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Wiiでアニメや映画などが観られる『みんなのシアターWii』は2009年1月27日にサービス開始

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●WiiでDVD画質に近い映像コンテンツが楽しめる

 富士ソフトが、Wiiウェア向けに『みんなのシアターWii』を2009年1月27日から配信することを発表した。『みんなのシアターWii』は、Wii上でアニメや映画などの映像コンテンツをビデオ・オン・デマンド(VOD)で見られるサービス。富士ソフト独自のテクノロジー“ULEXIT(ウレキサイト)”を使うことで、Wii上でもテレビの大画面でDVD画質に近い映像コンテンツを楽しめるようになるのが特徴だ。『みんなのシアターWii』はショッピングチャンネルより500Wiiポイントにて販売される。視聴の料金体系は以下の3通りとなっている。

[ちょっと見コース](2日間 1本視聴可能):300Wiiポイント
[ベーシックコース](3日間 2本視聴可能):600Wiiポイント
[じっくりコース] (5日間 3本視聴可能):800Wiiポイント
※アニメ作品に関しては、3回分で1本の扱い

▲富士ソフトの代表取締役社長、白石晴久氏。Wiiを使った新しいビジネスにかける期待は大きい。

 2008年12月19日に都内に行われた“『みんなのシアターWii』商品発表会”では、富士ソフトの代表取締役社長、白石晴久氏が登壇。もともと富士ソフトは、企業向けにソリューションや技術を提供している企業。今回初めてコンシューマー(一般消費者)向けビジネスを展開するにあたっては、「Wiiは国内の累計販売台数が760万台を超え、そのうちのインターネット接続率は52.5パーセントにも及びます。その可能性に着目しました」(白石)とのこと。任天堂に企画を持ちこんだのが1年ちょっとまえで、サードパーティ−のゲーム以外のコンテンツは初めてだったために、最初は任天堂サイドにもとまどいがあったとのことだが、ついに“世界初の、Wiiを使った“ビデオ・オン・デマンド”のサービスが実現したのだ。サービスの特徴としては、(1)家族全員が楽しめる、(2)導入の敷居が低い、(3)安心簡単な決済が挙げられる。

 となると、気になるのはコンテンツの内容だが、まずは富士ソフトはサービス開始時は、150タイトル3000本を用意。『鉄腕アトム(新)』や『はじめの一歩』などアニメ作品や、『プロジェクトX 挑戦者たち』などバラエティーに富んだコンテンツが取りそろえられている(コンテンツの詳細はこちら)。コンテンツ提供事業者としては、日本アニメーションや手塚プロダクション、東映などが12社が現時点で参入を表明している。以降は毎月およそ50タイトルずつを追加予定とのことで、映画(洋画、邦画)、音楽、教育なども楽しめるようになる模様だ。

▲ビデオ・オン・デマンド(VOD)は利用者が観たいときに、さまざまな映像コンテンツを視聴できるサービスのこと。「VODはWiiに最適」と富士ソフトの関係者。

▲「ほかにいくつかの企業がWiiでVODを使ったサービスを開発中のようですが、実現できていません」と自社のテクノロジーに対する自信のほどを見せた富士ソフトのシステム事業本部 DC事業部 事業部長の田原大氏。


 富士ソフトが今回のプロジェクトに賭ける意気込みは大きい。今後富士ソフトでは、コンテンツの充実や他プラットフォームへの展開(携帯ゲーム機、プレイステーション3、Xbox 360)などを検討中。このシステムをパッケージソフトに組み込んで、ゲーム中に映像を流すといった他メディアとの連繋も視野に入れているとのこと。Wiiで映像コンテンツが見られるサービスとして、『みんなのシアターWii』は大きな注目を集めそうだ。

▲商品発表会のあとはデモ機による実演が行われた。Wiiリモコンを使った操作は極めてスムーズで、気になる画質はDVDより若干落ちるくらい。何よりWiiさえあれば、家に居ながらにして映像コンテンツが楽しめるという利便性の高さが魅力だ。

 

▲こちらは実際の『みんなのシアターWii』の画面。2009年1月27日のサービスイン時には、とくにアニメ作品が充実しているようだ。

 
※『みんなのシアターWii』の公式サイトはこちら

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