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『フォールアウト 3』、『バイオハザード5』実機デモプレイのリポートをお届け
【Xbox 360 Media Briefing 2008】

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●目に見えるところすべてが冒険の舞台となる『フォールアウト 3』の世界

 

 日本での発売が2008年12月4日に決定した、ベセスダ・ソフトワークスが贈る大作RPG『フォールアウト 3』。すでに完成が近づいていることを証明するように、ゼネラルプロデューサーの高橋徹氏によるプレゼンは、そのほとんどが実機でのデモプレイに費やされた。本作ならではの自由度の高いシステム、そして戦闘シーンなどが続々と明かされた、その様子を以下に紹介しよう。


▲年末商戦の注目作のひとつ『フォールアウト 3』。その実機デモプレイが披露された。


 物語の舞台となるのは、中国との資源を巡る争奪戦の末に核戦争で破壊され、瓦礫の山と化したアメリカのワシントンD.C.。戦災から逃れ、かろうじて生き残った人々は、核シェルターの中で身を寄せ合いながら生活していた。そんな状況の2277年のある日、突然主人公の父がシェルターから脱出する。父を追うため、そして真実を知るために主人公も外界へと旅立っていくのだ。

 まず最初にスクリーンに映し出されたのはゲーム序盤、生まれ育った核シェルターを抜け、主人公が初めて外の世界に飛び出すシーン。暗い洞窟を抜けた直後、太陽の明るさで目が眩むという細やか演出が挟まれたのち、プレイヤーの目には核戦争により滅びた“ワシントンD.C.”の姿が飛び込んでくる。グラフィックは遠景まで細かく描き込まれており、遥か彼方に建つ塔のような建造物も確認することができた。

 外界に出てしばらく経つとレベルアップを知らせる効果音が鳴り、画面にはパラメーター管理などを行う“Pip-Boy 3000”が登場。今回のデモは表記が英語だったため、英語が堪能ではない記者にはそこに何が書かれているかわからなかったが、高橋氏によれば基本ステータスのほかにパークと呼ばれる特殊能力などが存在するのだという。


▲こちらは主人公が生まれ育った核シェルター内の様子。


 ダンジョンから出て少し歩くと、荒れ果てた家屋が広がるエリアに到着。道ばたにはポストや自動販売機がポツンと設置されているのだが、これらは中を調べることができ、そこから弾丸を始めとするさまざまなアイテムを取得することが可能となっている。「広い世界をただ駆けるのではなく、物を探し回りながら歩くことが大切です」(高橋)。核戦争後の世界ではあらゆる物資が不足している。生き延びるためには地道なアイテム収集を欠かさないことが重要というわけだ。


▲核戦争によりワシントンD.Cは瓦礫の街へと化している。


 ここで高橋氏は別のデータをロードし、“レイダー”と呼ばれる盗賊たちが根城としている建物を紹介。内部には大きな棚のようなものが並んでおり、かつては何かしらの商業施設であったことを想像させる作り。入り口から少し奥まったところにはひとりのレイダーが周囲を警戒するように立っており、うかつに動けばすぐに撃ち合いが始まるような状況だ。ここで高橋氏はキャラクターを透明に変化させるアイテムを使用し、ステルス状態で接近を試みる。「本作はシューターではないので、いろいろな戦いかたができます」(高橋)と語り、敵の懐にこっそりと手榴弾を仕掛けて爆死させるというテクニックを披露した。

 

 そのほかに、この建物内のデモプレイではアイテムボックスにかかった鍵を開錠したり、コンピューターをハッキングする様子なども確認することができた。


▲今回のデモには登場しなかったが、『フォールアウト 3」の世界にはこのような巨大なミュータントも存在する。

 
 

●“追いかけられる恐怖”がさらに増した『バイオハザード5』

 

 『フォールアウト 3』と同じく、プレゼン内容のほとんどが実機によるデモプレイとなった『バイオハザード5』(2009年3月12日発売予定)。シリーズで初めて搭載されたコープモード(協力プレイ)を使って披露されたデモプレイの内容をリポートする。

 

 ゲームがスタートするとまず画面に映し出されたのは、興奮する群集とそれを煽るサングラスをかけた男。そしてその傍らには捕えられた男性と、頭にスッポリと布を被り手には巨大な斧のようなものを持った大男が立っている。サングラスの男が拡声器で喋るたびに群集の興奮は増し、それに誘われるように大男は武器を振り上げ……と、かなりショッキングな内容だ。ちなみに、こちらの映像はすでに公開されたトレーラーでも一部か登場しているのでご存知の人も多いだろう。

 

 そして、この処刑(?)シーンを近くの家屋から覗いていた“クリス”と“シェバ”が、サングラスの男に発見されるという場面を経て、いよいよプレイがスタートする。


コントローラーを握ったのは安保康弘ディレクター(左)と、川田将央プロデューサー(右)。


 この場面での目的は、迫り来る群集から逃げ延びること。敵は最初こそ扉や窓など決まった箇所から侵入してくるが、しばらく経つと例の斧のような武器を持った敵が壁を破壊しながら登場。加えて、天井も破壊され、そこからもぞろぞろと敵が進入してくる。前作でも建物の中で敵を迎え撃つというシーンはあったが、このように障害物を無視して襲い掛かってくるということはなく、竹内潤プロデューサーも「『4』以上にが味わえます」と強調した。

 

▲本作ではふたりで強力しても抑えきれないほどの敵が押し寄せてくる。


 進入口が増えたことで徐々に囲まれていくクリスとシェバのふたり。このままでは、埒が明かないということで強行突破するも、建物の外にも敵はひしめいており以前ピンチなのは変わらず。ちなみにコープモード中は両キャラクターが言葉を交わすこともあり、そこからつぎに取るべき行動などが明らかになることもあるようだ。今回のデモプレイを見る限り会話は場面切り替えなしに行われるようなので、攻撃することに気を取られているとうっかり聞き逃してしまうこともありそう……。

 

 建物から脱出したあとも両キャラクターは爆弾らしき破壊力のある武器で懸命に抵抗を続けるが、クリスが大男に捕まってしまい絶対絶命の状況に。必死にもがくも(このとき画面にはコントローラーのスティックを動かすような指示が出る)振りほどくことができず、最終的に地面へ叩きつけられたクリス目がけて巨大な武器が振り下ろされ……、というところで今回のデモプレイは終了となった。ここまでは来月のゲームショウ会場でもプレイできるとのこと。

▲竹内氏によれば建物の広さは前作の4倍以上。しかし、敵は壁を破って侵入してくるため身を隠す場所としてはあまり期待できないか?


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