男は黙って『ギアーズ オブ ウォー 2』――マルチプレイプレイリポート編
●FPSの鬼、スオミ松崎を迎えてマルチプレイをリポート
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ご注意:海外版ソフトは日本のXbox 360本体での動作を保証されていません。また、日本のマイクロソフトでは海外製品の初期不良や故障時の修理などを受け付けていません。ソフトメーカーからのサポートも提供されておらず、ファミ通.comでも責任を負いかねますので、ご利用は自己責任でお願いします。『ギアーズ オブ ウォー2』には暴力シーン、銃撃シーン、流血シーンが含まれます。 |
2008年12月22日付けの一部新聞報道で、マイクロソフトのXbox
360用ソフト『ギアーズ オブ ウォー2』の日本発売が示唆された。本作は北米で11月7日に発売され、初週で200万本売り上げたモンスターソフト。日本発売は一時発表されるも、実際はどうなのか、熱狂的なファンが固唾をのんでその動向を見守っている状況だった。新聞報道を改めてマイクロソフトに確認してみると……「日本での展開については、2009年発売を目指して準備を進めています」と何ともうれしい回答が。
当然のように(?)、『ギアーズ
オブ ウォー』バカはファミ通編集部にもいる。前回の“男は黙って〜”にも登場した中目黒目黒と、FPSの鬼、スオミ松崎のコンビが北米版をいち早くプレイして、マルチプレイモードの魅力をざっくばらんにお届けする。ビバ! 日本発売!
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中目黒目黒 |
スオミ松崎 |
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ファミ通デスク。ゲーム編集者にあるまじき三半規管の弱さで、ファーストパーソンシューティングは万年ドクターストップ状態。サードパーソンも苦手の分野に入るが、『ギアーズ オブ ウォー』だけはオエオエ言いながら(体調による)も必死にプレイする(できる)。前作のマルチプレイは2008年後半になっても熱が冷めることなくプレイし続けているが、腕前についてはノーコメントを貫く。同僚にもらったクリフのサイン入りカーマインフィギュアが家宝という『GoW』バカ。 |
FPS暦は10年を越えるライター。かの名作FPS『Quake』との出会いをきっかけに人生を踏み外し、気付くと『Quake3』や『Counter-Strike』といったタイトルで日本代表選手として海外の大会にも出場。過去にFPSの大会に出ると言って渡米をしたが、当時日本では未発売だった初代Xboxと『HALO』を現地購入。大会は建前で『HALO』が遊びたいがために渡米したのではないか? などの疑問も取り沙汰されたが本人は黙秘を続けている。ちなみに家宝は『QUAKE』『DOOM』の生みの親であるジョン・カーマックの直筆サイン入りポスター。 |
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やはりバランスはバツグン |
中目黒目黒(以下、目黒) すげーーー! おもれーーー! でも、むかつくわーーー!
スオミ松崎(以下、スオミ) このまえと同じ始まりじゃないっすか(笑)。しかも最後のむかつくって!
目黒 いやさ、海外プレイヤーにはかなわんよ! たおされてばっか!! 俺はつくづく農耕民族だと再認識させれられるよ……。
スオミ そんな落ち込まないでくださいよ。現時点だと基本的に海外プレイヤーが相手となるから、ラグを感じることが多いですよね。原因はそれでは?
目黒 それだけかなー。根本的にセンスがないような……。
スオミ ラグを感じたときには、割り切ってプレイしなきゃいけないっすよ。状況にもよりますが、敵の2キャラ分ほど手前を狙って攻撃するとか。この辺はゲームが始まったら戦闘中に誤差の修正をしながら戦わないとダメっすね。
目黒 そこまで深く考えたことはなかったわ(笑)。さすがだね〜。話を戻すけど、今作はマルチプレイのマッチングシステムがガラリと変わったから驚いたよ。
スオミ まず5人のパーティーを組んでから、パーティーどうしのマッチングになりましたね。
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▲マッチング画面。まず5人パーティーを作り、マッチングを行う。遊ぶモード、マップは多数決に。 |
目黒 前作では部屋をたてた人が遊ぶモードを決めてたけど、今作はマップも含めて参加者全員で多数決になったのも斬新。まー、ある程度は好きなモードを遊べるように工夫はされてるんだけど。
スオミ だからまだすべてのモードが遊べてないんすよ(笑)。
目黒 俺も(笑)。でもがんばって、内容が確認できたモードをまとめてみたよ。
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マルチプレイ収録モード |
