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【動画追加】期待作が一堂に会した北米Xbox 360のプレスイベントで『ギアーズ オブ ウォー 2』や『Fable2』の最新情報が見えた
Xbox 360 Spring Showcase 2008

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●北米マイクロソフトがリリースする2008年期待のXbox 360作品が一堂に!

▲イベントに合わせて挨拶するマイクロソフトゲームスタジオのシェーン・キム氏。

 2008年5月13日(現地時間)、アメリカ・サンフランシスコにて“Xbox 360 Spring Showcase 2008”と題するイベントが開催された。世界各国の取材陣150人余りを集めて行なわれたこのイベントは、2008年発売予定のマイクロソフトのXbox 360向けタイトルをお披露目すべく開かれたもの。取材陣を少人数のグループに分けて、開発者によるゲーム概要の紹介+ゲームの試遊を個別に行なう、という形式となった今回の “Xbox 360 Spring Showcase 2008”。取材陣はじっくりとそのゲームを知ることができ、まさに“ショウケース”の趣き。「各タイトルのことをより深く知ってもらいたい」という、マイクロソフトの自信の裏打ちとも思えた。イベントの最初に登壇したマイクロソフトゲームスタジオのコーポレートバイスプレジデント、シェーン・キム氏は、以下のとおりコメント。

 「今日、たくさんのタイトルをお見せできることをとても楽しみにしています。昨年はマイクロソフトからは『Mass Effect』、『Halo 3(ヘイロー 3) 』、サードパーティーからは『BIOSHOCK(バイオショック)』などがリリースされたすばらしい年でしたが、今後もこの戦略を継続していく予定でいます。今年もすでに『グランド・セフト・オートIV』が発売され大ヒットを記録するなど、成功を期待しています。今日は、有名デベロッパーが多数来ております。お見せするタイトルはすべて今年発売されるものばかりなので、実際に手に取って楽しんでください」(キム)※国内では『Mass Effect』は発売日未定、『BIOSHOCK(バイオショック)』は2008年2月発売

 そして今回のイベントでは、Xbox LIVE アーケードを含む以下の7タイトルが出展された。ファミ通.comでは、これらのタイトルの詳細を、最新の画面写真などを交え紹介していくことにしよう。

『ギアーズ オブ ウォー 2』
『Fable2(フェイブル2)』
『NINJA GAIDEN 2(ニンジャガイデン2)』※北米ではマイクロソフトから発売
『Too Human』
『Viva Pinata: Trouble in Paradise』
『Banjo-Kazooie: Nuts & Bolts』
『Penny Arcade Adventures: On the Rain-Slick Precipice of Darkness, Episode One』(Xbox LIVE アーケード)
 

▲アメリカ・サンフランシスコの開発区域にあるイベントスペース、“ドックパッチスタジオ”で行なわれた “Xbox 360 Spring Showcase 2008”。150人を超える取材陣が集まった。

 

ギアーズ オブ ウォー 2


 全世界で450万本の販売本数を記録し、マイクロソフト屈指の人気ブランドとなった『ギアーズ オブ ウォー』。その続編である『ギアーズ オブ ウォー 2』が発表されたことは記憶に新しいが、その最新情報が“Xbox 360 Spring Showcase 2008”で明らかになった! イベントでは、リードデザイナーのクリフ・ブレジンスキ氏が登場。「前作でローカストを殲滅した統一連邦政府(COG)を擁する人類ですが、その攻撃は完全ではなく、6ヵ月後にセラ(人類の住む惑星)の都市を沈下させるべくローカストがふたたび襲ってきます。そのローカストを防ぐのが、デルタ部隊を率いるマーカスの目的となります」とキャンペーン・モードの概要を説明したブレジンスキ氏は、『ギアーズ オブ ウォー 2』の導入部であるACT ONEのCHAPTER THREEの“アサルト”をみずからプレイしたのだ。その内容は、Xbox LIVE マーケットプレースで配信中のデモ映像のフルバージョンといった趣きで、巨大な装甲車(デレック)に乗った主人公のマーカスが、仲間とともにデレック上でローカストを迎撃していくというもの。マーカスが飛来する爆弾を打ち落としたり、艦上に乗り移ってきたローカストを盾にして敵を攻撃したりといったプレイを、クリフ・ブレジンスキ氏は淀みないプレイで披露した(本人いわく、たくさんの人に見られてプレイしたので緊張したとのこと)。ちなみにこのローカストを盾にとる行動はミートシールド(肉の盾)というらしい。

 ゲームのデモプレイに合わせてブレジンスキ氏は、「(敵のローカストは地下に基地を構えているため)ゲームの約30パーセントは地下が舞台となるが、ケーブ(洞窟)ゲームというわけではなく、全体的にすばらしい景色が見られる」や「デレックを運転しているのはディジーという徴収兵。彼は前作での作戦を経てCOGにリクルートされた」ファンには興味深い情報を明らかにしてくれた。その後に続く質疑応答では、キャンペーン・モードのプレイ時間は未発表だが、前作よりも長くなるといったことや、プレイヤーがタンクなどの乗り物を操作可能になることなどが説明された。そして最後にブレジンスキ氏は、『ギアーズ オブ ウォー 2』の魅力を以下のようにアピール。

