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第2の創業を迎えるジャレコ・ホールディングが2008年度事業戦略説明会を開催

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●羽田寛新社長が経営ビジョン、再生戦略を語った

 

▲赤坂ガーデンシティの18階にあるベクトルラウンジで行われたジャレコ・ホールディング戦略説明会。

 

 2008年3月27日、赤坂ガーデンシティで株式会社ジャレコ・ホールディングの2008年度事業戦略説明会が行われ、2008年3月27日付けで同社代表取締役社長に就任した羽田寛氏が登壇。元ライブドア取締役で、日本グローバル証券やジャック・ホールディングスといった数々の企業を再生させた経歴を持つ羽田氏は、「長引く業績低迷から脱却できないジャレコを、どうやって立て直していくのかをお伝えしたいと思います。今日がジャレコ第2の創業になります」と挨拶した。”リーダーシップの不在”、”不透明な事業戦略/コアビジネスの不在”、”コーポレートガバナンス(企業統治)の不徹底”という3つの要素をジャレコが抱える課題と問題点として挙げた羽田氏。「創業以来、ゲームビジネスに取り組んできました。人気シリーズを抱え、定期的にメジャータイトルを発売し、利益を出す。そのうえで新規タイトルにチャレンジできるが、我々にはそのコンテンツがなかった」(羽田)と、ゲーム事業にも触れつつ、これまでのジャレコについて語った。

 

▲2008年3月27日付けでジャレコ・ホールディング代表取締役社長に就任した羽田寛氏が、ジャレコ再建のために立ち上がった。

 

 そのジャレコを立て直すため、羽田氏が掲げたのが”コーポレートガバナンスの確立・コンプライアンス(ルールに従って公正、公平に業務を遂行する)徹底”、”コアビジネスの確立・収益力の大幅な向上”、”聖域無きコストカットの断行”という3つのビジョン。「大手企業にとっては当たり前のことですが、ジャレコはそれができていなかった。いま、膿を出し切って前を向いて歩み始めようとしているので、このビジョンをしっかりと現実のものにすれば、かならずジャレコは成功する」と、羽田氏は力強く語った。また、「ジャレコに足りなかったのは、ビジョンとリーダーシップ」(羽田)と、コンプライアンス本部と、社長をリーダーとする内部統制プロジェクトチームを新設することを具体的な施策として紹介した。

 

▲創業以来続けているゲーム事業についても改革案が提示された。

 

 新生ジャレコは今後、FX(外国為替取引)事業、東アジアにおけるレストラン事業やFX事業、ヘルスケア事業(快適な居住環境と在宅医療支援・介護をパッケージした施設)に注力するという。もちろん、ゲーム事業も「自分たちが作りたいゲームじゃなく、消費者が遊びたいと思うゲームを作っていく」(羽田)と継続する方針。しかしながら、先行投資や固定人件費が嵩む領域からは撤退し、ブランド(キャラクター)を活かしたり、ゲーム受託開発事業者やパッケージ流通事業者と密接に連携した開発手法を採用するプロデュースに特化して関わっていくとした。新生ジャレコ・ホールディングの動向に注目しよう。
 

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