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ソリッド・スネークが無線で指示!? アキバプロレス第2弾“ゲームリミックス 湾岸有明危機一髪!”が開催

2008/12/29

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●『半熟英雄』、『ストリートファイターIV』、『MGS4』とコラボレーション

 

 2008年12月29日、有明の東京ビッグサイトで開催中のコミックマーケットよりも熱気に満ち満ちたイベントが、ディファ有明で行われた。そのイベントとは、プロレス界屈指のゲームファンで知られる菊タロー選手が主催するプロレス興行“アキバプロレス”第2弾となる“ゲームリミックス 湾岸有明危機一髪!”。この興行で注目すべきは、スクウェア・エニックスの『半熟英雄』、カプコンの『ストリートファイターIV』、KONAMIの『メタルギア ソリッド 4』という、ゲーム業界が誇る人気ゲームとコラボレーションした試合が組まれていること。プロレスファン、アキバ系のファン、そしてゲームファンというさまざまな層の人たちが、会場に足を運んだ。

 

▲試合まえの挨拶を行う菊タロー(右)。そしてアキバプロレス練習生のふたり(左はみずしな孝之先生、中央は新入り練習生のさがわまこと)。

 

 試合まえ、主催者を代表して菊タロー選手がリングインし、「今日は皆さんに楽しんでもらって、笑顔で帰宅していただければ!」と挨拶。アキバプロレスの新たな練習生“さがわまこと”(おじいちゃん)をファンに紹介した。と、そのとき、アキバプロレスにおいて、菊タロー選手ら正規軍と敵対関係にある新宿歌舞伎町のホストクラブ“ダイヤモンドロマンス”のナンバーワンホスト“Rion(リオン)”が乱入。前回大会では秋葉原の支配に失敗したRionは、コミケなどで多額のオタクマネーが動く有明の支配を目論んでいるようで、「有明に超高層シャンパンタワーを建設してやる!」と宣戦布告。これを受け、菊タロー選手も「有明をホストの街にはさせない」と応戦し、アキバプロレス第2弾の戦いのゴングが打ち鳴らされた。

 

▲こちらがアキバプロレスと抗争しているダイヤモンドロマンスのホスト“Rion”(右)。今大会の優秀選手に贈られる予定だった、オリジナルデザインのプレイステーション3本体がセットになった『メタルギア ソリッド 4』同梱パックを強奪し、有明を支配するために菊タローに宣戦布告。

 

【第1試合 Collaborate With 半熟英雄】
ダンボール肉マン(〇)
VS
エッグマン(×)

試合経過……“Collaborate With 半熟英雄”と題した第1試合のカードは、アキバプロレス正規軍のダンボール肉マンと、『半熟英雄』のキャラクター“エッグマン”による試合。試合まえ、スクリーンにエッグマンの控え室の映像が映し出されると、そこには『半熟英雄』のプロデューサーである時田貴司氏の姿が。何やら第1試合ということで、ゆでたまごを食べて気合を入れようとした時田氏だったが、たまごを喉を詰まらせてしまう。そこに、「これを飲んでください」と謎の液体(新人ホスト養成シャンパン)を差し出したRion。それを飲んだ時田氏は、なんと新人ホストに変身してしまい、本来正義のヒーローであるエッグマンもヒールとなってしまった。しかし肝心の試合だが、ご存じのようにエッグマンは戦闘に向いていない弱いキャラクター。ダンボール肉マンのパワーに圧倒され、何か技をひとつ受けるたびにリング外に逃げようとする。終始劣勢のエッグマンだが、低空ドロップキックで反撃したり、締め技を決めているときに「ask him!(ギブアップするのかこいつに聞け)」と叫んだり、時折プロレスラーらしい一面を見せた。そしていちばんの見せ場として、コーナーのトップに上がっての必殺技“エッグキック”をくり出そうとするも、まさかの転落。それをごまかすためにソバットを放つも膝を痛めてしまい、ダンボール肉マンに3カウントを奪われ敗戦。試合後、ダンボール肉マンがエッグマンにチョップをお見舞いしようとしたとき、謝って時田氏にクリーンヒット! それがキッカケで正気を取り戻した時田氏は、「皆さん、これからも『半熟英雄』、ゲーム業界、そして日本を盛り上げていきましょう!」と挨拶してハッピーエンドとなった。

