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【動画追加】Xbox 360は台風の目に――RPGに続いてアクションゲームの強化で他ハードに迫る
【Xbox 360 Media Briefing 2008】

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●フロム・ソフトウェアの隠し玉アクションも
 

▲ソフト、ハード、オンラインの3分野の強化で年末商戦に挑む泉水敬氏。

 マイクロソフトが年末商戦を見据え、ハードメーカーとしてはいち早く動いた。2008年9月1日、マイクロソフトがXbox 360の戦略発表会”Xbox 360 Media Briefing 2008”を都内で開催。話題作の発売日公開、Xbox 360の本体価格の値下げ、世界初公開となる新アクションゲームの発表など新情報が相継いだ。

 

 マイクロソフトは6月の“Xbox 360 RPG Premiere 2008”以降、RPGの強化を前面に打ち出してきた。先日発売された『テイルズ オブ ヴェスペリア』の影響もあってハードは品薄になるほどの売れ行きを見せ、泉水敬氏(マイクロソフト執行役ホーム&エンターテインメント事業本部長)も「(『ヴェスペリア』発売週は)本体は通常の3倍の売れ行きを見せ、新しいユーザー層を取り込めた」と新手の施策に手ごたえを感じている様子。この勢いをさらに加速するためにと、スクウェア・エニックスの『インフィニット アンディスカバリー』(2008年9月11日発売予定)、『ラスト レムナント』(2008年11月20日発売予定)、『スターオーシャン4 -THE LAST HOPE-』(2009年春発売予定)という最強の布陣を改めてアピールした。詳細はのちほどお伝えするが、『The Elder Scrolls IV:オブリビオン』のベセスダ・ソフトワークスが手がける『フォールアウト 3』に関してはゼネラルプロデューサーの高橋徹氏が登壇し、デモプレイを披露。ストーリー、基本システムなどを細かく紹介できるほど開発は順調に進んでいるようで、2008年12月4日に発売されることも初めてアナウンスされた。
 


 

▲この日、世界初披露されたフロム・ソフトウェアの『NINJA BLADE(ニンジャブレイド)』。海外に人気の忍者がモチーフなだけに、世界的なブランドへと成長するか?


 しかし、今回の発表会で重きが置かれていたのはRPGではなくどちらかというとアクションゲーム。すでに発表済みのタイトルを中心に、各作品のプロデューサーが詳細を説明するという流れだったが、なんとフロム・ソフトウェアが本邦初公開となる隠し玉を披露。『NINJA BLADE(ニンジャブレイド)』という作品で、”シネマティックアクションゲーム”をテーマに開発されている。実在する東京の高層ビル群をダイナミックに駆け巡れることが最大の特徴で、アクションとムービーがシームレスでつながり、まるで映画を遊んでいるような感覚を覚える作りに。高低差の激しい高層ビル群を華麗に動き(飛び?)回る忍者アクションはじつに新鮮で、「忍者らしい大跳躍、ハイスピードのアクションを体感できます」とプロデューサーの竹内将典氏は力を込める。参加開発陣も豪華で、キャラクターデザインは『ロストプラネット』シリーズを手掛けているカプコンのデザイナー、中岡恵司氏。ゲーム音楽は『メタルギア ソリッド 3』などの主題歌を担当したジャム・インパクトの日比野則彦氏、イベントシーンのアニメーション演出はプロダクション・アイジーの川崎逸朗氏が手がける。発売は2009年初頭予定で、来月のゲームショウで体験できるという。
 

▲『ガンダム無双2』のプレゼンにはバンダイナムコゲームスの後藤能孝氏とコーエーの鯉沼久史氏が登壇。


 そのほか、ユービーアイソフトの『H.A.W.X(ホークス)』(今冬発売予定)、『Far Cry 2(ファー クライ 2)』(2008年11月発売予定)がXbox 360で先行で発売されることが明らかになったほか、『ミラーズエッジ』(2008年11月発売予定)、『ワールドサッカー ウイニングイレブン2009シリーズ(仮題)』(2008年冬以降発売)などを立て続けにプッシュ。発表されたばかりの『ガンダム無双2』(2008年12月4日発売予定)に関してはプロデューサー陣が世界初公開となるオープニングムービーと、デモプレイ映像を公開。今作の最大のウリとなる巨大モビルアーマーとの壮絶な戦いをメインに、νガンダムのフィン・ファンネルや敵キャラのAIの進化など、クオリティーアップされ、迫力が増した戦闘シーンが惜しげもなく公開された。
 

▲カプコンの顔、稲船氏。

 Xbox 360に積極的な姿勢を見せるカプコンは稲船敬二氏(開発統括本部長兼オンライン事業統括)が登壇し、ゲームソフトのグローバル展開について苦労話や持論を展開。「最初は紆余曲折あったが、いまは会社全体で世界に向けたタイトル制作ができるようになってきた」、「『ストリートファイターIV』はとくに思い入れのある作品で日本を意識した世界で勝てるタイトル」、「『バイオニック コマンドー』のような昔のタイトルのリメイクと、新タイトルの創造の両面で世界戦略を狙う」などキーワードを連発。世界戦略タイトルの代名詞とも言える『バイオハザード5』は竹内潤プロデューサーみずからがプレゼンを行い、コープモード(協力プレイ)のデモを披露した。ほとんどの作品が改めての発表となったが、アクションゲーム分野でのラインアップの厚さを的確にアピールできたのではないか。

 

 マイクロソフトの泉水氏は最後に、Xbox LIVEで年末に実施予定の大幅アップデートにも言及。これはXbox LIVEのインターフェイスのリニューアル、アバター機能、Xbox LIVEパーティー機能などが追加されるもので、年末の目玉のひとつとなっているもの。これもふまえ、泉水氏はタイトルの拡充とオンラインの進化を強く約束し、「一部のアナリストはXbox 360に期待するのは”次世代”と言われるが、そんなことはありません。台風の目となるべくがんばっていきたいと思います」と語気を強めた。そして、最後の最後にこの日いちばんのサプライズとして発表されたのが、すでにお伝えしているようにXbox 360の本体価格の値下げ。最安値のモデルでは20000円を切る大胆な価格改定は起爆剤となり、ハード、ソフト、オンラインそれぞれの施策は三位一体となって相乗効果を生む可能性は高い。グローバル戦略が叫ばれるいま、Xbox 360に注目するクリエーターは多いはずで、この好機をどのように結果に結び付けていくのか、マイクロソフトの手腕にすべてがかかっている。

▲10000円近いハードの値下げが起爆剤になるか?


※マイクロソフトのリリースはこちら 

※『NINJA BLADE(ニンジャブレイド)』のサイトはこちら

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