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エレクトロニック・アーツブースで『Skate It』を体験 『Mirror’s Edge』と『フェイスブレイカー』の詳細も
【E3 MEDIA&BUSINESS SUMMIT】

2008/7/17

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●海外メディア注目のエレクトロニック・アーツブースに行ってきました!

 

 E3 MEDIA&BUSINESS SUMMITでは、各メーカーが個別にカンファレンスを開催するほか、ロサンゼルスコンベンションセンターの会場内で展示も行っている。エレクトロニック・アーツももちろん、会場の一角にブースを構え、さらに事前に予約した人だけが入れる別室でのデモルームを実施。ここでは、エレクトロニック・アーツブースとデモルームの模様をお伝えしよう。

 

 ブースに出展されているのは、以下の10タイトル。北米で人気のPCゲーム『CRYSIS』を始め、全タイトルをメディアが取り囲んで盛況な様子だった。なかでも、テレビクルーの取材がひっきりなしに訪れていたのが、Wii用ソフト『Skate It』。バランスWiiボードを使ってスケートボードが楽しめるこのゲームを、記者も試すことができた。


▲EAスポーツの定番タイトルが中心ながら、ブースには大勢の海外メディアが集まり、この盛況ぶり。


エレクトロニック・アーツブースの出展タイトル

タイトル

ハード

NCAA 2009

プレイステーション3

マッデン NFL 09
日本ではプレイステーション3、Xbox 360版が2008年9月25日に発売予定

プレイステーション3

タイガー・ウッズ PGA TOUR 09
日本ではプレイステーション3、Xbox 360版が2008年9月25日に発売予定

Xbox 360

NBA Live 2009

Xbox 360

Lord of the Rings

Xbox 360

シムシティ クリエイター
日本ではWii版が2008年9月25日に発売予定

Wii

Crysis

PC

Harry Potter -Half Blood Prince

Wii

Skate It

Wii

C&C Red Alert

PC


 エレクトロニック・アーツのスケートゲームといえば、2008年3月に発売されたプレイステーション3、Xbox 360用ソフト『スケート』を思い出す人も多いはず。ご想像どおり、このゲームは同じチームが開発したもので、『スケート』をマルチプラットフォームで展開する流れの中のひとつとなっている。今回のE3では、WiiのほかにニンテンドーDS版の『Skate It』も出展されていた。ちなみに、ブースにいたエレクトロニック・アーツのスタッフは、「プレイステーション3、Xbox 360をさきに作り始めて、Wii版はWiiらしいインターフェイスを模索していたんです。そんなときにバランスWiiボードが発表されて、取り入れることにしました。我々はちょうど運がよかったですね」と開発秘話を明かしてくれた。

 

 『Skate It』では、ほとんどの動きの入力をバランスWiiボードで行う。『Wii Fit』に収録されているミニゲーム、”スノーボード”に近い感覚で、ボードに横向きに乗り、体重移動をすることで左右に曲がったり、スピードを調節する。手に持ったWiiリモコンを使うのは、ほとんど足で地面を蹴って加速する動作時のみ。このゲームの見せ場であるトリックは、急速に体重移動を行うことでくり出せる。実際にやってみると、簡単にかっこいいトリックを出すことができて感動。じつは自分にはスケートの才能があるのではないかと思ってしまったほどで、ただ滑っているだけでも没入感を感じられた。ただし、ハイスコアを狙うならば、トリックをつなげて華麗なコンボを決めなくてはならない。少しハイレベルなところでは、空中に飛び上がった瞬間にWiiリモコンのBボタンを押してスケートボードを掴んだり、同じく空中でWiiリモコンを斬るように振ることでボードを回すことができる。5分ほど遊んだところでは、記者にはこれらのトリックを決めることはできませんでした……。

  

▲バランスWiiボードに横乗りになると、気分はもうプロスケートボーダー!


▲誰でも初めてプレイしたときから「自分はスケートがうまいのでは?」と錯覚するほど間口が広く、さらにハイスコアを目指す奥行きが用意された作品。


 デモルームでは、以下のタイトルがすべてプレイ可能な状態で出展。開発陣の説明を聞きながら体験することができた。ただし、エレクトロニック・アーツの注目タイトルがズラリと揃ったデモルームにはメディアが大挙して押しかけ、各タイトルの周囲は人でギュウギュウに! とくに、『Mirror’s Edge(ミラーズ・エッジ)』と『Dead Space(デッド・スペース)』(どちらもプレイステーション3、Xbox 360、PC向け)の両タイトルは入り込む余地もないほどの混雑ぶりだったため、体験プレイはあえなく断念。影からこっそりと開発陣の説明を聞けた『Mirror’s Edge』と、日本でプレイステーション3、Xbox 360向けに発売が決定している『フェイスブレイカー(仮題)』について、雑感をお伝えしちゃおう。
 