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Warzone |
前作でもあったモードで、今作からはひとりずつ増えて5対5のチーム戦に。敵チームの全滅が目的。 |
Guardian |
基本的に5対5のチーム戦だが、チームの中にひとりがリーダー(星マークがつく)が存在。Warzoneと同じく敵チームの全滅が目的だが、リーダーを倒されない限りは何度でも復活できてしまう。まずはリーダーを狙い、徐々に追い詰めていくべし。 |
Execution |
※前作と同じと思われるが確認中。 |
Annex |
前作からあったモードで、簡単に言えば5対5の陣取り合戦。占拠すべき場所がランダムで動くところがポイント。一定時間その場所に居続けられれば占拠でき、ポイントとなる。合計ポイントで競う。 |
Submission |
今作から加わった新モードで、『GoW2』版キャプチャー・ザ・フラッグと言ったところ。人間(ノンプレイヤーキャラクターの難民)を旗と見立てて奪い合い、指定のスペースまで運んでいく(厳密に言えば引きずっていく)。ひとりが運ぶ役となるのでまわりは援護しないといけない。 |
King of the Hill |
基本的にAnnexと同じだが、陣地に誰かがいないと占拠していることにはならない。そのほかの細かい設定は確認中。 |
Horde |
こちらも今作から加わった協力プレイモード。襲いくるWave(ローカストの集団)を5人で協力して倒していく。すべての敵を倒すとつぎのWaveが登場する仕組みで、Waveはどんどん強くなっていく。 |
Wingman |
2対2対2対2対2の新サバイバルモード。おのずと敵との距離が近いので慎重に行動すべき。いちど倒されると復活はできないので、力を合わせることが重要だ。 |
スオミ 確認中って! 本当にこの記事ってゲリラ的にやってるんすね(笑)。
目黒 う、うん(汗)。収録モードはこの8種類。まだまだやり込む余地があるから、内容をきちんと確認できてないモードもあるんだけど、俺がいちばん最初に気に入ったのはWingman。これさ、ほとんどの場合、見ず知らずの人とペアを組むわけ。いざバトルスタートとなったときに、勝手にどんどん進んじゃう特攻野郎もいれば、チラリと相手の出方を確認するモジモジ派もいて、その人間模様が異様におもしろい(笑)。一瞬にしてヒエラルキーを決めないといけないんだよ。
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▲自分がマーカスだったら相方もマーカス。ほかのキャラクターはすべて敵となる。ステージはそんなに広くないのでライバルたちとすぐに遭遇し、銃撃戦へ。三つ巴になって戦うことは日常茶飯事で、いちばん難度が高いモードだと思われる。 |
スオミ ちなみに目黒さんはどっち?
目黒 俺は日本人だもの! もちろん、協調性を大事にしてるからモジモジ派だよ……。
スオミ ただ単に自信がないだけじゃ……。俺はWarzoneをちょっとやりました。
目黒 さすが男だねえ。復活なしのスリル満載の倒し合いだけど、何かコツみたいなのある? 俺は基本的に、団体行動を心がけるけど(笑)。
スオミ あのモードは音が重要っすね。ローカストとCOGでは喋る言語が違うので、声をたよりに索敵することもできますよ。
目黒 そんなこと考えたこともなかった。
スオミ 慣れれば無意識に索敵できますよ。それに、復活できないルールなんで、無理な行動をすると敵に美味しくいただかれちゃうので、身勝手な行動は禁物。
目黒 じゃ、俺の団体行動派はいいんだ(笑)。
スオミ そうっすね。まぁ、腕に自信がある人ならガンガン突っ込んでもいいと思いますよ。ハイリスクハイリターンって感じ。
目黒 ほかにどのモードやった?
スオミ Guardianっすね。
目黒 俺はこのモードになるとなぜか強気になってしまって、リーダーになっても敵陣につっこんじゃうんだよなー(笑)。
スオミ それはダメっすよ(笑)! リーダーになった場合、序盤は自陣で隠れて敵の動きというか、流れを見守るのがいいんじゃないかなと。んで、ずっと居続けると位置バレしてしまうので、味方の後ろについて移動するのもアリ。リーダー以外の場合は、敵のリーダーを捜し出すことを第一目標として動くべき。
目黒 うんうん。でも民族性がでるよね。海外プレイヤーは基本レベルが高いからまとまって行動するところはあんまり見ないもの。ほかにコツとかある?
スオミ ダウンさせた敵は、あえて処刑しないのも重要な手段。処刑してしまうと、その時点でリスポーンまでのカウントダウンが始まってしまうけど、処刑しなければダウンしたまま。完全に死亡するまでの時間がかかるので、時間稼ぎには有効ですね。つまり、5対5の場合は一時的にでも5対4になる。ひとり遊撃として自由に動ける時間が発生するんで、敵のリーダーを攻撃するチャンスが増える。
目黒 それも鉄則なのはわかってるんだけど……ダウンさせたあとは興奮しちゃっているのか、トドめをさしてしまうんだよね。自分でもわかっているんだけど余裕がないんだね。
スオミ ほかにどのモードがおもしろかったですか?
