『ストリートファイターIV』家庭用ではセスが使用可能に! プロデューサー一問一答も掲載!!
●家庭用ではセスが使用可能!
カプコンより、プレイステーション3とXbox 360で発売が予定されている対戦格闘ゲーム『ストリートファイターIV』。アーケードからの移植作である本作の、家庭用オリジナル要素の一部が公開された。新たに公開された新要素は、アーケード版のボスキャラクター“セス”が、プレイヤーキャラクターとして使用できるという情報。そこで今回は、セスの必殺技を最新のスクリーンショットとともに紹介する。また、プロデューサー小野氏の一問一答も掲載しよう。
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家庭用で操作可能! |
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ベガの犯罪組織シャドルーの兵器開発部門を担う、S.I.N.社のCEO。みずからの体に改造を施し、あらゆる流派の格闘技データを自分のものとして使いこなす能力を身につけた。しかし、ベガの代替ボディーである自分の肉体に疑念を感じ、ついにはシャドルーの乗っ取りを企むのだが……。 |
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丹田エンジン |
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改造が施された体の腹部には、“丹田エンジン”と呼ばれる球体が収まっている。これが、セスの圧倒的な力の秘密なのだろうか!? |
●セスはあらゆる格闘家の技を使う!
セスは、さまざまな格闘家の必殺技を使える。飛び道具にガイルのソニックブーム、対空技にリュウの昇龍拳、そしてコマンド投げにザンギエフのスクリューパイルドライバーなどなど、最強と思えるポテンシャルを持っている。
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丹田エンジンン |
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腹部のエンジンで相手を吸い寄せる、セスオリジナルの必殺技だ。相手を吸い寄せている最中は、飛び道具をすり抜ける。 |
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ソニックブーム |
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ガイルの代名詞といえる飛び道具。セスは波動拳コマンドで、この技を出せるらしいが……かなり反則? EX版は2発のソニックブームを発射する。 |
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昇龍拳 |
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無敵技の代名詞。ソニックブームで敵のジャンプを誘い、この技で打ち落す? |
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百裂脚 |
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春麗とは異なり、ミドルキックで相手に隙を作ってから無数の蹴りを叩き込む。 |
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ヨガテレポート |
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ダルシムの使う神秘の技まで使用することが可能。一瞬姿を消し、任意の場所へと移動できる。 |
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スクリューパイルドライバー |
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強力な投げ系の必殺技。相手をパンチで空中に打ち上げ、瞬間移動してキャッチ! そのまま地面へと叩きつける恐ろしい技だ。 |
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丹田ストーム(スーパーコンボ) |
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丹田エンジンで圧縮した気の塊を作り、触れた相手を粉砕するスーパーコンボだ。 |
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丹田ストリーム(ウルトラコンボ) |
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丹田エンジンで練り上げた気の渦に相手を吸い込み、強烈な勢いで吹き飛ばす技。相手は、拳サイズにまで圧縮されてしまう。 |
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●小野義徳プロデューサー一問一答!
――家庭用オリジナルキャラクターとしてさくらを選んだ理由をお聞かせください。
小野義徳(以下、小野) 今回の『ストリートファイターIV』のプロジェクト自体、アーケード版の新キャラクターを作るときから、極力シリーズを待ち望んでいたユーザー視点に立って進めてきました。“さくら”に関しては、“家庭用を制作する”と決めてから、いろいろなコミュニティーサイトでのユーザーさんの討論をリサーチしてきました。その中で、やはり“さくら”の登場を望む声が多く、その存在感を実感することができたので、日本市場向けの枠として、彼女を選択しようと思いました。
――今回のさくらの見どころは?
小野 『ストリートファイターZERO』(以下、『ZERO』)シリーズの“さくら”からの成長と、“なんでまだ女子高生なの?”という疑問を感じさせない、『ZERO』シリーズ当時の動きを手触りで感じてほしいですね。『ZERO』シリーズからのキャラクター選出なので、『ストリートファイターII』(以下、『II』)シリーズとの手触り感とは少し異なると思います。 その違いも、いま鋭意再現中ですので、東京ゲームショウ2008で触っていただいたプレイヤーには、その片鱗を感じてもらえたのではないでしょうか。
――公式サイトで公開されているプロモーションアニメには、キャミィの姿がありましたが……?
小野 え、キャミィって登場してましたっけ(笑)? 2008年7月にサンディエゴで開催されたイベント“コミコン”で、カプコン U.S.A.が『ストリートファイターIV』で復活してほしいキャラクターの投票を行ったんです。そこでキャミィが1位だったこともあり、プロモーションアニメでの登場は、「キャミィが追加キャラクターであることの兆しではないのか?」という話が絶えませんでした。ですが、これはまだ決まっていません。とりあえず未定ということにしておいてください。新キャラクターの情報があれば、ファミ通読者の皆さんへ、いち早くお伝えしますので。
――家庭用オリジナルキャラクターはまだ増える?
