世界最大級のeスポーツイベント"Electronic Sports World Cup 2008"の日本予選が開催!
●Electronic Sports World Cup 2008日本予選、ついに開催
2008年7月26日、東京五反田のイベントスペース”5TANDA SONIC”にて、世界最大級のeスポーツイベント”Electronic Sports World Cup(エレクトロニックスポーツ ワールドカップ/以下、ESWC) 2008”の日本予選が開催された。
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▲会場となった5TANDA SONICには、一般来場者・報道関係者などを含め200人以上が集結。ESWC2008日本予選採用タイトルである『カウンターストライク 1.6』プレイヤーにとって最高峰と呼ばれる大会だけに、会場全体が熱気に包まれていた。 |
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●21世紀の情報化社会が生んだ新しいスポーツ、”eスポーツ”とは?
eスポーツとは、Electronic Sports(電子スポーツ)の略称で、電子機器を用いたスポーツ全般を指すもの。おもに、競技性が高いビデオゲームを使用し、反射神経や瞬間的な判断力、戦略などを駆使した競い合いをスポーツとして捉えることで、従来のゲーマー像からの脱却を図るとともに、プレイヤーの心身を鍛え、スポーツマンシップ育成やコミュニケーション能力の向上を目指すというもの。
世界各国で人気のタイトルもチェスのようなマインドスポーツに近いものから、多人数どうしによる本格的なチーム戦、激しい身体運動を伴うものまで、さまざまな特徴を持ち、昨今話題となっているシリアスゲームと同じく、ビデオゲームをプレイする新しい方法論(スタイル)として、世間一般に広く認知されつつある。
2007年に中国マカオで行われた"第2回アジア室内競技大会"でeスポーツは、フットサル、ビリヤードなどと同じく、室内スポーツの正式種目として採用された。残念ながら日本からの代表選手は派遣されなかったが、次回のアジア室内競技大会への選手派遣を目標に、日本唯一の統括団体"日本eスポーツ協会設立準備委員会"が設立されるなど、eスポーツは確実に日本国内でムーブメントを呼びつつある、新しいスポーツだ。
●ESWCとは?
ESWCは、フランスにあるeスポーツ専門会社"GAMES-SERVICE"が毎年開催する、世界最大級のeスポーツイベント。一人称視点シューティングゲームやサッカー、レースゲームなどのトーナメント戦だけでなく、女性プレイヤーのみが参加するトーナメントも開催されている。2007年にフランスで実施された決勝大会には世界52ヵ国から代表選手が参加し、35000人もの観衆の中、ワールドチャンピオンを目指して熱戦をくり広げられた。
このESWCに日本が参戦するのは初めてのこと。じつは、2005年に日本で予選が開催される動きはあったが、協賛スポンサーが集まらず、運営資金や決勝大会への渡航費などがねん出できなかったことから、開催が見送られてしまった経緯がある。しかし今回、国内唯一のeスポーツ統括団体"日本eスポーツ協会設立準備委員会"がオフィシャルパートナーとして手を挙げたことにより、ついに開催される運びとなった。
日本予選で採用されたタイトルは、一人称視点シューティングゲームの名作『カウンターストライク1.6』。このゲームは、5人ひと組でチームとなり、対テロ特殊部隊とテロリストに分かれて戦う競技性の高いゲーム。試合は以下のルールで行われ、日本予選への出場を賭けたオンライン予選大会には、11チーム55人ものチームが参加。ふたつのトーナメントで競い合い、両トーナメントの上位2チームが日本予選へと勝ち進んだ。
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ESWC2008日本予選『カウンターストライク1.6』のおもなルール |
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・試合は30ラウンドで、さきに16ラウンド先取したチームの勝ちとする |
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・延長戦は前後半3ラウンドずつとし、勝敗がつかない場合、再び延長戦を行う |
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・試合は"爆弾解除モード”で行う。テロリスト側チームは、制限時間内にA、BふたつのポイントへC4爆弾を設置し、爆破するまで守リ切れば勝利。対テロ特殊部隊側チームは、C4爆弾の設置を阻止、または起爆装置を解除すれば勝利となる。なお、C4爆弾を設置後、対テロ特殊部隊側チームがテロリスト側チームを全員倒しても、C4爆弾が爆発してしまうと負けになる |
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・5つあるマップのうち、その試合で使用したくないマップを各チームふたつずつ順に申告し、最後に残ったマップで試合を行う |
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ESWC2008日本予選参加チーム |
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Lycoris Radiata(リコリス ラディアータ) |