エレクトロニック・アーツのおもなデモルーム出展タイトル

タイトル

ハード

Little Pet Shop

Wii

Family Game Night

Wii

マッデン NFL 09
日本ではプレイステーション3、Xbox 360版が2008年9月25日に発売予定

Wii

フェイスブレイカー(仮題)
日本ではプレイステーション3、Xbox 360版が2008年に発売予定

Wii、プレイステーション3

My Sims

PC

ぼくとシムのまち キングダム
日本ではWii版が2008年秋に発売予定

Wii

SPORE

PC

マーセナリーズ2 ワールド イン フレームス
日本ではプレイステーション3、プレイステーション2、Xbox 360版が2008年に発売予定

Xbox 360

Mirror’s Edge

プレイステーション3

Dead Space

Xbox 360

Warhammer Online

PC


 一人称視点の新機軸アクションゲーム『Mirror’s Edge』は、現地時間14日に行われたエレクトロニック・アーツのカンファレンスでデモプレイが披露されたのだが、デモルームでも同じステージがプレイできた。機密書類の運び屋である主人公、フェイスを操ってビルの屋上などを飛び回り、書類をつぎの運び屋へと手渡すのが目的。独特な色彩感覚のグラフィックがとにかく印象的で、ビルはすべて汚れのない白で描かれている。なお、『Mirror’s Edge』というタイトルには、鏡のようにキレイだけれども無機質で排他的な世界という意味が込められているそうで、フェイスはその鏡のような世界を作り上げた政府を嫌い、地下組織の一員となった背景があるそう。そんなビルの白と対照的なのが、空の青。原色×原色の鮮やかなステージで、プレイヤーは地下組織の使うルートである目印、赤を見つけ出し、たどって行くことになる。赤い色が塗られているのは、たとえば手すりやビルの排気口。その場所に立つとつぎの目印が見つかる仕組みで、どうすればそこへ行けるかを考えるパズル要素も盛り込まれる。ちなみに、同じステージでもさまざまなルートがあり、ビルの地下のような場所を見ることもできた。こちらは一面薄暗い緑を基調とした世界で、屋外とは違った色彩を楽しめる。

 

 ビルの屋上にいると、ヘリコプターを見かけることがあるのだが、これは政府が人々を監視するために飛ばしているもの。見つかれば銃撃されるようだったが、ヘリコプターに飛び移って、別の場所まで移動するという使いかたもあるという。ちなみに、今回、プレイできたステージでは、ほとんど敵である政府の人間に遭遇することはなかった。それどころか、いわゆる街の人を見ることすらなく、静まり返った無人のビル群が独特の世界観を演出。それでも、ビルとビルを結ぶ配管を伝っていったり、ビルからビルへ飛び移ったり、同じステージ内に緩急のついた展開があって飽きさせない。たまにしか出会わないからこそ、敵がどこから現れるかわからない緊迫感を感じられた。

 

▲『Mirror’s Edge』のみ写真撮影が禁止されていたので、遠めからのショットを。このタイトルは、ほかと比べて頭ひとつ抜けた人気ぶりだった。


 まったく雰囲気変わって、『フェイスブレイカー(仮題)』はアメコミテイストのコミカルなボクシングゲーム。日本ではプレイステーション3とXbox 360版が発売予定だが、このE3にはWiiとプレイステーション3版が出展されていた。ここでは、プレイステーション3版についてリポートする。

 

 スタッフが語る、このゲームのいちばんのウリは「ほかのボクシングゲームに比べて間口が広く、コンボを覚えずとも直感的に操作できること」。移動は左スティック、基本の4つのボタンで攻撃をくり出すことが可能で、あとはその組み合わせなどでコンボを決めていくだけのシンプルなシステムだ。パンチを相手に与えると、ボーンブレイカー、グランドブレイカー、スカイブレイカー、フェイスブレイカーと徐々に威力を増し、最後のフェイスブレイカーを出せば相手をノックアウト。とは言ってもこれはリアルボクシングの世界のKOにあたり、なかなか出せるものではない。判定勝ちに相当するところで、ヒットポイントを3回ゼロにすることでも勝利となる。かなり展開の速いボクシングで、攻撃を受けると顔の形が変わっていくわかりやすさとあいまって試合を見ているだけで楽しめた。

 

▲各キャラクターのコミカルな動きもツボ! 熱くて笑える対戦が楽しめる。


 このゲームのもうひとつの特徴が、キャラクターエディット機能。通常のキャラクターメイキングのほかに、デジカメなどで撮影した写真を使ってボクサーを作ることができ、キャラクターはひとり40体まで作成できる。じつはこのシステム、『タイガー・ウッズ PGA TOUR』で初めて導入されたが、ただ自分の顔写真を使うだけでなく、ユーザーが独自の作品を作ってキャラクターメイキングを盛り上げてくれたため、このゲームでも採用に至ったのだそうだ。写真から取り込んだ顔のイメージは、自動的に3Dに生成されるが、目と目の間隔を離すなど調整を加えることも可能だ。

 

▲これ、誰だかわかりますか? 元マイクロソフトのXbox 360部門最高責任者にして、現在はEAスポーツのトップを務めるピーター・ムーア氏ですよ! 顔写真をキャラクターに貼り付けることができるだけでなく、女性の体にしたり、立派な頭髪を生やすことだって!


 さらに、こうして作成したキャラクターをWeb上にアップロードでき、ほかのプレイヤーが作ったデータをダウンロードすることも。アップロードできるのはキャラクターだけではなく、戦いのハイライトシーンをつなげた映像も世界中の人と共有できる。このハイライト映像はわざわざ編集する必要はなく、自動で生成されるとのこと。エレクトロニック・アーツの持つネットワークコミュニティサイト”EA SPORTS WORLD”にアップした後、動画共有サイト”youtube”にアップすることも可能だ。かなり手の込んだキャラクターメイキングが可能なので、それだけでも楽しいコンテンツとなりそうだ。

※エレクトロニック・アーツの公式サイトはこちら


 

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