HOME> ゲーム> 『Mass Effect 2』、『ダンテズ・インフェルノ(仮題)』、『The Saboteur』とエレクトロニック・アーツの重点タイトルをチェック
●『Mass Effect
2』では、プレイヤーは生き残ることを期待されていない!?
お家芸とも言えるスポーツブランドからオリジナルタイトルまで、幅広いラインアップで来場者を喜ばせたエレクトロニック・アーツ。ブースの中央では比較的発売日の近い『ニード・フォー・スピード
シフト』(日本では2009年秋発売予定)や『Brutal Legend』(日本発売未定)などがプレイアブルで出展され多くの人を集めていたが、さらに注目したいのが、ブースの一角に設けられたクローズドルームで出展されていたタイトルの数々。そのほとんどは開発者がデモプレイを披露しつつ30分近くに渡ってゲームのプレゼンを行うという内容だったものの、期待作の最新情報が聞けるとあってか、クローズドルームの前にはつねに行列ができていた。
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▲クローズドルームの前は、つねに長蛇の列ができていた。 |
そんなクローズドルームで出展されたゲームの中でも、とくに日本のゲームファンが注目したいのが、Xbox
360とPCで発売が予定されている『Mass Effect 2』。北米では2007年にマイクロソフトから発売された1作目は世界中で数々の賞を受賞し、日本では2009年5月21日に満を持して発売されたばかり。もともと3部作構想で開発されていた『Mass
Effect』シリーズだが、開発元のバイオウェアがエレクトロニック・アーツに買収されたのに伴い、『Mass
Effect 2』は同社からリリースされることになった。
『Mass Effect 2』で主役を務めるのは、もちろん前作同様シェパード少佐。物語は、銀河の至るところで人間が行方不明になるという事件が頻発しているところから始まる。シャパード少佐は優秀なチームを組織して、その謎を解明していくことになる。デモプレイでは、シェパード少佐が“デイン”という悪名高い暗殺者をリクルートするところが紹介。デモを見る限りでは、『Mass
Effect(マスエフェクト)』で好評を博した独自の会話システムは健在のようだ。気になるアクションパートに関しては、より“シューター”としての楽しみかたが可能になるらしい。またシェパードはほかのふたりのNPC(ノンプレイヤーキャラ)と3人でチームを組んで敵と戦うことになるが、より細かい指示を下すことが可能になるとのこと。もちろん、新規武器なども多数追加されている。
デモプレイは、ノルマンディー号が破壊され、宇宙に放り出されたシェパード少佐が惑星に向かってなすすべもなく落下していく……というショッキングなシーンで幕を閉じた。
「物語の途中でノルマンディー号は新しい脅威によって猛攻撃を受けます。これは『Mass
Effect 2』にとって大きな転機となる場面ですが、エンディングというわけではなくてストーリーの一部。シェパードすら死ぬ可能性があるのです。プレイヤーはもっとも過酷なミッションも克服できるタフで忠誠心のあるチームを作って、生き延びることができれば、『Mass
Effect 3』へつなぐことができるのです」(バイオウェア/キャセイ・ハドソン氏)
「『Mass
Effect 2』では、プレイヤーが生き残ることは期待されていないのです!」とハドソン氏は明言する。『Mass
Effect 2』は、ゲームプレイにおいてもストーリーにおいても、よりハードな内容になりそうだ。前作も評価が高かったグラフィックだが、デモを見る限りではさらに磨きがかかったかの印象が。とくにデモのクライマックスとなる、宇宙空間でノルマンディー号が破壊される描写は圧巻のひと言だった。ちなみに、『1』のプレイデータは『2』に持ち込むことが可能で、プレイヤーの外観などはそのまま引き継げるとのこと。『1』で下した決断や出会ったキャラクターなどは、『2』のストーリー展開に影響するという。もちろん、『1』をプレイしていなくても『Mass
Effect 2』は楽しめる。
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▲骨太なSF設定が魅力の『Mass Effect 2』。 |
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さらに、別室のミーティングルームでは『Mass Effect
2』の試遊台が展示。戦闘シーンだけではあるが、実際に触れることができた。居合わせた担当者に『1』との違いを聞いてみると以下の返答が。「『2』は、前作からはかなり改善されていますよ。とくにゲームプレイはさらに緊張感溢れるものになっています。よりシューティングアクション性を重視しているんですよ。カバー(障害物などに隠れる)の動作も追加され、武器もボタンひとつの簡単にチェンジできるようになっています」
『Mass
Effect 2』は北米では2010年の早い時期を予定しているとのこと。日本での発売は現時点では予定されていないが、もちろん期待していいですよね、エレクトロニック・アーツさん?
