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壮大な宇宙開拓史がいよいよ始まる――『スターオーシャン4 -THE LAST HOPE-』先行体験会が開催

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●Q&Aセッションではかなりキワドイ質問も

 

 2009年2月7日、マイクロソフトの代田橋オフィスで、マスコミおよびXbox 360関連ブログなどの運営者を対象に、『スターオーシャン4 -THE LAST HOPE-』の先行体験会が開催された。

 

▲ユーザー向け体験会には、事前に招待されたXbox 360関連ブログの管理人などが足を運んだ。

 

 2008年9月の『インフィニット アンディスカバリー』を皮切りに、同年11月の『ラスト レムナント』と、立て続けにXbox 360でRPGを発売してきたスクウェア・エニックス。そんなRPGラッシュの第3弾となるのが、2009年2月19日発売予定の『スターオーシャン4 -THE LAST HOPE-』だ。『スターオーシャン』シリーズは、『ドラゴンクエスト』、『ファイナルファンタジー』シリーズに続くスクウェア・エニックスを代表するブランドのひとつで、これまでにスーパーファミコン、プレイステーション2、PSP(プレイステーション・ポータブル)などさまざまなハードで展開されてきている。Xbox 360でシリーズ作が発売されるのは今回が初めて。現状、ほかハードへの展開は発表されておらず、バンダイナムコゲームスの『テイルズ オブ ヴェスペリア』と並んでXbox 360独占の大作RPGとしても注目を集めている作品だ。

 

▲スクェア・エニックスのRPGラッシュの中では唯一のシリーズ作品となる『スターオーシャン4』。


 今回の体験会では、ニューゲーム、または物語中盤に登場する惑星ロークのセーブデータをロードしてプレイすることができた。東京ゲームショウ2008でも、本作はプレイアブル出展されたが、オープニングからプレイできるのは恐らく今回が初。というわけで、まずはニューゲームからプレイしてみた。すでにさまざまなメディアで紹介されているのでご存知の方も多いと思うが、本作では『スターオーシャン』シリーズでもっとも初期の時代、宇宙開拓時代の物語が描かれる。そのため、ゲームの雰囲気は従来までのシリーズと比べて全体的に近未来的だ。主人公の“エッジ・マーべリック”とヒロインの“レイミ・サイオンジ”は、滅亡に瀕した人類の新天地を捜すべく設立された“SRF(宇宙開拓隊)”の第1期クルーとして大宇宙への旅立つのだが、ワープ途中にトラブルが発生。何とか目的の惑星へと緊急着陸するも、そこは事前に得た情報とは異なる、昆虫のような巨大生物が闊歩する惑星であった……と、いった形で物語は幕を開ける。

 

▲主人公たちは、環境も住む者たちもまったく異なる、さまざまな惑星を巡ることになる。


 到着した惑星は地球で言うと“ジュラ紀”に近い気候となっており、フィールドは緑が鮮やか。また、少し進むと広大な海も広がっており、わずか数十分まえまで最新鋭のシャトルに乗っていたところから、いきなり原始の世界へ放り投げ出された印象、というか投げ出されている。ただし、美しい自然に見とれている暇はない。すでに述べたとおり、この惑星には巨大生物がいたるところに存在しているのだから。そういった敵たちは、フィールド上を移動するシンボルで表示されており、接触することでバトルへ突入。画面切り替え時の暗転は1秒程度で、ローディングに関してストレスは感じられなかった。

 

 戦闘は従来までのシリーズを踏襲したアクションバトルで、本作ならではのウリとしては“ラッシュゲージ”が挙げられる。このゲージは敵に攻撃を加えるか、もしくは攻撃を受けると溜まっていき、満タンの状態でXボタンを押すとラッシュモードに突入。移動速度が大幅にアップし、さらに敵の攻撃を受けてものけぞらない“完全ガードレス効果”も発生するので、文字どおり猛烈な“ラッシュ”をかけることが可能になるのだ。ただし注意しなければいけないのが、このラッシュモードは敵も使用してくるという点。調子に乗って攻撃を続けていると、ラッシュモードを発動されて返り討ちになってしまう可能性は大きい。

 

 そんなときに効果を発揮するのが、これまた本作で新たに搭載された“サイトイン/サイトアウト”。これはBボタンで発動できるジャンプ(キャラクターによってはステップ)で、自分をロックオンしている敵の視界から一瞬で姿を消し、不意打ちを食らわせるというテクニック。発生タイミングは(個人的に)ややシビアな感じもしたが、成功することで通常より多くのダメージを与えられることに加えて、相手がラッシュモード時でも関係なく吹き飛ばしたりすることができるのだ。このサイトイン/サイトアウトをマスターすれば、前述のラッシュモードを絡めて流れるような攻撃が可能になるのだろう。


