洋ゲー野郎大集合! 須田剛一、マスク・ド・UHが洋ゲーを語る“洋ゲー不法集会2K8”が開催
●洋ゲーが手に入りやすくなったいま、伝えたいコト
東京・六本木の地下クラブに続々と集まるハードコアな洋ゲー野郎たち……2008年9月19日、六本木SuperDeluxeにて“洋ゲー不法集会2K8”が行なわれた。
イベントをオーガナイズしたのは、おなじみグラスホッパー・マニファクチュアの須田剛一氏と、マスク・ド・UH氏。週刊ファミ通で“洋ゲー発着便AIR PORT51”を、月刊ファミ通Wave DVDで映像コンテンツ“未確認洋ゲー基地AREA51”を連載する両氏により本イベントが行なわれるのは2年ぶり。悪天候が予想されるなか、人が入りきらずにやむなく開始が遅らされるほどの大勢の洋ゲーファンが詰めかけた。
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▲グラスホッパー・マニファクチュアの10周年記念イベントの第1弾として行なわれた“洋ゲー不法集会”。終了後のオールナイトクラブイベント“GhM 10th ANNIVRESARY ALL NIGHT”のほか、20日には“HOPPER'S VOL.3 -A BATTLE OF THE BANDS-”も。 |
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▲開場からだいぶ経ってもこの行列! 結局開演は定刻の27分遅れでのスタートとなった。ちなみにSuperDeluxeを選んだ理由は「頭に『星のカービィ』をつけると?」(須田氏)「いまギロッポンがアツいから!リーマンブラザースとか!」(UH氏) |
今回のテーマは“洋ゲー世界大戦勃発!!”。「洋ゲーとはFPS(一人称シューティング)、FPSとは戦争」ということで、まずは『ウルフェンシュタイン3D』のおさらいから。日本でも`94年にイマジニアよりスーパーファミコン版が発売された本作は、のちに『Doom』や『Quake』でアメリカのユースカルチャーを変えたとも評される、ジョン・ロメロとジョン・カーマックが関わった、FPSの歴史をたどるうえでの原点と言える作品のひとつ。ここで当時の“ファミコン通信”でのレビュー内容が紹介され、司会を務めたローリング内沢が当時のレビュアーコメントを音読させられつつも、その衝撃を語った。突然登場した、一人称の視点で銃をブッ放して戦うという内容はまったく異質の体験だったのだ。
そこから現在まで続くFPSの流れを追っていくのかと思いきや一転して、『Doom』、『Quake』がバッシングされたコロンバイン高校銃乱射事件のエピソ−ドをはさんで意外な展開へ。マスク・ド・UH氏が、傭兵雑誌が監修した『Soldier of Fortune』のデモプレイを披露しつつ、米軍の勧誘プログラムの一部を担う『America’s Army』、実名テロリストたちを追って戦う『Fugitive Hunter』、そしてアラブで制作されてしまった反イスラエルのFPS『Under Siege』と紹介していく。
その一個一個そのものは愉快なエピソードがあったり、ヒド過ぎて笑ってしまうものだったりと、いろんな意味でおもしろいものだったのだが、繋げてみると、そこにあるのはFPSのダークサイドのストーリー。マスク・ド・UH氏は、洋ゲーが入手しやすくなり、日本版へとローカライズされることも多くなったいまだからこそ、政治的なイデオロギーがゲームに流入してくるさまを一度紹介しておきたかったのだという。
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▲興奮して、訳すとイロイロと問題がある英語を「F**K! Die, Bastard!」と発しながらXbox 360版『Soldier of Fortune』(日本未発売)をプレイするマスクド氏。 |
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▲休憩時間には週刊ファミ通での連載をまとめた『洋ゲー発着便 AIRPORT 51』が物販コーナーで先行発売されていた。 |
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休憩時間を挟んで後半はゲストの桜井政博氏、飯田和敏氏が登場し、まじめなゲームデザイン論から、とても書けないダークな裏話、ブラックジョークがたて続けに繰り広げられるディープなトークセッションとなり、気がついてみれば洋ゲー話で4時間があっという間に経過。その模様は近号のファミ通 WAVE DVDに収録されるようなので、お楽しみに。本イベントは今後「しばらくやる予定はない」(須田&UH氏)そうなので、貴重な記録になるかも?
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▲桜井氏は、日本のゲームも海外展開を考えるのが前提となる現在では、(日本のゲームに対しての)洋ゲーというくくり自体があまり意味がないのではないか、と主張していた。 |
▲飯田氏が時折くり出すブラックなトークは、カミソリの切れ味。「***なんかが売れても、ねぇ?」。書けません。 |
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▲『プリンス・オブ・ペルシャ』の映像表現にびっくりしたというUH氏。また、須田氏いわく“Playstation Store”のゲームアーカイブスに『シルバー事件』を配信する計画があるとか、ないとか。 |
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