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【コミコンリポートその5】EAやアクティビジョン、ユービーアイソフトなど海外大手メーカーがガチンコ勝負
Comic-Con International 2008

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●キャラクターものを中心に“主力タイトル”を惜しみなく出展!!

 エレクトロニック・アーツやTHQ、ユービーアイソフトを始め、E3には参加していなかったアクティビジョンなども出展し、"Comic-Con International 2008(愛称コミコン)"では、海外大手メーカーが揃い踏みをした感がある。各社とも試遊台自体の数はそんなに多くはなかったものの、キャラクター性のあるゲームを中心にして、いわゆる"主力タイトル"を出展した。

 

 なかでも、いちばんタイトルが充実していたのはエレクトロニック・アーツではなかろうか。プレイステーション3とXbox 360用向け『ミラーズエッジ』や『マーセナリーズ2 ワールド イン フレーム』、PC用『Crysis Warhead』などの話題作を出展し、注目を集めていた。そんなエレクトロニック・アーツにあって、もっともプッシュされていたタイトルが『Dead Space』(日本未発売)だ。E3でも紹介された同作は、三人称視点で展開されるサバイバルアクション。舞台となるのは500年後の地球。そのころになると資源がすっかり枯渇していた地球だが、人類は資源確保に向けて宇宙開拓に乗り出していた。ところが、ある宇宙船が遭難しクルーからの連絡が途絶えてしまう。主人公はその宇宙船に単身乗り込むことになるが、そこには異形のエイリアンが跋扈しており……というストーリーだ。デモンストレーターの人いわく「『Dead Space』はシューターと思われがちですが、そうではなくて、サバイバルホラーです」と力説するごとく、『Dead Space』は、敵となるエイリアンの造型も含めホラー的な演出が随所に盛り込まれている。エイリアンとの戦闘においても、たとえば敵本体を撃てば終わり……というわけではなくて、四方八方に延びた四肢を撃つことによって倒せるといった作りになっているのだ。ちなみに、主人公が敵に捕まると、四肢がもげるといった残虐な殺されかたをするが(これも恐怖をかき立てる演出とのこと)、こうした表現は随所に盛り込まれており、なかなか日本での展開はきびしいかな……という印象。とはいえ、オリジナルエンジンを使ったという映像のクオリティーは相当なもので、エレクトロニック・アーツの底力を感じさせる。ぜひとも日本市場に投入してほしい1作である。北米では2008年10月21日発売予定だ。

▲クローズドスペースで2台の試遊台で展開された『Dead Space』。その恐怖感とグラフィックの美麗さはかなりのもの!


▲開場を徘徊していた『Dead Space』の主人公。来年あたりはコミコンでフィギュアが出ていたり?


 そのエレクトロニック・アーツと"世界一のゲームメーカー"の座を競うアクティビジョンは、コミコンという場所柄か、近年力を入れている映画の版権モノで勝負。マルチプラットフォーム展開の『GHOST BUSTERS THE VIDEO GAME』や、Wiiとプレイステーション2用ソフト『The Mummy Tomb of The Dragon Emperor』(邦題は『ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝』)といったタイトルを出展した。また、ユービーアイソフトも、映画化が決まっている『プリンス・オブ・ペルシャ』(日本未発表)や、おなじみ『NARUTO‐ナルト‐』のゲーム化第2弾『NARUTO The Broken Bond』(日本未発表)を出展するなど、コミコンを意識したキャラモノが中心の内容だった。

▲アクティビジョンブースのWii用ソフト『The Mummy Tomb of The Dragon Emperor』。映画は北米では8月1日公開だが、ゲーム版はひと足早く発売済み。美麗なグラフィックが目を惹く。