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▲『ギアーズ オブ ウォー2』版キャプチャー・ザ・フラッグ。旗となる難民をダウンさせて指定の場所に引きずっていく。チームワークがないと絶対に勝てない。 |
目黒 Submissionも新鮮。旗となるNPCが意外と強くてさ。油断しているとこっちが倒されちゃうんだよ(笑)。弾の1発1発が重くて。
スオミ へえ〜(笑)。
目黒 ひとりが(旗の役割の)難民をズルズル引きずっているまわりで、みんなが援護しているときにさ、何とも言えぬ一体感が生まれるんだよね。“俺らいま繋がってる!これぞ異文化コミュニケーション!”って無駄に興奮しちゃうんだよ(笑)。一体感と言えば、Hordeも同じ。5人が一丸となってローカストたちの波状攻撃を食い止めるわけだ。クリフ(ゲームのプロデューサー)がこのモードを「アーケードゲームのようなモード」と紹介したんだけど、まさにそのとおりで、Waveはどんどん強くなっていく。
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▲Hordeは斜俯瞰でみるとわかりやすい。赤い文字のところにいるのが、敵となるローカスト。青文字が味方。ローカストたちはどこからわき出るかわからず、全滅させればつぎのWaveへ。数を重ねるごとに強くなっていく。地形を活かした作戦と、チームワークが非常に大事。 |
まだ戦友に恵まれないのか(失礼)、俺はWave36までしか行ったことないんだけど、ここらへんまでくるとトルクボウ1発じゃ敵が倒れねーんだ! 強すぎね? けっこう弾切れになるから、弾薬箱を譲りあったり……。遠くの方でダウンしている味方がいると、ちょっと無理してでも駆け寄って助けたり……。なんかチームって感じがするんだよね……。
スオミ ひとり欠けると死活問題なんですね。
目黒 そうなんだよねー。ひとりじゃどうにもできない数で襲ってくるから。そうそう、前作ではショットガン最強説だったじゃん。相手の懐にもぐりこんで近距離でドスンと。でもさ、今回はショットガンの弾が出るタイミングが変わったような気がするし(俺だけ?)、なおかつ、ランサーの弾にむやみにつっこむと体がはじかれて、そんな簡単には相手の懐には入れなくなったでしょ?
スオミ そうっすね。でもやっぱショットガン最強っすよ。サブウェポンとして装備しておいて、接近戦に持ち込まれそうになったらAボタンで回転回避しながら武器を変更して、ショットガンで対抗したいですね。チェーンソーによる切り裂き攻撃はこの一連の動作を成功させれば、切ろうと接近する敵をひるませることができます。すでにプレイしている人には基本的なことかもしれないけど、重要なので。
目黒 それがねー、なかなかあせってできねーだよ(笑)。でも、チェーンソーで切られるの異様にムカつくしさー(笑)。もどかしい……。
スオミ 目黒さんって敵を深追いするタイプでしょ?
目黒 するさー、トドメをさしたいもの。プチ充実感ってやつ?
スオミ それが隙をうんでしまうんですよね。遠くの相手をダウンさせた場合、無理にトドメをさそうとするとミイラ取りがミイラになりやすい。銃撃で倒したほうが無駄に時間を消費しなくていいかなと。ダウンした敵の味方が近場に居そうならグレネードを投擲しておくのもアリ。助けに来た敵もろとも倒すことが可能で、場合によっては一粒で二度美味しい状態も。
目黒 なるほどね。あとさ、今作からグレネードなどを壁などに埋め込むことができるじゃん。あれがやっかいでね。地面にもさせると思うんだけど、武器の設置場所にいやらしく仕掛けてあったり、復活する場所にさしてあったり、本当にやっかい。
スオミ 前作よりも集中力が必要ですね。あ、スモークグレネードでダウンさせた敵はきちんとショットガンで始末しないといけないっすよ。
目黒 そう! 焦ってランサーとかで始末しようとすると、逃げられたり、逆にやられちゃうんだよなー。気をつけねば。あ、そうだ。俺が愛してやまないドーンハンマーに使用制限がかかって残念すぎるよ……。
スオミ (笑)。俺もこれからもう少しやり込むので、いろいろコツを伝授しますよ!
目黒 よろしく! せめて日本人の中で“中の上”を目指したい!
スオミ 志がひくっ!
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▲壁にグレネード類をさせるように。接触すると爆発する。スモークグレネードだと一定時間動けなくなるダウンですむが、フラググレネードだと即死。見つけたらランサーなどで誘発させる。 |
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▲シールドも地面に突き刺すことが可能。銃撃戦の簡易的な防壁として使うことが可能で、Hordeでは威力をはっきする。 |
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▲迫撃砲や機関銃などの大型の武器は信じられないほどの破壊力を持つが、その分隙が大きい。腕が立つ人ほどあまり使わないような……(中目黒目黒の使用頻度は高い)。 |
※男は黙って『ギアーズ オブ ウォー2』――北米版のプレイリポート
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