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“太秦戦国祭り”の『戦国BASARA』トークショーで、小林プロデューサーが前田慶次の誕生秘話などを明かした

2008/10/20

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●シンポジウムでは『花の慶次』総合プロデューサーとの共演が実現


▲実際に映画やドラマの撮影にも使用されている東映太秦映画村で、歴史創作コンテンツのフェスティバルが開催。


 時代劇を始め数多くの日本映画が制作されている京都太秦の“東映太秦映画村”で、2008年10月18日、19日の両日“太秦戦国祭り”が開催された。これは、戦国を中心とする歴史創作コンテンツのクロスメディア表現を鑑賞、体験してもらおうという取り組みで、2007年から定期的に実施されているもの。クロスメディアということで、ゲーム関連コンテンツの展開も盛ん。今回はカプコンが2009年春発売予定のPSP(プレイステーション・ポータブル)用ソフト『戦国BASARA バトルヒーローズ』を、アクワイアが2008年10月23日発売予定のWii用ソフト『天誅4』(発売はフロム・ソフトウェア)、2008年11月13日発売予定のプレイステーション3用ソフト『侍道3』(発売はスパイク)をそれぞれ出展。撮影で使用されるセットをそのまま活かしたブースはゲーム内容との親和性がこれ以上ないほどに高く、来場者は一般的なゲームイベントでは見られないリアルな雰囲気の中で両タイトルを思う存分に楽しんでいる様子だった。


▲純和風家屋に『戦国BASARA バトルヒーローズ』の体験台を出展。40分待ちの列ができるなど、ゲームイベントに負けず劣らずの注目度。


▲アクワイアブースには『天誅4』、『侍道3』の体験台に加えて、キャラクターの原画なども出展された。


 イベント期間中はブース出展のほか、さまざまなスペシャルプログラムも行われた。会期2日目の2008年10月19日には、さきに紹介した『戦国BASARA バトルヒーローズ』のトークショーが実施され、同作のプロデューサーを務める小林裕幸氏、毛利元就役の中原茂、前田慶次役の森田成一が登壇。小林氏を司会に、中原、森田が自身の演じるキャラクターの魅力などについて語るという内容でトークが展開された。


▲左から小林氏、毛利元就役の中原茂、前田慶次役の森田成一。


 部下のことを捨て駒と呼ぶなど、一辺の情も持ちあわせない冷徹さで、周囲から怖れられている『戦国BASARA』シリーズの毛利元就。演じる中原はそんな同キャラに対して「ここまで孤独を突き詰められるのはすごいと思いますね。よくあれで毎日生きてきるよなあ(笑)。さみしくないのきみ!? って、僕なんかは思っちゃいますね」と、その突き抜けた冷酷無比さに逆に魅力を感じているのだという。ただ、演じる際には「冷酷ではありますが、それだけの要素で感情表現はできません。キャラに対する想像力が貧困にならないように、そして演じることに慣れてしまわないように気をつけていますね」と、キャラ設定に捉われすぎないように注意しているとのこと。また、いまままで演じてきた中でもっとも印象に残っているのは、ザビー教に入信し“サンデー毛利”となった毛利元就だと語る中原。「サンデー毛利になった毛利は本当に楽しそうでしょ。きっと、初めて友だちができてうれしかったんでしょうね(笑)」と会場を笑わせた。

 

 前田慶次は、シリーズ2作目から主人公クラスのキャラとして登場した。「前田慶次を描くうえでは『花の慶次』という作品がすでにあったので、すごいプレッシャーを感じた」と、出演を決めるまでの苦悩を語った小林氏。『花の慶次』とは、週刊少年ジャンプで連載されていた前田慶次を主人公としたマンガで、同キャラクターにおける“傾奇者”という設定はこの作品によって幅広く知られることになった、と言っても過言ではないほどだ。小林氏は、そんな先駆者である『花の慶次』で描かれた前田慶次と『戦国BASARA』の前田慶次を差別化するために「恋という要素を入れた」と説明。「『BASARA』としては非常に立ったキャラになったと思いますね」と、最終的には満足のいくキャラクターが作れたと語った。


▲『戦国BASARA』における前田慶次の制作秘話を明かした小林氏。


 演じる森田は、まず「声が作るのが大変ですね(笑)」と収録時の苦労を披露。「あまりキツイ声を出すとあとが続かないぞと思って、最初は少し高めの出しやすい声で演じようとしていたんですけど、そしたらスタッフからOKがでなくて(笑)。それでいまの低くてどなるような声になったんです」(森田)。キャラを表現するうえでは「豪放磊落をひとつの目標にしている」と語る森田。「身分の高い低いに関係なく平等に接するような。大学で言うと明治や早稲田のような、バンカラなイメージですね」と、同キャラの魅力を語り、「敵であっても怨み節で戦わないようにしていますね。強敵と書いて“とも”と読むように」と、演じる際の心がけも明かした。


▲森田はすでにシリーズ最新作『戦国BASARA バトルヒーローズ』をプレイ済みということで「メチャクチャおもしろですよ! 絵がキレイで、斬った感が楽しめるんです」と感想を披露。


 トークショーの中では『戦国BASARA バトルヒーローズ』の新情報も明らかに。まず、小林氏は先日の東京ゲームショウ2008で発表した、主題歌アーティスト、アニメ化決定を改めて紹介。続いて、ゲームの登場キャラクターが総勢30名であることを画像とともに披露した。

 

▲こちらが『戦国BASARA バトルヒーローズ』の全登場キャラ。イラストは公式サイトでも公開されているので、自分のお気に入りのキャラが登場しているか気になる人はいますぐチェック。


▲会場はご覧のとおり満員。ゲームキャラクターのコスプレをした熱心なファンも数多く見られた。


 またこの日は、前田慶次をテーマにした立命館大学映像学会および太秦戦国祭り実行委員会主催のシンポジウム“上洛ラウンドテーブル「前田慶次郎3D」”も開催。小林氏、森田のふたりはトークショーに続いて出演した。加えて、ステージには『花の慶次』の総合プロデューサーである堀江信彦氏も登壇し、マンガとゲーム、異なるメディアでそれぞれ前田慶次を描いた両名が共演を果たすという形に。小林氏は堀江氏に「『花の慶次』が偉大で、最初は慶次を出すゲームに出す自信がなかったんです(笑)」と敬意を表し、加えて「偉大な作品への挑戦ということで苦労しましたが、それに負けないくらいの慶次を作り出せたとい思います」と自身の前田慶次を紹介した。

▲ラウンドテーブルでは『花の慶次』の総合プロデューサーである堀江氏(いちばん左)と小林氏が夢の共演を果たした。


▲イベントには数多くのコスプレイヤーも参加しており、いたるところで即席の撮影会が開催。こちらは会場内で見つけた『戦国BASARA』シリーズのコスプレイヤーたち。イベントの合間には小林氏も登場して、撮影に応じるなど積極的にファンサービスを行っていた。


※『戦国BASARA バトルヒーローズ』の公式サイトはこちら
※『天誅4』の公式サイトはこちら
※『侍道3』の公式サイトはこちら
※太秦戦国祭りの公式サイトはこちら

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