 

【第2試合 Collaborate With 天体戦士サンレッド】
サンレッド(〇)、アキバブラウン
VS
エウリアン、戦闘員(×)

試合経過……第2試合はアニメなどでおなじみの『天体戦士サンレッド』とコラボレーションしたカードが組まれた。前回大会に参戦した電脳戦隊アキバファイブのアキバビリジアンとアキバブラウン。今回、アキバビリジアンが忘年会の営業で参戦ができないとあって、アキバブラウンは『天体戦士サンレッド』のサンレッドとタッグを組むことに。試合まえ、MCのお姉さんがリングに上がり、「みんなでアキバブラウンとサンレッドを元気よく呼ぼうね〜」とまるでヒーローショーのノリ。しかしここでもRionが乱入。「電脳戦隊アキバファイブを倒すために、秋葉原で見つけた高額絵画販売怪人を連れてきた」とエウリアンを召喚。Rion軍団に占拠されたリング上では、エウリアンによって、MCのお姉さん、アキバプロレス練習生(みずしな孝之先生)が高額絵画を無理矢理購入させられそうになる。そこにアキバブラウンが駆けつけるも、この試合はタッグマッチ。エウリアンと戦闘員の攻撃に苦しめられる。そのとき! サンレッドが登場……しかし私服で登場し、リングサイドで横になってしまうなど、あまりやる気がない。仕方なく、アキバブラウンひとりが孤軍奮闘するが、場外乱闘の際、横になっていたサンレッドに戦闘員がぶつかってしまう。これに怒ったサンレッドは、まるでヒーローというよりもチンピラのようなファイトスタイルで戦闘員をたこ殴りに。最後はレフェリーストップでサンレッド、アキバブラウン組が勝利した。ちなみにこの第2試合、アニメでサンレッドと敵対関係にあるバンプ様も応援に駆けつける予定だったそうだが、新橋からゆりかもめを使ってしまったため、コミケ帰りのラッシュに巻き込まれてまさかの遅刻。なんとか試合途中に会場入りし、南0列77番席に座って試合を観戦していた。

 

【第3試合】
アップルみゆき、おでん・カーン(〇)
VS
佐藤光留、ジャクソン・フロリダ(×)

試合経過……ノースポンサーマッチとなった第3試合は、プロレスらしいプロレスといった試合がくり広げられた。とはいえ、そこはアキバプロレス。アップルみゆきと佐藤光留は、メイド服を着て戦いに臨んだ。しかしこの試合の主役だったのは、ジャクソン・フロリダ。何やら右足を負傷しているようで、入場時に杖をつきながらリングインし、しかも杖をついたまま試合をしてしまった。本来、杖は凶器のはずだが、レフェリーも杖を認めてしまったため、フロリダはその杖を巧みに使い試合のペースを握る。関節技を決められたときには杖のリーチを活かしてロープエスケープしたり、痛めた足をかばうように歩くときにフラフラしながら杖を振り回すなど、アップル、おでん組を困惑させる。しかし、調子に乗ってロープの上を歩く拝み渡りに失敗して場外に転落したり、トップコーナーからダイブするなど危険な技を出したため、爆弾を抱える足はもはや限界に。最後はコーナートップからおでん・カーンがくり出したシューティングおでんプレスでマットに沈められた。

 

【第4試合 Collaborate With ストリートファイターIV】
バルログ、エルフォルテ(〇)、リュウ
VS
マグニチュード秋葉原、南野タケシ(×)、宮原健斗

