今後はコミュニティーに対してアプローチしていきたいと語った。奇しくも講演が行われた2009年9月3日は新型プレイステーション3の発売日。今後PlayStation Homeもますます進化していくことをうかがわせる講演だった。

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▲バーチャルのAV機器から接続して、実際のネットラジオやポッドキャストなどを聴くことができるといったデモが披露。


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▲“早期にオンラインサービスを立ち上げられる”や、“新たなプレイステーションプラットフォーム”など、PlayStation Homeのメリットが紹介された。


※CEDEC2009の公式サイトはこちら
※PlayStation Homeの公式サイトはこちら

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