『ディシディア ファイナルファンタジー』、『キングダム ハーツ』シリーズなど、“DKΣ3713”出展タイトルのプレイリポートをお届け
DKΣ3713リポート
●4タイトルのプレイリポートを一挙紹介
2008年8月2日、3日の両日、都内で開催されたスクウェア・エニックスの完全招待制イベント“DKΣ3713”。こちらの記事でも紹介しているように、会場ではPSP(プレイステーション・ポータブル)用ソフト『ディシディア ファイナルファンタジー』、ニンテンドーDS用ソフト『キングダム ハーツ 358/2
Days(スリー ファイブ エイト デイズ オーバー ツー)』、PSP用ソフト『キングダム ハーツ バース バイ スリープ』、ニンテンドーDS用ソフト『シグマ
ハーモニクス』の体験コーナーが設置された。そこで今回は、会場で実際に各タイトルをプレイしてきた記者による、プレイリポートをお届けする。
『ディシディア ファイナルファンタジー』 |
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▲会場では男女問わず高い人気を誇った『ディシディア ファイナルファンタジー』。 |
試遊では初心者向けの“ライトモード”と、難度高めの“ハードモード”を楽しむことができた。同じキャラクターを選んでも、ライトモードとハードモードで出せる技が違うので、操作感は別モノ。技はカスタマイズなどで変えることができるようだ。使用可能だったキャラクターは、以前の試遊に引き続き登場のウォーリア
オブ ライトと宿敵ガーランドの1作目コンビ、そして『X』からのティーダと、『III』からのオニオンナイトの4人だった。暗闇の雲やジェクトは残念ながら操作できなかったが、敵として登場しているのを確認できた。
オニオンナイトは、小気味いい連続攻撃と速さで敵を圧倒。使いやすさ抜群。特筆すべきはEXバースト発動時の演出だ。忍者のときなら、コマンドウィンドウが現れ、まず“なげる”から“しゅりけん”を選択させられる!(しかも毎回、“しゅりけん”の位置が変わる!)。選択に成功すると、そのまま攻撃。その後、「バックアタックだ!」の文字とともに敵を仕留めるという、オリジナルに対してのオマージュ満載。ニヤニヤしてしまう。同様に賢者のときだと、"まほう"からホーリーを選ぶことになる。そのほかのキャラクターでも、作品ごとにメッセージの窓の色がオリジナル版の色になるなど、サービス精神の塊だった。ティーダは、スフィアプールの中を回遊するような、滑らかに円を描く動き。さらにバックステップで回避したあとに突進するなど、ややトリッキーな部分もうかがえた。
それはさて置き、ハードモードでガーランドを選び、ウォーリア
オブ ライトと対決したときが大問題。一撃の威力はデカいが、動きはモッサリめのガーランドがやっとの思いで近づいても、すぐにシールド
オブ ライトというカウンター技で弾かれ、やられる始末。再度その組み合わせに挑戦したが、また惨敗。こんなに正義を憎いと思ったことはない。今回はキャラクターのレベルもカスタマイズも固定の状態でのプレイだったが、過去のインタビューで明かされているとおり、それらのシステムが機能することで相性を覆せるなら、なんて幅広いゲームになるのだろうと思った。思いながらまた挑んで負けた。キーッ!!