試合経過……『ストリートファイターIV』コラボレーション試合ということで、円華がバルログ、エルブレイザーがエルフォルテ、起田高志がリュウのコスプレで登場。試合まえのボディーチェックでは、バルログの代名詞である爪が凶器とみなされる場面も。試合が始まると、『ストリートファイターIV』チームはそれぞれの持ち味を存分に発揮。バルログ、エルフォルテがゲーム同様、華麗でスピィーディーな試合運びを見せれば、リュウもコーナートップに立つ南野タケシに昇龍拳をくり出すなど、会場のゲームファンを興奮させた。しかし、中盤以降はマグニチュード秋葉原のパワーと四次元殺法に苦しめられ、バルログひとりが孤立するローンバトルに。顔を傷つけられることを嫌うバルログに対し、マグニュチュード組は容赦なく顔面攻撃。何度もピンチに立たされたバルログだったが、ゲームでも見せるローリングクリスタルフラッシュで反撃に転じると、そこから試合の流れは『ストリートファイターIV』チームに傾く。リュウの波動拳で南野タケシを瀕死の状態にすると、コーナートップに上ったエルフォルテのリバースシューティングスタープレスが炸裂。見事、勝利をもぎ取った。

 

【第5試合 Collaborate With メタルギア ソリッド 4】
菊タロー、K-ness.、華名
VS
Rion、ミスターPMC、ソリ・へびお

試合経過……メインイベントは、菊タロー、K-ness.、華名というプロレス界ゲーム好き連合軍と、Rionによるバトル。試合まえ、『メタルギア ソリッド 4』をプレイステーション3に入れて、「このゲームから貴様らを倒す怪人を召喚する」と言い放ったRionが連れてきたのは、傭兵の格好をしたミスターPCMと、ダンボールをかぶりながら入場してきたソリッド・スネークのコピー怪人“ソリ・へびお”。このソリ・へびお、見た目こそ微妙だが、ソリッド・スネークのコピーというだけのことがあり、なかなかの実力者。圧倒された菊タロー組は、早くもピンチを迎える。すると、会場が暗くなり、何やら無線の音が。その声の主は、なんとソリッド・スネーク本人(CV:大塚明夫)! これには会場のファンも大興奮の様子。「古くからの友人から、おまえたちにアドバイスをしてやってくれ、と頼まれた。試合終了のゴングが鳴るまで勝ち負けはない! 負けるんじゃないぞ!」とスネーク。しかし、これだけではあまりアドバイスにならず、「それだけですか!」と菊タローも困り顔。そこで無線は途絶えてしまった。と、ここでリングに目をやると、さっきまでそこにいたソリ・へびおの姿がなく、代わりにダンボールがポツン。どう考えてもその中に隠れているのだが、菊タローは「どこに行った?」と会場を見渡す。そこへ、そーっとダンボールから出てくるソリ・へびお。ファンも「後ろー!」と叫ぶが、まんまと菊タローはソリ・へびおの不意打ち攻撃をくらってしまった。さらにソリ・へびおのトラップは続く。今度はリング中央にグラビア雑誌を置き、K-ness.の意識をそちらに向けておいて、背後から攻撃。『メタルギア ソリッド』シリーズを熟知した(!?)戦法に、なすすべない菊タロー組だったが、ここでまたソリッド・スネークからの「私の仲間を会場に向かわせた。彼から試合に勝つアドバイスを聞いてくれ」と無線が。その仲間とはジョニー(アキバ)! ジョニーは菊タローたちのもとに駆け寄り、ソリッド・スネークからのアドバイスを耳打ち。これを機に、菊タロー組が猛反撃。菊タローのシャイニングウィザード、華名のジャーマンスープレックスとたたみかけ、ミスターPMCから3カウントを奪った。なお、ソリッド・スネークからのアドバイスは「この試合は6人タッグマッチだ!」というもの。このアドバイスでチームワークの重要性に気づいた菊タロー組が勝利を呼び込んだ。

 

▲ソリッド・スネークのアドバイスで見事Rionたちを退けた菊タロー率いるアキバプロレス。「有明を守ったぞー!  これで明日もコミケが開催されますね。自分みたいなちっぽけなレスラーを応援してくれる、各プロレス団体のレスラーの皆さん、ゲームメーカー各社、関係者、そして来場してくれたファンに感謝したい。本当にありがとうございました!  来年はゴールデンウイークあたりに第3弾を開催しようと思いますので、そのときもよろしくお願いいたします」と、菊タローの最後の言葉で大会は無事に終了した。

 

※アキバプロレス公式サイトはこちら

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