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『FFVII』の配信も発表に―― 『ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン コンプリート』プレミア試写会が開催

2009/4/10

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●舞台挨拶には野村哲也氏らクリエーター陣も登場

 

 スクウェア・エニックスは2009年4月10日、都内にあるソニービルのコミュニケーションゾーン OPUSで、2009年4月16日に発売されるブルーレイ用映像作品『ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン コンプリート』(以下、『FFVII ACC』)のプレミア試写会を開催した。


▲会場となったソニービルの1階には、『ファイナルファンタジーVII』の象徴とも言える“ミッドガル”の模型が鎮座。

 

▲1階ロビーには専用のコーナーも。ディスプレイ内には本体同梱版に封入される、特別仕様のプレイステーション3“Cloud Black”も展示されていた。

 

▲館内のいたるところに『ファイナルファンタジーVII』および『ファイナルファンタジーXIII』関連の展示。ビル全体で発売に向けて作品を盛り上げていた。

 

 『FFVII ACC』は、2005年にDVDおよびUMD Video向けに発売された映像作品『ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン』へ、30分におよぶ新規シーンの追加や改変、1000カットの修正を行った、同作の決定版ともいえるもの。もちろん、供給メディアが大容量のブルーレイへ移ったことによる、映像のさらなる高画質化も実現されている。また、全3バージョン発売されるなかで初回通常版と特別仕様のプレイステーション3本体“Cloud Black”同梱版には、プレイステーション3用ソフト『ファイナルファンタジーXIII』の体験版も収録された特典ディスクを同梱。シリーズのファンなら絶対に見逃せない内容となっているのだ。

 

 今回の試写会では、この作品を全世界に先駆けて関係者向けに公開。追加、改変も含め物語に関する説明はここでは避けるが、ブルーレイで生まれ変わった映像は圧巻のひとこと。舞台となる“ミッドガル”の街はその存在感をさらに増し、建物の陰影、そこに住む人々の表情を含め、より“生”が感じられる描写に。目まぐるしくキャラが動き回るバトルシーンは、衝突の瞬間など思わずのけぞってしまうほどの迫力だ。個人的にとくに印象的だったのが、花や水など自然物の描写。実写と見まがうほど違和感なく描かれたそれらは、CG映像の可能性のさらなる広がりを予感させるものとなっていた。


 

 上映終了後には、本作を手掛けたクリーエーター陣による舞台挨拶も実施。プロデューサーの橋本真司氏、北瀬佳範氏、Co.ディレクターの野末武志、シナリオライターを務めたステラヴィスタ在籍の野島一成氏、そしてディレクターの野村哲也氏が登場した。

 

 橋本氏は「前作から4年経っても色褪せない作品であることは本日観ていただいたとおりです。まさに時代のさきを見据えた作品だったんだなと実感しています」と、いよいよ発売される『FFVII ACC』への感想を披露。また、前作が全世界累計で410万枚以上販売した実績があることから、現在海外での展開も詰めていることも明らかにした。

 

 世界最高峰とも言える映像はいかにして生まれたのか? 野末氏は「CGというとコンピュータですべてやる印象があるかもしれませんが、実際にはスタッフがひとコマひとコマを丁寧に作ったのが絵にも出ているんです」と、開発陣の細やかな仕事ぶりによるものだと説明。野島氏は、前作から追加となる部分のストーリーを書く際どこに重点を置いたかを紹介。「前作はあれで完成していたので、今回はその物語がより浮かび上がるように書き上げました」と語った。


▲橋本氏はブルーレイで発売した理由について、「プレイステーション3の拡大とともに、時期が来たなと感じました」と語った。

▲「前回カットした部分や、ユーザーからの意見を取り入れました」とシーン追加、改変の意図を明かした野末氏。

▲野島氏は作品に同時収録されるアニメについて「アニメ化は予想していなかったのでうれしいです」と率直な感想を延べた。

 

 広がり続ける『ファイナルファンタジーVII』という作品。北瀬氏は「4年まえから『ファイナルファンタジーVII』を補完する作品がいくつも出ていますが、それがここ(『FFVII ACC』)に結実するのは非常に感慨深いです」とコメント。それに続いて野村氏は『FFVII ACC』を発売した経緯や意図について「ブルーレイディスクで出すことが決まったとき、高画質化するだけでいいのか? と考え、さらに物語に深みを持たせられるように決めました」と明かした。また、野村氏は本作について「新規シーンの間を重視したので、全編を通して観てもらえればそれがわかると思います」と紹介。「子供たちも重視しているので、“クラウド”と子供の触れ合いのシーンはお気に入りですね」と、とくに思い入れの強いシーンも明かした。

 

▲北瀬氏は「『ファイナルファンタジーVII』は今回でひと段落ですが、今後もユーザーとコミュニケーションを取りながら、生き続けていくでしょう」とコメント。

▲「発売が当初の予定から少しずれてしまいましたが、その分充実した内容のものができた思いますので、皆さんにぜひ楽しんでもらいたいです」とファンにメッセージを送った野村氏。

 

 試写会の最後にはこちらの記事でも紹介しているとおり、ゲームアーカイブスでの『ファイナルファンタジーVII』配信が発表に。橋本氏は「ディスク交換の必要もなく、作品のすべてを手の平で遊ぶことができます」と、『ファイナルファンタジーVII』関連作品の原点をより多くの人に遊んでもらえるようアピールした。


▲不朽の名作がついにゲームアーカイブスで登場! この機会にぜひ、『FFVII ACC』の原点を体験してみては?

 

※『ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン コンプリート』の公式サイトはこちら

※名作『ファイナルファンタジーVII』がゲームアーカイブスに登場
 

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