 「この11月、非常にスペシャルなものをお届けできると感じており、発売に向けて順調に開発を進めています。『ギアーズ オブ ウォー 2』は前作に比べて、ビガー・ベター・バッドアス(“最高の”という意味のスラング)なゲームになります。さらにスケールが大きくなり、戦争というものを大きくとらえています。シナリオもさらに奥深くダークになり、マルチプレイのモードも前作に比べさらに増えています。とにかくすべてがつぎのレベルに引き上げられているんです」(ブレジンスキ)

 30分におよぶプレゼンの時間をほとんどデモプレイの披露に費やしたクリフ・ブレジンスキ氏。ブレジンスキ氏の言葉に間違いはなく、居合わせた取材陣はグラフィックや戦闘など“すべてがつぎのレベルに引き上げられた”『ギアーズ オブ ウォー 2』のデモプレイを堪能した。北米での発売は2008年11月になる『ギアーズ オブ ウォー 2』だが、この年末マイクロソフトイチオシのキラータイトルのポテンシャルを遺憾なく発揮したプレゼンだった。日本での発売は未定だが、その発売日が待ち遠しい1本だ。
 

▲気さくに撮影に応じてくれるクリフ・ブレジンスキ氏。取材陣の中には『ギアーズ オブ ウォー』のパッケージにサインを求める人もおり、すっかり人気クリエーターに!

▲序盤のステージ“アサルト”の画面写真が公開。デレックで移動しながらローカストを迎撃する模様が描かれる。ローカスト側は巨大生物ブルマック(いちばん上の画面写真)などを擁しており、闘いはスケールの大きさを増すばかり。

 

Fable2(フェイブル2)


▲『Fable2(フェイブル2)』のプレゼンをするのはおなじみのピーター・モリニュー氏。

 欧米で屈指の人気を誇るピーター・モリニュー率いるライオンヘッドスタジオの『Fable2(フェイブル2)』。これまで大きなイベントごとに新しい要素が紹介されてきた『Fable2(フェイブル2)』だが、今回モリニュー氏により明らかにされたのは、ストーリーの最初の部分だ。「『Fable2(フェイブル2)』でまずやりたかったのは、ユーザーを驚かせ、引き付けさせるようなストーリー作り。60時間70時間とプレイできる大きなストーリーラインをもったゲームも私は好きですが、『Fable2(フェイブル2)』はそうではなくて、ストーリー自体は非常にシンプルです。何らすぐれた能力のない、ごくふつうの子どもからゲームはスタートするのです」と説明したモリニュー氏は、プレイヤーは最初に男の子になるか女の子になるかを選ぶこと、主人公にはお姉さんがいて、最初はお姉さんといっしょに5枚の書類(逮捕状)を捜して警護人に渡す仕事を請け負うことなどが明らかにされた。自由度の高さが魅力の『Fable2(フェイブル2)』だが、この書類を警護人に渡すか渡さないかで、ストーリーは早くも変化。逮捕状を渡さないと罪人は刑務所に行かないので町を牛耳ることになり、瞬く間に町は荒廃する(ゲームプレイ時間で6時間ほどとのこと)。一方で、逮捕状を渡すと町はビジネス街として大きく発展していくという。「『Fable2(フェイブル2)』は人生のストーリー。地域の発展ぶりも選択によって変化する」と説明するモリニュー氏だが、まさに物語の導入部からして『Fable2(フェイブル2)』の面目躍如といったところだろう。そしてある事件に巻き込まれることで、主人公の運命は大きく変わるとのことだ。

 モリニュー氏の説明でさらに興味深かったのは、カットシーン(いわゆるデモ)を極力少なくしたという点。「皆さんの中にも昨年プレイしたゲームのカットシーンを飛ばした人はたくさんいるはず」と取材陣に話しかけたモリニュー氏は、「ストーリー全部を熱心に見る方もいるが、カットシーンのあいだにゲームを操作できないことを嫌がる人も非常に多い。そこで、カットシーンの数を減らし、さらにカットシーンに入るかどうかを選択できるようにしました。これはとてもクールなことだと思います」と説明。ゲームプレイを何よりも最優先した『Fable2(フェイブル2)』の方針を明らかにした。

 また、モリニュー氏はRPGの戦闘システムの重要さも再度強調。「カジュアルプレイヤーから熱心なゲームファンまで、幅広い層に等しく楽しめるようにしたかった」というモリニュー氏は、従来のゲームのような複雑なボタン操作ではなく、剣、銃、魔法をそれぞれひとつのボタンで操作できるようにしたと説明。「ゲームを進めるといくつかの要素でパワーアップが可能で、ボタンを押すタイミングや周囲の状況などによって、攻撃方法も変化するようになる」と戦闘システムの間口の広さをアピールした。結婚や出産はもちろん、プレイヤーのパートナーとして“犬”をお供にできたりするなど「いろいろなことができる広大な世界」(モリニュー)という『Fable2(フェイブル2)』。その広大な世界に触れられる日を心待ちにしたい。

▲前作『Fable(フェイブル)』の500年後、ヒーローが活躍する時代ではなく、通商や科学の時代が舞台となる。「『コール オブ デューティ 4』や『ギアーズ オブ ウォー』、『Halo 3(ヘイロー3)』などといったゲームをプレイするときの信じがたい、驚くべき経験とは異なり、『Fable2(フェイブル2)』で展開されるのはよりチャーミングな世界で、笑いをさそうストーリーもある」(モリニュー)とのこと。

 
※『Fable2(フェイブル2)』関連記事はこちら(その1その2その3その4その5

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