▲戦闘中はカメラ位置が状況に合わせて移動。必殺技などを使用すると、カメラが寄り気味になりダイナミックな映像を堪能することができる。


 ちなみにニューゲームからのプレイでは、ヒロインを含めふたり目の仲間が登場するところでボスクラスの敵が登場。ザコ敵との戦いはAボタンの通常攻撃連打でも進めたため、「最初のボスくらいは攻撃連打で何とかなるだろう」と思っていたのだが……1分と持たずに全滅してしまった。どうやら、ボスクラスになるとサイトイン/サイトアウトを始め各種テクニックを駆使しなければ倒すのは困難なようで、ここら辺の難度調整は絶妙と言ってもいいのではないだろうか。

 

 続いてプレイした中盤からのデータは、多彩な攻撃を堪能してもらうためか各キャラクターのレベルがかなり高めの設定。魔法使いの少女や、サイボーグ、猫科の生物を祖先とする少女などさまざまなキャラも用意されていたので、ひととおり操作してみた。個人的にグッときたのは、猫少女の“メリクル・シャムロット”。このキャラクターの攻撃方法は爪による引っかきなど猫の動きそのもの。範囲は狭いものの技の出が早く、必殺技の中には高速引っ掻きなど見た目にも楽しいものがあり爽快感は抜群だ。使い勝手がよかったのは、黄緑色の髪と長く伸びた耳が印象的な“フェイズ・シッファー・べレス”。このキャラは通常攻撃が近接系なのだが、必殺技を使えば遠距離攻撃も可能というオールマイティーな性能となっている。ジャンプのモーションも“ヒラリ”という感じで、うまく使いこなせるようになれば、自分のプレイに酔いしれることができそうな印象を受けた。

 

▲個人的にお気に入りだった、メリクル・シャムロット。す速い身のこなしと連続攻撃が魅力的なキャラだ。


▲フェイズ・シッファー・べレスは、ぜひ使いこなして自分のプレイに酔いしれたいと感じた。


 また、会場では体験プレイに加えて、『スターオーシャン4 -THE LAST HOPE-』でプロデューサーを務める山岸功典氏と、アシスタントプロデューサーを務める小島創氏によるQ&Aセッションも行われた。
 

 まず初めに飛び出た質問は「Xbox 360で開発するうえでのメリットとデメリットとは?」というもの。最初からかなりキワドイ内容だったが山岸氏は「正直に言いますね」と前置きをしたうえで誠実に回答。「ゲーム業界で、いちばん最初に次世代機と呼ばれるものとして出たのがXbox 360です。その点で、まずは開発に早く取り掛かれたという利点があります。またマイクロソフトさんのハードは、Windowsの流れを汲んでいるので開発環境が整えやすいんです」とXbox 360で開発するうえでの好材料を述べた。一方デメリットについては「現状、日本での普及がそれほど進んでいない点にあります」と率直にコメント。しかし、このデメリットについては「今回は本体の同梱版も出しますので、普及の手助けになれればいいですね」とチャンスに変えていく意思があることをしっかりと示した。

 

▲山岸氏(下写真左)と小島氏(下写真右)を囲む形で行われたQ&Aセッション。初っ端からかなりキワドイ質問が飛び出した。


 またシリーズのファンは気になるであろう、エンディングの種類に関する質問も。「今回はチビキャラではなく、フルサイズの3Dキャラなのでモーションの数などを考えると物理的な限界もあって、『セカンド』のときほどではありません。それでも、各主要キャラに関して云々となると……けっこうな数は入っていますよ」と山岸氏。小島氏も「1回で全部見られたら、かなりすごいことですね」と、充分満足できる量になっていることを約束した。

 

 本作では初代『スターオーシャン』につながる物語ということで、ユーザーの中からはこれまでの『1』〜『3』をXbox 360でリメイクしてほしい、という要望も飛び出した。これに対して山岸氏は「新世代機でもういちど開発となると、かなり時間がかかってしまうと思うんですね。そうすると「それなら『5』を作ってほしい」という声のほうが多くなるかもしれません。焼きなおす時間があれば、最新作を作りたいなと思います」と、シリーズをさらに重ねていく考えのほうが強いとした。

 

▲ダウンロードクエストの配信については、「入れられるものは全部入れてあります」(山岸)とのことで、現状予定はないそうだ。


※『スターオーシャン4 -THE LAST HOPE-』の公式サイトはこちら
 

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