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『二ノ国』、『ダンボール戦機』、『うしろ』、完全新作RPG一挙3タイトル発表
【LEVEL5 VISION 2008】

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●レベルファイブ10周年プロジェクトRPG3作品が発表

 

 2008年9月26日、都内にある東京国際フォーラムで、レベルファイブの新作発表会"LEVEL5 VISION 2008"が開催。同社の10年の集大成ともいうべき、新発表が続々と行われた。

 

 発表会の中盤、"レベルファイブ10周年プロジェクト"作品として、完全新作RPG3タイトルが明らかに。日野晃博社長は「さらなる過激な驚きを皆様にお届けしたいと思います」と語って紹介したのが、"新しいゲーム性への挑戦"と題された『二ノ国』(ニンテンドーDSおよび据え置き型ゲーム機)だ。冒頭、日野社長が「これを見てください」と取り出したのは1冊の本。この本は「魔法の本です。この中には魔法の唱えかたや地図、モンスターの情報が入っています」(日野)と紹介し、「『二ノ国』はこの本を使ったゲーム性になっています。プレイヤーの皆様はこの本を片手に、ファンタジー世界で巡り合うさまざまな事態に対応していくというものになります」(同)と概要を説明。続けて、日野社長は発表会用に若干大きくしたニンテンドーDSのタッチペンを片手に「これが魔法の杖です。タッチペンと本を使って皆さんに魔法使いになっていただく作品になります」とし、最新映像を公開した。

 

▲レベルファイブ10周年を記念して開発されている完全新作タイトルとして発表された『二ノ国』。レベルファイブ、スタジオジブリ、久石譲のスペシャルコラボレーションが実現する。

 
 「この作品のアニメーションは、まえからぜひいっしょにお仕事をしたいと思っていたスタジオジブリさんにご担当いただいています。『二ノ国』の世界がスタジオジブリさんによって演出されます。そして音楽は久石譲さんです。レベルファイブ、スタジオジブリ、久石譲という最高のクオリティーで紡がれる超大作RPGです」(日野)

 

▲ゲームをプレイするのに欠かせないのが、魔法の本。中には魔法の唱えかたなどが載っているという。この本は限定版としてつけられるものではなく、通常版の仕様としてソフトとセットで発売される。

 

 『二ノ国』はニンテンドーDSで2009年発売予定(据え置き型ゲーム機版は発売日未定)。同ソフトについて日野社長の独占インタビューが週刊ファミ通10月10日号(2008年9月26日発売)に掲載。より濃い話が展開されているので、こちらもお見逃しなく!

 

●新たなチャレンジの2作品『ダンボール戦機』と『うしろ』も

 

 ”少年にかえる大人たち”というテーマで発表された新作RPGが『ダンボール戦機』。日野社長は「皆さん子供のころの思い出のおもちゃはありますでしょうか? 僕はガンプラやチョロQなどを集めていました。あのころを懐かしんだりします」と語り、プラモデルの箱のようなものを手に取って「これは2050年、空前の大ブームを起こすことになる”LBX”という商品になります。ひと言でいうと高性能プラモデルですね」と紹介。『ダンボール戦機』は紹介されたLBXというおもちゃが大ブームを起きている近未来の話だという。続けて披露された映像では、LBXと呼ばれるプラモデルのようなロボットたちが戦っている様子が映し出されたほか、ロボットたちを自由にカスタマイズできることが紹介された。ちなみに、ロボットたちがダンボール製というわけではなく、ロボットたちが戦うフィールドが近未来のダンボール(衝撃を80パーセント減少させられることが可能)の中ということで、『ダンボール戦機』というタイトルになっているということだ。なお、同ソフトはPSP(プレイステーション・ポータブル)で2009年発売予定。

▲発表会でお披露目された『ダンボール戦機』のLBXというおもちゃの箱。もちろん市販されるものではなく、今回のために用意されたものだが、その作りも非常に凝ったものになっている。ダンボールを囲んで、LBXの対戦に興じる子供たち。「あえて大人の男性に勧めたいタイトル」(日野)ということだ。

 

▲LBXと呼ばれるロボットをプラモデルやラジコンのような感覚でカスタマイズ。LBXどうしを戦わせるという『ダンボール戦機』。ラジコン世代やガンプラ世代などの心に響くタイトルになりそうだ。

 

 「皆さんはふと自分の背中に人の気配を感じたことはないでしょうか?」と日野社長が会場に問いかける形で紹介が始まったのが『うしろ』という新作RPG。同ソフトは「人の死がテーマ」(日野)にしたもので、「人が死んでどうなっていくのか? この作品で見つかるかもしれません」(同)と謎めいた言葉を発し、映像を披露。映像では、死神が自殺しようとしていた女の子に取り憑いて女の子とともに行動したり、死神が得体の知れない幽霊のようなものと戦っているシーンなどが映し出された。

 

▲自殺しようとしている女の子に死神が話しかけ、憑依。女の子の行動を死神として観察する様子が公開。また、町中で突如女の子が男に襲われ、死神と幽霊のようなものとのバトルシーンも。


 「完全なホラーというわけではないんですが、今回はホラーというジャンルになるのかなと。この作品は死神が人のうしろに取り憑くことによって、その人の人生を覗いてある事件を取り憑いた人の視点で見ていくことができるといったものです。憑依するというまったく新しいプレイ感覚が楽しめる作品を提供できると思います。命の尊さを問う問題作。前代未聞の新機軸RPGです。ご期待ください」(日野)

 

▲ホラーテイストな『うしろ』。写真下から2番目が死神の少年こと主人公の宇城霊一郎。写真いちばん下は、宇城と同じように人の命の”灯”を見ることができる少女、西崎七名子。

 

 同ソフトもPSPで2009年発売予定とのこと。なお、発表会で日野社長は言及しなかったものの、『ダンボール戦機』と『うしろ』の紹介映像の最後には、対応ハードとしてPSPの表示のほかに、"Mobile"という文字も。詳細は不明だが、これらのタイトル紹介ののちに発表され、PCやケータイ向けに新作ゲームを配信、発売するポータルサイト”ROID”と密接な関係にあるのかもしれない。続報に期待しよう。また、『ダンボール戦機』と『うしろ』の詳細についても週刊ファミ通10月10日号(2008年9月26日発売)に掲載されているので、こちらもチェックしてほしい。

 

▲『イナズマイレブン』も手掛けたスタジオ”OLM”がアニメーションを担当。死神として街ゆく人々の心の声を聞く死神モードと、いろいろな人物にのりうつる憑依モードにわかれている。

 

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