▲ユービーアイソフトの大作『プリンス・オブ・ペルシャ』が出展された、そのバージョンはE3と同じもの。


 一方で、大手海外メーカーの一角THQは、『Saints Row 2(セインツ・ロウ2)』や『Red Faction Guerrilla』(日本未発表)、『WWE Smackdown vs. Raw 2009』(日本未発表)、Wii用『de Blob』、といった注力タイトルをお披露目していた。そんな中異彩を放っていたのが、Wii用ソフトの『Deadly Creatures』(日本未発表)で、これが何とプレイヤーが蜘蛛やサソリになって大自然の中を生き延びていくというアクション。おそらく日本で発売されることはないと思われるが、Wiiリモコンで昆虫を操作するというコンセプトが斬新だ。

▲3台の試遊台で展開されていた話題の大作『Saints Row 2(セインツ・ロウ2)』はキャラのカスタマイズにはじまりゲームプレイを楽しめた。

▲蜘蛛やサソリなどになってプレイする『Deadly Creatures』。アリなどの敵(?)と戦っていく。


 ユニークな趣向だったのが、ワーナーブラザーズの『LEGO Batman:The Video Game』(日本発売未定)。同作は発売元のワーナーブラザーズとLEGOブース、そして『バットマン』の出版社、DCブースにそれぞれ1台ずつ設置。ゲームを試遊するとLEGOジョーカーのパーツがもらえ、3つのブースを回るとLEGOジョーカーがコンプリートできるというもの(もちろん非売品!)。折から、ジョーカーが出演する最新映画『ダークナイト』が大ヒットを飛ばしているというタイムリーさも相まって、ジョーカーほしさに試遊を求める行列がブースのまわりをぐるりと取り囲んだ。おそらくコミコンの会場で、来場者にいちばん遊ばれたのは、この『LEGO Batman:The Video Game』ではないかと思われる。ちなみに、『LEGO Batman:The Video Game』はマルチプラットフォーム展開で北米では9月に発売予定だ(出展されていたのはXbox 360版)。

▲勝手にコミコンでいちばん遊ばれていたゲームと認定してしまう『LEGO Batman:The Video Game』。LEGOジョーカーのパーツ欲しさにとにかくとんでもないことに。LEGOに対する人気ぶりを実感。ちなみにゲームは『LEGO』シリーズでおなじみの、映画のストーリーにしたがって展開されるアクション・アドベンチャーのようです。

▲LEGOブースにはバットマンとロビンがお出迎え。


 ユーザーからの関心も高かったのが、ソニーオンラインエンタテインメントのプレイステーション3とPC向けソフト『DC Universe Online』(日本未発表)。公の場ではプレイアブルが初お披露目となる本作は、その名のとおり、アメコミ大手のDCコミックのキャラが集結したオンラインゲーム。ゲームの世界は何千人もが同時に遊べ、友だちと共闘したり、敵対するといったことが可能。まずプレイヤーは、スーパーヒーローもしくは悪の権化になるかを選び、自分好みのキャラをカスタマイズできる。そのバリエーションは、パワータイプ(大地、空気、電気など)やパワーソース(武器や指輪、目からビームを出すなど)、動きのタイプ(早く走る、飛ぶなど)など多岐に渡る。ワールド内では、キャラどうして自由に戦うことになるが、DCコミックのクリエーターがみずからが用意した(!)ストーリーに沿って、ミッションを遂行することになる。「DCコミックには70年の歴史がありますので、深みのあるストーリーが展開されますよ」と説明してくれたのは担当者。もちろん、キャラの成長要素などもある。まさに、DCキャラを主人公に据えた、RPG要素の強いMMO格闘アクションといった趣きだ。「コミコンの来場者にゲームのテイストを知ってもらいたかった」ということでソニーオンラインエンタテインメントを挙げて出展された本作は、プリ・アルファ状態とのこと。ヒーローになれるオンラインゲームということで、来場者の注目度は抜群だった。なお本作のベータ版や発売日のリリースなどは一切未定とのことだ。
 

▲『DC Universe Online』一色だったソニーオンラインエンタテインメント。コミコン来場者の関心は極めて高い。ちなみに遊べたのはPC版。

 

▲アメコミファンなら一度は遊んでみたくなること請け合いの『DC Universe Online』。ヒーローとなるもよし、悪となるもよし。オリジナルのヒーローも作れる。

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