小野 食い下がりますねぇ〜(笑)。まだマスターROMもアップしていないので、ダイヤグラムを見ながら、最終決定をしたいと思っているところです。 ただ、これはコミコンでも話しましたが、皆さんの意向を全部入れてしまうと、『ZERO3』になってしまいますよね。それに、いわゆる『II』世代の“R35”の人たちが全キャラクターを覚えきれなくなってしまうかもしれません(笑)。ですから、覚えられる範囲でのキャラクター数にしたいと思っています。
――今回紹介させていただいたセスは、『III』のユリアンと似ている技を持っていますが、彼と何か関係が?
小野 セスに関しては、発表時から「ユリアン(※)再来か?」とか、「ギル(※)なのか?」とかいう話が出ていますが、関係性についてはノーコメントとさせてください。2004年に稼動した『カプコンファイティングジャム』のユリアンも、トゥエルヴ(※)のことを語っていましたが、今回の『ストリートファイターIV』でも何かあるのかもね……(笑)
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※はいずれも『ストリートファイターIII』シリーズに登場したキャラクター。ギルは、紀元前より世界を裏から支配しているという謎の秘密結社の総統で、ボスとして君臨。ユリアンはギルの実弟。トゥエルヴはギルの組織が開発した人造人間。 |
――『II』、『III』に続いて今回も豪鬼が登場します。豪鬼を再現するうえで、とくに意識した点はありますか?
小野 重量感。重厚感。威圧感。これらをうまく出すことに尽力しました。彼の存在は『ストリートファイター』シリーズにおいては非常に大きいと思います。圧倒的な手数と、飛び道具の変化球で押し切る圧力の高さと、緻密に間合いを取る繊細さを持ち合わせたキャラクターなので、それをうまく表現してあげようと、アーケード版の完成ギリギリまで調整をしていたスタッフは、本当にたいへんそうでした。
――アーケード版ではアレンジコスチュームが用意されており、これに対するプレイヤーの反響も大きかったと思います。そこで期待されるのが家庭用オリジナルのアレンジコスチュームですが……?
小野 アーケード版にあったアレンジコスチュームですが、家庭用での扱いをどのようにするのかはまだ決めていません。アーケード版で長くプレイを続けていただいているプレイヤーへの、カプコンからのご褒美の意味もあるので、それをどのように家庭用に昇華させるのかを考えています。また、家庭用としてのアレンジコスチュームというか3rdコスチュームは、現状まったく考えられていません。すみません。もう、本当に開発が地獄絵図なんです。日本の皆さんはアーケード版を見る機会があると思いますが、北米や欧州などの『ストリートファイター』ファンは、これが見られません。なので、一刻も早くプレイをしたいということで、カプコンの現地法人からリクエストがどんどん来て、たいへんな状況になっているんです。いまはとにかく、家庭用の目処が立つまでは、追加部分に関してはどうなるかわからないですね。
――オンラインに対応させることは前回明言されましたが、公式イベントの配信やアレンジコスチュームの追加など、通信対戦以外にオンラインを使った追加コンテンツの配信はあるのでしょうか?
小野 オンラインでの要素に関しては、もうしばらく待っていただけますか。東京ゲームショウ2008で遊んでもらったバージョンは、たぶん大阪から持ち込みの状態で動いているので、もう少しだけ情報は待ってください。休まずに、作り続けますから(笑)。
――「オンライン、オフラインに限らず、プレイヤーを対戦に誘導できるようなモードを搭載したい」と以前のインタビューでおっしゃっていましたが……、その形は具体的に見えてきましたか?
小野 見えてきたかな……。というところで、今回は勘弁してください(笑)。
――対戦するには、そのためのトレーニングが重要になると思います。初心者から上級者までに役立つ充実したトレーニングモードは搭載される?
小野 楽しくトレーニングできるようなモードを用意したいと思っています。ひとりで素振りを続けるだけの修行では、楽しくないですからね。もう少し形になったころに、読者の皆さんへお伝えできるようにしますね。
――以前のインタビューでは、「家庭用『4.5』のような形で移植したい」とおっしゃていました。そして、アーケード版では「サガットやザンギエフなど、一部のキャラクターが強過ぎるのでは?」という声も上がっているようです。こういったキャラクターの調整、つまり移植に際してゲームバランスの調整は行われるのでしょうか?
