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テクモブースは渾身の3作品が出展! 『NINJA GAIDEN Σ2』に『QUANTUM THEORY』、『アンデッドナイツ』
【E3 2009】

2009/6/5

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●『NINJA GAIDEN Σ2』のプレイヤーキャラにレイチェル追加!

 

 テクモはグループ企業であるコーエーとともに、E3 2009会場の片隅にブースを展開。タイトル数は少ないながらも、じつに力の入った出展となっていた。ここでは、そんなテクモブースの中から、日本でも発売予定のある3タイトルを紹介。

 

 同ブースで実際にプレイができたのは、2009年秋に発売予定のプレイステーション3用ソフト『NINJA GAIDEN Σ2(ニンジャガイデン シグマ2)』の1タイトルのみ。だが、北米で人気の高い作品だけに注目度はかなりのものだった。『NINJA GAIDEN Σ2(ニンジャガイデン シグマ2)』は、Xbox 360向けに発売された『NINJA GAIDEN 2(ニンジャガイデン2)』の移植作でありながら、『NINJA GAIDEN』シリーズの集大成と位置づけられた作品。じつは30パーセント近くもコンテンツが追加されているそうで、ただの移植作とは言えないものとなっているのだ。今回のE3でも、追加要素がさらに明らかにされている。


▲北米での人気はさすがのひと言! 『NINJA GAIDEN Σ2(ニンジャガイデン シグマ2)』がプレイアブル出展。


 プレイヤーキャラクターは、従来の主人公リュウ・ハヤブサのほかに、これまでストーリー上の重要人物としてのみ登場していたあやね、さらにニンテンドーDS用ソフト『NINJA GAIDEN Dragon Sword(ニンジャガイデン ドラゴンソード)』から紅葉が追加されると発表されていたが、これにプレイステーション3用ソフト『NINJA GAIDEN Σ(ニンジャガイデン シグマ)』のレイチェルが参戦決定。キャラクターの面でも、まさに『NINJA GAIDEN』シリーズオールスターで、集大成と言うにふさわしいものとなっている。ストーリーモードはリュウを主人公にした本編はそのままに、ヒロイン3名のストーリーもきちんと用意されるとのこと。ちなみに、今回の体験版では、リュウとあやねのみプレイすることができた。

 

 ほかには、新武器や新ボスなどが追加され、オンラインのCo-op(協力プレイ)モードも導入される。細かい部分では、取っ付きにくいイメージのあった『NINJA GAIDEN』シリーズの敷居を下げる方向に手が加えられているのだとか。とは言っても、難易度をただ下げるといったものではなく、それほどコアなゲームファンではない人にも興味を持ってもらえる工夫がなされている。Xbox 360版では“バイオレンス”を前面に打ち出していたが、『Σ2』では美しくかっこいいアクションを見せることを優先。スタイリッシュなアクションゲームというイメージで、より多くの人に手に取ってもらえるよう作り直しているのだそうだ。また、つぎにどこへ進んだらいいのかわかりにくいというユーザーの声に応えて、戦闘終了後にR1ボタンを押すとプレイヤーキャラクターが進むべき方向に体を向けるという仕様が追加。ハードでやり応えのあるTeam NINJAらしいゲーム性はけっして損なわずに、本当に細かい部分でユーザーにやさしい作りとなっているのだ。

 

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▲あやねに紅葉、レイチェルといったヒロインが『NINJA GAIDEN Σ2(ニンジャガイデン シグマ2)』に集結!

 

 東京ゲームショウ2008で発表され、長い沈黙を破って情報が解禁され始めたプレイステーション3用ソフト『QUANTUM THEORY(クウォンタム セオリー)(仮題)』(2010年発売予定)は、スタッフによるデモが公開。江川弥寿生プロデューサーと柴田誠ディレクターに、現地で話を聞くことができた。このゲームは、侵食が進み刻一刻と変形していく塔の最上階を目指す3人称視点のアクションシューティング。特徴的なのは、主人公シドの協力者として登場するフィレーナという女性で、塔の変形とフィレーナとの共闘が攻略の鍵となっている。

 

