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2008年最怖アクション『Dead Space』のスタッフが手掛ける『Dead Space Extraction』&『ダンテズ・インフェルノ(仮題)』最新情報
【EA Euro Showcase】
2009年4月23日から24日にかけてイギリス・ロンドンで行われた、エレクトロニック・アーツのプレスイベント。今回は、2008年に発売された海外ゲームのなかのベストゲームに挙げられることも多い、エレクトロニック・アーツのSFホラーアクション『Dead Space』(日本未発売)を手がけたEA Redwood Shoresによる新作2本をご紹介する。
●「『Dead Space』の世界を日本のゲーマーにも体験してほしい」――『Dead Space Extraction』
こちらの記事ですでにご紹介しているように、本作『Dead Space Extraction』は『Dead Space』での惨劇の前日譚を描く完全新作。謎の伝染病と混乱が広まっていくコロニー“Aegis VII”で、唯一の希望であるヒロインを助けて生還するのが目的となる。
▲逃げる場所のない絶望的な閉所と化したコロニーを舞台に、未知の恐怖がWiiでも襲いかかる!
三人称視点シューティングだった前作から打って変って、本作では一人称視点を採用。画面上の敵をWiiリモコンで狙いをつけて撃つという、ガンシューティングに近いものになっている(開発チームは“Guided First Person Experience”と呼んでいた)。新たなキャラクター、武器、奇怪な姿をした敵、ボスなどがもちろん用意されているほか、Co-op(協力プレイ)も可能となっている。
エグゼクティブプロデューサーのSteve Papoutsisは「Wiiは非常に楽しいシステムです。ゲーム開発者にとって、Wiiはゲームとプレイヤーとの関係にいままでと異なったやり方を提供してくれます。この機器が持つ操作性に合わせて、すべて新しい『Dead Space』を提供したかったんです。」と語った。
本作の開発チームはオリジナルの『Dead Space』と同じで、デザイナーやアーティストだけでなく、脚本家や声優なども『Dead Space』のメンバーが参加している。プラットフォームが変わっても、本作はまぎれもなく『Dead Space』シリーズの1作品なのだ。発表時から血やゴア表現なども「ファンが期待しているように」表現されると予告されてきたが、プレゼンテーションを見た限りではその言葉に嘘はなかった。
となると、『Dead Space』と同じく本作も日本ではプレイできないのだろうか? Papoutsisは取材に対して、審査を通過するように調整し、ローカライズを行う準備があることを明かした。「私は日本のゲームが好きで、何年もプレイしてきました。『Dead Space Extraction』については、日本で発売できるようにしたいです。日本のゲーマーに『Dead Space』の世界を体験する機会をぜひ提供したいと思っています」とのこと。なお、本作は海外では2009年秋の発売を予定している。
●PSP版も判明『ダンテズ・インフェルノ(仮題)』
プレゼンテーションが行われたEA Redwood Shoresが制作進行中のもうひとつのタイトルは、日本でもすでにプレイステーション3とXbox 360向けに発表されている3人称視点アクション『ダンテズ・インフェルノ(仮題)』。ダンテの『神曲』の『地獄篇』で描かれる地獄めぐりは、『Dead Space』で宇宙の地獄を演出して世界を震え上がらせたEA Read Woodにとって最適の題材であることは間違いないだろう。
開発中の最新デモを見たが、群がる地獄の亡者をコンボで蹴散らしていくプレイ、合間合間に挟まるカットシーンもまさに豪華。今回のEU Showcaseではさらに、プレイステーション3・Xbox 360版と同じ面をPSP(プレイステーション・ポータブル)版でプレイする様子が見られた。先日ベセスダ・ソフトワークスからアクションシューティング『WET』が発売されることが発表されたA2Mが、コンソール(据え置き機)版のチームと共同で開発を行っている。「PSPを持っているゲーマーは、コンソール版と同じ構成の面をプレイすることができることを期待してください。9つの地獄めぐりを同じように体験してもらう、それが私たちの目指しているものです」と、エグゼクティブプロデューサーのジョナサン・ナイトは語った。
本作ではゲーム化に即してオリジナルの『神曲』からはいくつかの設定変更が行われているが、ゲームを見ればじつに効果的。「なぜこれまで『地獄篇』がゲーム化されてこなかったのだろうか?」と思わせるほどだった。「ゲーム化にあたっては再解釈を施し、多くのアクションと衝突をストーリーに加えました。そして人物の設定だけでなく、地獄がどういう構造でどう動いているのかとか、あるいは地獄のルールはなんなのかとか、偉大な文学を原作に持つゲームとして新しい取り組みになっていると思います」とナイトは語り、続けて日本でのリリース時期は北米・ヨーロッパと同時期(2010年と目されている)を目指していることを付け加えた。
アニメ版も進行中であるなど、本作は世界規模での成功が期待されている。となると、早くも気になるのは続編の可能性。というのも、『神曲』は全部で3部構成となっており、『地獄篇』はその第1部でしかない……。
▲こちらはプレイステーション・ポータブル版の画像。スケール感あふれるビッグバトルも再現されている。
(取材:リック・ヘインズ)
※『Dead Space Extraction』の公式サイト(英語)はこちら
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