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渋谷の街に“パタポン”出現! 『パタポン2 ドンチャカ♪』の発売記念イベントでダルマのように“目入れ式”

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●マルチプレイはじつは搭載したくなかった!?
 

 ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンは2008年11月27日、東京の渋谷にあるPARCO PART 1で、PSP(プレイステーション・ポータブル)用ソフト『パタポン2 ドンチャカ♪』の発売記念イベントを開催した。

 

 リズムで遊んで、リズムにハマルをテーマに、音楽アクションとシミュレーションゲームの要素を融合させた過去に例がない作品として、日本のみならず海外でも高い評価を得た『パタポン』。その続編となる本作では、前作のエッセンスはそのままに新たに“マルチプレイ”を搭載。みんなといっしょにパーティー感覚で「パタ、パタ、パタ、ポン」というリズムを刻めるようになったのだ。

 

 イベントにはこの『パタポン』シリーズの生みの親である、ゲームデザイナーの小谷浩之氏と、サウンドデザイナーの足立賢明氏が出席。両氏はまず「『パタポン』は2作目になりますが、我が子を小学校に送り出すような気分でドキドキしています」(小谷)、「僕も我が子のように愛していた作品なので、いまはそれが親離れしていったなあという感じですね」(足立)と無事発売を迎えての感想を語り、続いてシリーズの開発秘話などについて明かした。


▲『パタポン』シリーズの生みの親であるゲームデザイナーの小谷氏(左)と、独特のサウンドを担当したサウンドデザイナーの足立氏(右)。


 小谷氏によれば『パタポン』が生まれたきっかけは、フランス人クリエーターのオリート氏が運営するWebサイト“オリートランド”でのひと目ぼれなのだそう。小谷氏はそこで、パタポンの原型である目玉のような生物たちが動き回っている様子を目にし、「彼らがたくさん並んで荒野を進んでいる様子と、それに合わせて鳴る不思議な太鼓の音が聞こえてきた」というイメージが閃いたそうだ。その後オリート氏へコンタクトを取ったところ、同氏はゲーム化に快諾。こうして『パタポン』シリーズの開発はスタートした。ちなみに、パタポンというキャラクター名の名付け親はオリート氏で、フランスの古語で“いたずらっ子”という意味。小谷氏はその名前が決まったとき、早くもゲームの根幹である「パタ、パタ、パタ、ポン」というフレーズが頭に浮かんだんだとか。


▲オリート氏のWebサイトに小谷氏がひと目ぼれしたところから、『パタポン』の開発はスタートした。


 『パタポン』シリーズは、リズムがキモのゲームデザインということでサウンド面にも非常に力が入っている。とくにさまざまなパターンが用意されている“パタポン”たちの歌は、子供たちがワイワイと騒いでいるような内容で、いちど聴いたらなかなか頭から離れないキュッチな仕上がり。しかし、足立氏によればこのパタポンの歌、じつはBlicoくんと呼ばれる「近所に住んでいるゲーム好きの子」がひとりで歌っているのだという。「最初は予算の都合もあったのですが(笑)、いまでは彼がいないと『パタポン』は成立しないと思っています」(足立)。歌を作る際は「小谷さんの頭の中にある音を出すのにとても苦労しました」(同)とのことで、どうしてもアイデアが浮かばないときは、小谷氏と共通の趣味であるサーフィンに行き、波に乗りながら打ち合わせをすることもあったそうだ。「サーフィンから帰ってきてから寝て、起きると不思議と曲が出来上がってるんですよ(笑)」(小谷)。

 

 トークショーでは『パタポン2』から新たに搭載されたマルチプレイについても言及された。小谷氏は続編を作るに当たって、プロデューサーからマルチプレイを入れてみては? と提案された際に、最初は「『パタポン』にマルチプレイはないだろうと思った」という意外な話を披露。その理由を小谷氏は、『2』はさらにゲーム性を深めるという方向で進めたかったからであると説明した。しかし、ある日ネット上の掲示板で自分の考えと同じ意見を見たことで一念発起。マルチプレイ搭載をひとつのミッションとして捉え、取り組むことになったのだ。小谷氏はそのような経緯を経て完成したマルチプレイについて「1作目のパタポンと神様だけだったセッションを、パタポンとみんなのセッションへまで広げることができたなと思っています」と胸を張った。


▲そのほかに、新キャラクターの説明なども行われた。こちらの“とりポン”は前作開発時からアイデアにあり、イメージイラストなどにも描かれていたそうだ。そのためユーザーからの問い合わせも多く、今回待望の登場となった。


 トークショー終了後は渋谷PARCO PART1の壁面に描かれた“未完成”の『パタポン2 ドンチャカ♪』ペイティングへ場所を移して“目入れ式”を実施。1匹だけ目に墨が入っていないパタポンに小谷氏みずから最後のひと筆を入れた。


▲こちらの壁画はPARCO PART1に隣接しているスペイン坂スタジオのすぐそばにあるので、足を運んだ際にはぜひチェックしてみよう。


▲PARCO PART1のイベントエリアでは本日の午後9時まで『パタポン2 ドンチャカ♪』の体験会も開催中。こちらの写真はトークショー終了後にマルチプレイを楽しむ小谷氏ら。


 なお、ソフトの発売記念イベントはこれで終了ではない。本日(2008年11月27日)、東京FMでオンエアーされるラジオ番組『Wonderful World』で、午後5時〜午後8時までの枠を『パタポン2』がジャックするのだ。小谷氏、足立氏の両名が出演しソフトのPRを行うほか、生中継で体験会の模様もリポートする予定。興味のある人は番組をチェックしてみよう。

※『パタポン2 ドンチャカ♪』の公式サイトはこちら

 

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