 フィレーナは銃を使って独自に敵を攻撃してくれるほか、彼女を武器として使用することもできる。その方法とは、フィレーナを投げつけること! 屈強な体を持ち、黒を基調としたデザインのシドが、銀色に光を放つフィレーナを片手で軽々と持ち上げ、力いっぱい投げる様は流れるように美しく、見ているだけでも爽快。このほか、フィレーナを2階に投げ飛ばせば、2階の敵を攻撃してくれる。また、彼女には上空から敵を痺れさせる攻撃があり、これを使えば楽に敵を倒すことができるようだ。

 

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▲光や火花などのエフェクトもじつにキレイで、ファンタジー世界をうまく演出している。この映像美で表現されるアクションは、見ているだけでも気持ちがいい。


 江川プロデューサーと柴田ディレクターによれば、このゲームは当初から北米向けを意識して作られたのだそう。主人公シドのデザインなどは、確かにかなりマッチョで海外を意識しているように見える。今回のE3出展では海外メディアからの評判は上々のようだが、日本人らしさ、テクモらしさを指摘されたことも多かったとか。「北米でシューティングと言えば、リアルワールドで敵はテロリストということが多いでしょう。このゲームのようにファンタジーの世界というのは珍しいみたいで、そこがおもしろいと言っていただけました」(柴田)。テクモらしさという点では、「アクションのゲーム性やグラフィックにはきちんとこだわりを持っている」と江川プロデューサー。「テクモはアクションゲームでは評価していただいていますし、そこはきちんとしたものを作りたいと思っています。グラフィックについても、リアルな方向ではなく、ファンタジーっぽさがありつつ美しいものを作ってきました。そういったテクモらしさにはとことんこだわりたいと思っています」(江川)と、思いを語ってくれた。

 

▲『QUANTUM THEORY(クウォンタム セオリー)(仮題)』のデモプレイは、日本から駆けつけた開発陣がみずから担当。右が江川プロデューサーで、左が柴田ディレクター。


 テクモブースに出展されていた日本発売予定のある最後の1タイトルは、重厚な2作品とはちょっと趣の違うゲーム。2009年に発売予定のPSP(プレイステーション・ポータブル)用ソフト『アンデッドナイツ』だ。ストーリーは、王に復讐を果たすため悪魔に魂を売った男を主人公にしたもので、一見硬派なアクションゲームに思えるのだが、内容はいい意味でおバカなものに。敵である王の兵士を倒すと彼らはその場でゾンビ化し、主人公の味方となる。外見はおどろおどろしいゾンビなのだが、これはただの味方ではなく、一種のアイテムとしても使用できるところがユニークなポイントだ。

 

 主人公は、ゾンビを持ち上げて投げつけることができ、ある敵ボスに投げつけるとなんと腹まわりにゾンビがぶら下がる格好に。一体だけでは効果は薄いが、何体もぶら下げると敵を弱らせることができ、その隙に自身の武器で攻撃して倒すことが可能となる。また、敵の兵士が集団で寄ってきたところ、地面にゾンビを叩きつけると周囲の兵士は皆ゾンビ化。ゾンビには攻略に結びつくさまざまな活用法が隠されているというわけだ。

 

 ストーリーモードでは、城をメインとしたステージが4つ用意されており、ひとつのステージには5つのミッションが含まれる。PSPのアドホックを利用した対戦モードもあり、1対1でゾンビを使った“雪合戦”を行うなど、独特な遊びが楽しめる。アクションゲームに、ゾンビをいかに使うかというパズル要素と、笑いのエッセンスが加わった『アンデッドナイツ』。北米でもゾンビ好きたちに受け入れられたようで、注目のタイトルだ。

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▲ゾンビはほうっておいても敵の兵士を攻撃してくれるが、その真価を発揮するのは投げつけるなどして指示を出したとき。ゾンビの人数によってクリアーできるギミックもあり、右の写真はゾンビを何体貼り付けたかで塔が倒れる仕組みのようだ。


▲ムービーは復讐劇を前面に出した硬派なものだが、ゲームの内容を知れば知るほど、おバカのニオイが……! 続報にも期待したい。



 

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