キングダム ハーツ 358/2 Days |
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+ボタンによる移動とXボタンでのコマンド選択など、ニンテンドーDSのボタン配置による入力は、いままでシリーズのナンバリングタイトルをプレイしてきたファンだと少し戸惑いを覚えるかもしれない。でも、それも最初だけ。すぐに違和感はなくなり、『キングダム
ハーツ』らしさを感じることができるようになる。もっともユニークなのは、下画面のタッチパネルで視点を動かすというところ。左手の親指で+ボタンを操作して移動すると同時に、右手の親指でタッチパネルを触って視点を調整する。なんとも斬新な入力だ(開発中のため、変更の可能性あり)。バトルシステム的には、ごくシンプルでオーソドックス。ただし、魔法がMPを消費して出すものではなくなっていた。ファイアなどのコマンドには数字が併記されており、使用に制限回数が設けられていることが確認できた。
最初の試遊では、ロスサスがアクセルとともに、トワイラウトタウンでの任務を遂行するミッションを体験。道中で、スイッチを押して扉を開けるなどのギミックを経たのち、広場でボスとのバトルに。ボス戦では、ボスの特徴や動きのカラクリに気づくとバトルを有利に運べるというのも、シリーズではおなじみ。「こうすれば、ああなるのか!」という攻略の糸口を発見したときの快感は、アクションのそれとはまた違ったよろこびにつながる。また、ロクサスとアクセルが時計台でシーソルトアイスを食べるシーンなども見られ、彼らの友情に関して隠された秘話が明らかになっていく予感がした。
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▲『キングダム ハーツ 358/2 Days(スリー ファイブ エイト デイズ オーバー ツー)』は、ひとり用が楽しめる台のほかに、最大4人まで参加可能なマルチプレイ用体験台も用意された。 |
もうひとつのエピソードでは、ザルディンとの共闘を体験できた。こちらも石像を動かして仕掛けを解くなどのギミックが。ザルディンの武器であるランスはリーチが長いため、ロクサスに攻撃が当たることもあるのがやや難点。ダメージはないものの、ロクサスの行動がキャンセルされてしまうため、共闘の際はお互いの位置どりに気をつけたほうがいいのかもしれない。
最後に。今回、シアター映像で名前が公開された14番目の機関のメンバー、シオン。いったい誰のノーバディなのか……。いろいろ想像できて、これだけで発売まで楽しめそうだ。
『キングダム ハーツ バース バイ スリープ』 |
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『キングダム
ハーツ バース バイ スリープ』で試遊できたのは、『眠れる森の美女』の世界を舞台にしたテラ編と、『シンデレラ』の世界を舞台にしたヴェントゥス編の2種類。これまでの情報でも名前が出ていたテラに対し、ヴェントゥスはこれまで“ヴェン”と呼ばれていた主人公。どうやらヴェンは愛称で、正式な名前はヴェントゥスだった様子。とは言え、ヴェントゥスの見た目からは、つい“ロクサス”と呼びたくなるけれど……。
名前の話はさておき、まずはテラ編をプレイ。緑の草原が広がる世界にすぐさま敵が登場。これまでの『キングダム ハーツ』シリーズに登場したハートレスでも、ノーバディでもない新たな敵。名前はアンバースというらしい。曲線と尖った部分が融合したデザインは、ハートレスとノーバディの中間のような印象。
ここからは新要素や特徴をかいつまんでご紹介。体躯の大きいテラは、攻撃が豪快なパワータイプ。とは言え、魔法も使えます。ただし、魔法は従来のシリーズ作で採用されていたMP制と異なり、1回使うと一定時間使えなくなるシステムに。いろいろな魔法を駆使する必要があり、戦略性が高くなりそうな予感……だけど、ケアルに頼って強引に突っ込むような戦法も取れなくなりそう? また、通常の攻撃にも大きな変化が。“たたかう”をくり返していると、“たたかう”→“ブリッツ”→“バラージュ”というようにコマンドが変わり、アクションが激しくなっていく。さらに攻撃を続けると、攻撃の属性タイプが変化。制限時間があるなど、『キングダム ハーツII』のフォームチェンジを想起させます。ちなみに、この攻撃タイプというのは“コマンドスタイル”という呼び名のよう。コマンドスタイルには炎系の"ファイヤーブレイザー"のほか、いくつかの種類がある様子。攻撃していくと自然と変化するため、通常のバトルも非常にバリエーション豊かな攻撃を楽しめた。
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▲『キングダム ハーツ バース バイ スリープ』は全部で36台の体験台が出展された。 |
新要素はまだまだあります! 新たに加わった“シュートロック”は、フォーカスゲージを消費して発動する技。突如ファースト・パーソン・シューティング(FPS)のような主観視点になり、制限時間のあいだに周囲の敵を画面中心に捉えてロックオンするという、まさにカメラのフォーカスのようなシステム。一定数以上をロックオンし、○ボタンを押すと、テラのキーブレードから幾数もの光線が伸び、敵に突き刺さる!! タイムリミットが迫る中で敵をフォーカスする焦燥感と、フォーカスしきったあとに攻撃を放つ解放感は、新たな『キングダム
ハーツ』の魅力。非常に爽快でした!