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▲『2』では“カバー”なども可能に。なお、本作ではアンリアルエンジンを使用しているが、前作で若干あったアンリアルエンジンとの問題点はクリアーされ、ジャストフィットしているとか。驚異のグラフィックにも注目したい。 |
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●地獄の描写が秀逸の『ダンテズ・インフェルノ(仮題)』
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▲エレクトロニック・アーツのエグゼクティブプロデューサー、ジョナサン・ナイト氏(左)とシニアプロデューサーのジャスティン・ランブロス氏(右) |
「ダンテの『神曲』を原作にしたゲーム?」と聞くだけでワクワクしてしまいそうな『ダンテズ・インフェルノ(仮題)』も、エレクトロニック・アーツのクローズドルームで出展。同社の最重要タイトルのひとつだ。開発を担当するのは『Dead
Space』(日本未発売)を手掛けたVisceral Gamesで、2010年にプレイステーション3、Xbox
360、PSP(プレイステーション・ポータブル)版が発売される予定だ。
『神曲』の第一部“地獄篇”をモチーフにしている本作。主人公であるダンテは、誘拐された恋人のベアトリーチェを救うため“辺獄”、“愛欲”、“大食”などの9つの地獄を彷徨う。地獄はさまざまな方法でダンテの道行を阻止しようとするが、ダンテは“Death”から奪った伸縮自在の刀“scythe(サイズ)”と、ベアトリーチェから貰った聖なる十字架を駆使して、地獄に救う魔物たちと戦うことになる。
デモプレイでは、ダンテが半分人間で半分船のクリーチャーである“カロン”に乗って、第一圏の“辺獄(リンボ)”に入り、地獄の入口では冥府の裁判官ミーノス(巨大な蛇の尻尾)と戦う場面などが紹介された。伸縮自在の刀“scythe(サイズ)”を駆使してダンテが戦うさまは、まさにスピーディーかつ迫力満点。エレクトロニック・アーツのエグゼクティブ・プロデューサー、ジョナサン・ナイト氏の「ゲームのペースと反応は非常に早くて、コンボや特殊ムーブが満載です。つねに1秒間に60フレームで動いているんですよ」という言葉にも大いにうなづける。そして、何より秀逸なのが地獄の描写で、第一圏〜第九圏までそれぞれ異なる地獄の描かれかたは、「まさに地獄とはこんな感じなのか?」と奇妙に惹きつけられるものがあるのだ。
そしてデモは、一気に第五圏(憤怒者の地獄)まで飛び、体中から火を噴きだす化け物との戦闘に。ゲーム中では、ダンテはある特定の敵キャラに対して、“罰する”か“赦免する”かを選択することになる。どちらを選択するかが、ダンテがどのように進化するかのカギを握るとのことだ。
「ダンテが自分の過去に犯した罪に直面するとともにストーリーはよりダークに、彼自身の地獄のストーリーになっていきます」(ナイト)という『ダンテズ・インフェルノ(仮題)』は、エレクトロニック・アーツにとっても、とびっきりユニークな1作となりそうだ。
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▲エレクトロニック・アーツブースに鎮座していたダンテ。手に持つのは“scythe(サイズ)”。こいつで敵を引き裂く。 |
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▲ダンテの地獄を巡る道行が描かれる『ダンテズ・インフェルノ(仮題)』。世界観からしてとてつもなくユニーク。 |
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●第二次世界大戦のパリは燃えている!? 箱庭型アクション『The
Saboteur』
エレクトロニック・アーツのミーティングルームで、ひそかにデモプレイが披露されていたのがパンデミック・スタジオ開発による『The
Saboteur』だ(“ザ・サボチュア”を読むらしい)。本作の舞台となるのはナチスに支配された’40年代のパリ。主人公である元レースドライバーのショーン・デヴリンは、ナチスに対抗してレジスタンス活動に身を投じていくことになる。パンデミック・スタジオと言えば、最近では『マーセナリーズ2
ワールド イン フレームス』でおなじみだが、この『The Saboteur』も箱庭型の世界で自由なアクションが満喫できる1作だ。デモプレイでは、郊外にあるレジスタンスの拠点を攻撃するために、ナチスが屋上に設置した巨大な大砲を、主人公のショーン・デヴリンが破壊する様子が紹介された。ナチスに支配されているときは無彩色だった街が、ナチスの影を一層することで色鮮やかになるという演出もユニークだ。
隠れながら敵を倒したり、エッフェル塔を登ったりと自由自在なアクションを満喫できる『The
Saboteur』は、プレイステーション3、Xbox 360、PC向けとして北米では2010年秋〜冬に発売予定。日本での発売は現時点では未定だ。
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▲元レースドライバーのショーン・デヴリンのレジスタンス活動を描く『The Saboteur』。元レースドライバーだけに、レースをフィーチャーした要素もあるとか。 |
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▲こちらは実際のプレイ画面。ナチスの支配下から脱することで、街が色鮮やかになっていく。無彩色の街にあって、主人公のクルマは明るいブルーに輝いているが、これはレジスタンスの象徴とのこと。飛行船なども破壊することができる。 |
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