Loosely(ルーズリー) |
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ニックネーム/氏名 batch(バッチ)/大箸 紘也 odiN(オディン)/ウルタド コウジ espa(エスパ)/水町 健 HybS*(ハヤブサ)/渡邉 太郎 gimeiA(ギメイア)/秋元 拓哉 purin(プリン)/柳井 僚介 |
ニックネーム/氏名 barusa(バルサ)/大田 健 Yulius*(ユリウス)/瀬尾 昌嵩 Lef(レフ)/田中 圭祐 Rappy(ラッピー)/谷口 竜大 QooFooR!N*(クーフーリン)/関森
研太郎 Xa1ze(サイゼ)/横田 篤 Qwe!Zy(キューイ)/佐伯 正光 Dorayaki*(ドラヤキ)/木場 雅行 Asymme(アシメ)/田中 圭祐 |
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Speeder(スピーダ) |
A.vouLus(エーボーラス) |
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ニックネーム/氏名 Twist(ツィスト)/浅野 幸弘 Sion(シオン)/湖山 翔平 nativo(ナチボ)/Tiago Yoneyama
Mendes xENqLity(ゼンクリティー)/鈴木
将太 noppo(ノッポ)/谷口 純也 |
ニックネーム/氏名 m@ru*(マル)/岡 大貴 Link(リンク)/野田 修司 XaijiN(アイジ)/大塚 俊紀 Lightning(ライトニング)/藤田
正悟 cha$er(チェイサー)/奥山 仁志 domi(ドミ)/小村 光平 gamma(ガンマ)/畑 和宏 |
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※チームに5人以上選手が登録されている場合、レギュラーの選手に怪我や自己などやむを得ない事情が発生しない限り、サブの選手と交代できない |
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●数多くの実績を持つ強豪チーム"Speeder"が日本代表に!
ESWC2008日本予選は、ダブルイルミネーション形式(敗者復活戦あり)で行われた。下馬評では、数々のeスポーツイベントで好成績を収めた強豪チーム”Speeder”が優勝候補と言われていたが、まさにその言葉どおりの展開に。第2試合で戦ったLycoris Radiataとの試合をセットカウント16:3と、圧倒的な強さで勝利。その勢いで続く第4試合のA.vouLus戦を16:6で勝利し、決勝進出を決めた。対する敗者リーグでは、第4試合でSpeederに敗退したA.vouLusが勝利し、決勝戦へと 駒を進めた。
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▲決勝戦直前のインタビューでSpeederのリーダーSion選手は、「16:0で完勝したい」と余裕のコメント。対するA.vouLusのリーダーm@ru*選手は、「第2試合は運がなかった。Speederは強いチームだが、決勝では勝ちたい」と意気込みを語った。 |
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日本代表を決める決勝戦は、第4試合と同じ顔合わせに。しかし、ここでもSpeederはその強さをいかんなく発揮。『カウンターストライク 1.6』において重要とされる第1ラウンドを前後半とも 取って試合のペースを握り、16:2という圧倒的なスコアーで日本代表の座を勝ち取った。ボイスチャットを使ったチームの連携力や戦術はもちろん、さらにヘッドショット(相手キャラクターの頭部を狙い、一撃で倒すテクニック)や壁抜き(貫通力の高い銃で壁の向こう側にいるであろう敵を察知し、ダメ―ジを与えるテクニック)など、選手個人のテクニックの精度の高さが、ほかのチームより一歩抜きん出ていたことが勝因と言える。
試合後、表彰式が行われ、ESWC2008日本予選のオフィシャルパートナー、日本eスポーツ協会設立準備委員会の委員長補佐である浜村弘一氏が登壇。各チームに賞金や副賞が贈られた。そして優勝したSpeederには、賞金や副賞だけでなく、日本eスポーツ協会設立準備委員会からESWC2008 Grand Finalへの渡航費・移動費・宿泊費等のサポート、そして日本代表選手となった証である公式認定証が授与され、幕を閉じた。
なお、8月25日〜27日にかけて、アメリカ・カリフォルニア州サンノゼで開催されるESWC2008決勝大会の模様、並びに日本代表となったチーム”Speeder”の活躍は、ファミ通.comで追いかけていくので、続報に期待してほしい。
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▲Speederのひとりでプロゲーマーを目指し、単身スウェーデンにわたったnoppo選手は「アメリカ・サンノゼで日本人の真の姿を見せたい」と決勝大会に向けて熱く抱負を語った。 |
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※”ESWC2008日本予選のオフィシャルサポーターに日本eスポーツ協会設立準備委員会が”の記事はこちら
※”アジア室内競技大会でeスポーツが競技種目として正式採用! その実態は?”の記事はこちら
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