続いてヴェントゥス編へ。ヴェントゥスはロクサスのような手数で攻めるタイプ。ただし、キーブレードを逆手に持った姿が特徴的です。コマンドスタイルの変化やフォーカスのシステムはテラ同様ながら、テラにはなかったコマンドスタイルも。キャラクター限定のスタイルがあるのかも? そして、シュートロックはフィニッシュ技がテラと違い、一体の敵に連続で攻撃を仕掛けるものに。ボス戦で活用できそうな印象。
ヴェントゥス編はシンデレラのドレスを作るために素材を集めるアドベンチャー色の強い内容。つぎつぎと出現するアンバースを、毛糸の玉に乗って攻撃したりといったギミックもありました。ドレスの素材をすべて集めたら、ボスのネコ・ルシファーとのバトルへ。ぴょんぴょんと部屋を飛びまわるルシファーの顔を攻撃すると、リアクションコマンドが出現! つぎつぎと出現される□や○といったコマンドに合わせてボタンを押していくと、ヴェントゥスがルシファーにまたがりロデオのような状態に。コマンドを最後まで成功させれば、一気に大ダメージを与えられる代わりに、『キングダム
ハーツII』のリアクションコマンドよりは、ちょっとタイミングがシビアになっていた印象。とはいえ、自分のバトルがドラマチックに演出されるシリーズ特有の醍醐味はさらに楽しめる内容になっていました!
これまでの『キングダム
ハーツ』シリーズと同等の操作形態ながらも、めまぐるしく変わるコマンドや、スタイルの変化、そしてシュートロックと、バトルがいままで以上に激しく、爽快に。何よりスピーディーになった印象。でも、それで難しくなったというわけではなく、バトルの激しさに追われながら攻撃する心地よさが、これまで以上に「俺、うまい!」と感じさせてくれた。発売は2009年とちょっとさきだけど、新バトルシステムに期待の高まる大満足の試遊でした!
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『シグマ ハーモニクス』 |
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『シグマ
ハーモニクス』の試遊台では、ストーリーの序盤が楽しめる"序章"とDKΣ3713用に作られた、特別な体験版がプレイできた。体験版の舞台となるのは、人々が世界中から消えてしまう"時の改変"が起こるまえの時間。主人公黒上シグマが通う黒上学園に起こった殺人事件を解決するというものだ。ゲーム内容は10分から20分でクリアーできたが、本作に登場する、"調音査"、"超推理"や、事件の謎を解いたときに登場するボス敵である"大逢魔"とのバトルも遊べた。さらに、大逢魔とのバトルでは、バトルBGMを変更したり、バトル中に操作するシグマのパートナー、月弓ネオンのコスチュームを変え、バトルスタイルを変更させる"神降ろし"という本作の重要なシステムも実装されていた。神降ろしでは、すでにファミ通誌面で公開している"闇を切る騎士"と、"冒険する狙撃手"の2つに変更可能。個性豊かな攻撃アクションは見ているだけでも楽しい! この体験版モードをプレイすれば、本編の物語がどのように進むのか、十分に体験できる内容になっていたと思う。
つぎに序章。序章には、チュートリアルの物語が収録されていた。これはゲーム本編の最序盤に相当するストーリーで、ゲームシステムをわかりやすく覚えることができる内容になっている。さらに、シグマの世界から人々が消え去り、逢魔と呼ばれる魔物が出現するに至った経緯がこのモードで見ることができた。序章をズンズンとプレイしていたが、試遊台をプレイする時間が15分制限ということもありクリアーできず、序章の終盤でプレイ終了。このさきに待つストーリーがどのようなものなのか、早く体験したい!!
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▲今回出展されたタイトルの中では、もっとも発売日が近かった『シグマ ハーモニクス』。体験台は全部で10台用意され、体験希望者が絶えることなく訪れていた。 |
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