小野 キャラクターバランスに関しては、毎週のようにアーケードの営業からレポートが届いていますが、まだその内容も毎週変わっている状況です。ですので、正直もう少し時間が経ってみないと本当のダイヤグラムは見えてこないのかなぁ……と思っています。現状では、“対戦ツールとしてマズイ点”が開発チームではいくつか見つかっています。大きな強さのバランス変更をすることはありませんが、こういった部分は調整を入れていく予定です。まぁ、『4.5』は言い過ぎました(笑)。『4.1』くらいでしょうかね。多くのアーケード版プレイヤーの方の“これまでの鍛錬を無駄にしない修正”と思っていてください。
――アーケード版の稼動後、プレイヤーの声にはどういったものがありましたか?
小野 夕食時や夜食時に、ゲームセンターを徘徊しているのですが、もうR35オーバーですから、しんどいですね。「あぁ〜こんな技のつなぎかたがあったのかぁ〜! よし、会社に帰って練習しよう」と練習を始めても、技が出ない……。できない(笑)。カプコンのアーケード営業チームのギルドがあって、リリース当初は勝ち星を重ねていたようなんですが、最近は「無理無理」という言葉をよく聞きますよ。 当然、ランキングはOut Of Rank (笑)。でも、定時後には、『II』世代のプレイヤーが『ストリートファイターIV』のまえに集うのを見ると、うまくツールを集約できてよかったなぁ、と思います。プレイヤーからの声は、公式ブログへの投稿や、コミュニティーサイトからの書き込みなどでしか聞くことができませんが、賛否両論、多くの意見をいただけていると思います。ですので、なるべくすべてのご意見に目をとおすようにしています。内容的に辛いものでは、“もう、実力差がつき過ぎて、しんどいです。”系のコメントが多いですね(笑)。そのときこう思うんです。「 『II』のときは、それでも立ち向かっていたではないですかっ! 皆さん、精進してがんばってください!」、と。
――新キャラクターに対する反響は?
小野 ここ最近になって、新キャラクターを使う人がだいぶ増えてきましたよね。 2008年8月に関東地区限定でしたが、カプコンの直営店で公式大会を開いたのですが、各店舗代表は旧キャラクターで揃うのかなぁ〜、と思っていたのですが、意外や意外、けっこう新キャラクターが各店舗予選を勝ち抜いてきていたので、生みの親としてはとてもうれしかったですよ(笑)。『II』ライクに、というコンセプトで『IV』を制作したので、どうしても旧キャラクターを使う方が多くなることは、覚悟していました。ただ、ここに来て、使い勝手が見えてきたのでしょうか。多くの方に、カード登録で新キャラクターを使っていただいている姿を見て、ありがたく感じています。
――ショップで購入可能なコスチュームなどアイテムはさらに充実される?
小野 ちまちまと、増やしていきます。ただ、「ゼニーが余るぅ〜」、「スタンプ余るぅ〜」といったプレイヤーの声は聞こえています……。何か考えないといけないですよね。 家庭用の開発を続けながら、考えていきたいと思います。
――アーケード版では乱入キャラクターとして登場しているゴウケンですが、プレイヤーキャラクターとして登場するのでしょうか? もちろん家庭用でも……?
小野 アーケード版では、すでに拳を交えている方が多くいると思います。豪鬼とは、一癖も二癖もちがった味を感じてもらえたのではないでしょうか。プレイアブル……。 その情報は知りませんなぁ〜〜(笑)。
――最後に家庭用の発売を待ち望んでいる読者にメッセージをお願いします。
小野 稼働中のアーケード版では、本当に多くのプレイヤーの方に触っていただいているようで、非常に感謝しています。とくに、私と同年代の40代にかかりそうな方々には、さらに感謝しています。そして、家庭用版でのリリースを切望していただき、公式ブログへのコメント投稿やeメール、カスタマーセンターへのお問い合わせでも、たくさんのご意見をいただいています。開発スタッフ一同、地獄絵図の開発状況でも、このおかげでがんばれております。もう少し、あともう少しだけお待ちください。地獄絵図の中に希望の光が見えたころ、読者の皆さんへ発売時期の告知ができるのではないかと思っています。それまでは、しばしアーケードで、“俺より強いやつに会いに”行ってください。そして、家庭用の発売のときに聞きます。”俺より強いやつは出てきたか?”と。
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ストリートファイターIV |
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機種 |
プレイステーション3、Xbox 360 |
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メーカー |
カプコン |
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発売日 |
2008年度発売予定 |
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価格 |
未定 |
※今回の記事は、週刊ファミ通2008年10月24日号に掲載された記事を再編集したものです。
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