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ベセスダ・ソフトワークスの新作『BRINK』の正体は海上都市が舞台のFPS
【E3 2009】

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●近未来の人工都市で、ふたつの勢力が激突する

 

 先日ティザームービーが公開されたものの、ゲーム内容については一切不明だったベセスダ・ソフトワークスのプレイステーション3、Xbox 360向け新作タイトル『BRINK』。その正体が、世界最大のゲーム展示イベントE3の中で明らかにされた。

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▲ほぼクローズドの状態で出展されたベセスダ・ソフトワークスのブース。『フォールアウト 3』などで注目度が高いこともあり、来場者が引きもきらなかった。


 ベセスダ・ソフトワークスのブース内で行われた『BRINK』のプレゼンテーションに登場したのは、開発を担当するイギリスのメーカーSplash Damageの社長 ポール・ウエッジウッド氏。Splash Damageは過去にFPS(一人称視点シューティング)『Enemy Territory: Quake Wars』を手掛けた実績を持っており、ベセスダ・ソフトワークスとは2008年からパートナー関係を結んでいる。このパートナーシップから生まれた作品が『BRINK』なのだ。

 

 ゲームの舞台は人工の海上都市“アーク”。2035年に海面の上昇が起こったことから、現在ここは人類最後の逃げ場所になっているのだという。そして、この世界には“レジスタンス”と“セキュリティー”ふたつの社会的派閥があり激しい抗争をくり広げている。今回紹介されたステージは20年ほど見捨てられたままの“エアポート”と、スラム化した造船所“コンテナ・シティ”。どちらも荒廃した近未来をイメージさせるデザインで、その点ではベセスダ・ソフトワークスが昨年発売したRPGタイトル『フォールアウト 3』の世界観に若干近いところがあるかもしれない。同作に近しい要素としてはもうひとつ、キャラクターカスタマイズの豊富さもあげられる。髪型、カラーリングといった基本部分を始め、タトゥー、フェイスペイント、各種アクセサリー、服の種類などが選べ、オリジナリティーのあるキャラを作成が可能だ。とは言え、ゲームとしてはまったく別物で、『BRINK』のジャンル純粋なFPSとなっている。

 

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▲プレイヤーはレジスタンスとセキュリティー、どちらの勢力でもプレイすることができる。なお、今回のデモプレイではセキュリティー側の内容となっている。


 基本的な操作方法は従来までのFPSを踏襲しているが、本作ならではの要素として“スマート・ボタン”が用意されている。これはランダムな地形をスムーズに進むためのシステムで、たとえばスマート・ボタンを押した状態で障害物に接近すると自動で乗り越えてくれたり、視点を下に向けた状態で押せばスライディングで障害物の下をすり抜けたりできるのだ。これにより、たとえば仲間たちが敵陣を正面突破している一方で、プレイヤーは障害物を避けながら迂回して挟みうちにする、といったプレイが可能になる。ちなみに本作は8人までプレイ可能。今回のデモプレイでは自分以外すべてコンピューターとなっていたが、人間どうしでプレイするときは、どんなフォーメーションで進むのかを考えるのも楽しそう。

 

 ステージ進行は各種ミッションを遂行していく形になるのだが、その内容は状況によって自動的に作成され、プレイヤーはその中から最良と思うものを選択していくのだという。また、ミッションを遂行するたびに経験値を得ることができ、それと引き換えに新しい服、武器、スキル、能力を獲得できるシステムとなっている。武器の種類は今回のデモを見た範囲では、マシンガン、ショットガン、ハンドガンといった一般的なものに加えて、敵を見つけて自動で銃撃してくれる設置式のタレットと思わしきものも確認。近未来が舞台なので、ビームライフルなどのハイテク兵器にも期待できそうだが……?


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▲セキュリティー側には写真にある、戦車のような機械も登場。今回のデモプレイでは、この機械をクレーンで移動させせるといった展開も見られた。


 なお、本作のグラフィック水準はかなり高いと言い切って問題ないだろう。コンテナと廃材を組み合わせて作ったと思われるコンテナ・シティの作りこまれた薄汚さと密集感は見ているだけでも息が詰まりそうな仕上がり。描画も60フレームなのでキャラクターのアクションがキビキビしており、さきに紹介したスマート・ボタンの操作になれれば、動かしているだけでも楽しそうな印象だ。

 

 発売は北米で2010年春を予定しているが、現状日本は発売自体が未定。しかし、公式サイトの言語選択に日本が用意されているところから見て、発売の可能性は高いかも?

 

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▲日本での展開にもぜひ期待したい『BRINK』。


※『BRINK』の公式サイトはこちら

 

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