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”第11回文化庁メディア芸術祭”が開幕! 贈呈式に小島監督らが出席

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●大賞は『Wiiスポーツ』。開発チーム代表の太田氏が喜びを語る

 

▲最先端のデジタルメディアが一堂に集結

 2008年2月6日〜17日まで、都内にある国立新美術館で、文化庁、国立新美術館、CG-ARTS協会が主催する”第11回文化庁メディア芸術祭”が開催される。文化庁メディア芸術祭は、アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの全4部門を対象に、すぐれたデジタル作品を表彰、展示し、世の中に広く紹介しようという試み。本年度は43の国と地域から2091点の作品応募があり、うち160点の優秀作品が紹介されている。入場は無料で、2008年2月5日には、一般向け開催に先立ってプレス向け内覧会が開催された。


▲会場内は各部門ごとに分かれて作品が展示されている。


▲エンターテインメント部門の展示スペース。大賞の『Wiiスポーツ』を始め、10作品以上の家庭用ゲームを実際に遊ぶことができる。『メタルギア ソリッド 4 ガンズ・オブ・ザ・パトリオット』の体験台も出展されるなど、ゲームファンも注目の内容となっている。


▲映像系以外の展示物はほとんどが実際に体験可能。左は”セミセイ ヴィチーノ(イフ ユー アー クロース トゥ ミー)”というアート作品。中心にいる女性の感覚などを視覚化してスクリーンに映し出す。右は”ビュー・ビュー・VIEW”というインタラクティブ性の高いアート。ふたつのモニターがつながっており、片方のモニターに向かって息や団扇などで風を送ると、相手側のモニターからも風が吹くというもの。


 この日は、国立新美術館の近隣にある東京ミッドタウン・ホールで各部門の大賞、優秀賞、激励賞を表彰する贈呈式も実施された。すでにこちらの記事でお伝えしているように、今回は”エンターテインメント部門”で家庭用ゲーム3作品が大賞および、優秀賞を受賞。大賞は任天堂のWii用ソフト『Wiiスポーツ』(発売中)。優秀賞は、カプコンのPSP(プレイステーション・ポータブル)用ソフト『モンスターハンターポータブル 2nd』(発売中)と、KONAMIのプレイステーション3用ソフト『メタルギア ソリッド 4 ガンズ・オブ・ザ・パトリオット』(2008年発売予定)となっている。贈呈式には任天堂から『Wiiスポーツ』開発チーム代表として太田敬三氏、KONAMIから小島秀夫監督、カプコンから『モンスターハンターポータブル 2nd』開発チーム代表として辻本良三氏が登壇。エンターテインメント部門の主査を務める、キューエンタテインメント代表取締役CCOの水口哲也氏などから記念のトロフィーと表彰状を贈呈された。
 

▲エンターテインメント部門の受賞者ひとりひとりと握手を交わす水口氏(左)。


 大賞を獲得した太田氏は壇上でつぎのようにコメントし、受賞の喜びを『Wiiスポーツ』の開発チームおよび、Wiiに関わるすべての人と分かち合った。
 

▲『Wiiスポーツ』開発チームの代表として登壇した太田氏。

 

 「いままでにも何作かゲーム開発に携わってきたのですが、今回の『Wiiスポーツ』は発売したときに初めて流れに乗れた感じがしました。いま私の頭の中には、同じ流れの中にいたハードウェア開発チーム、OS開発したチーム、プロモーションチームなど、たくさんの仲間の顔が浮かんでいます。加えて、今回の受賞ではひとつ驚いたことがありました。受賞理由にあった水口さんのコメントに「今回の受賞は『Wiiスポーツ』単体ではなく、Wiiというメディアに対する賞である」という、まさにいま私がここで言ったことと同じ内容が書かれていたからです。それを見たときに、メディア芸術祭は的確な評価をしてくれているなと思いました(笑)。今回は『Wiiスポーツ』開発チーム代表として来ていますが、”Wiiプロジェクト”代表としてお礼をのべさせていただきます。本当にありがとうございました」(太田) 
 

▲今回のメディア芸術祭では、ゲームがエンターテインメント部門の半分を占めるという結果になった。


 贈呈式終了後には場所を移して、祝賀会も開催された。壇上ではコメントが聞けなかった辻本氏と小島氏も出席しており、それぞれつぎのように受賞の喜びを語った。ちなみに小島氏は1998年にプレイステーション用ソフト『メタルギア ソリッド』で”デジタルアート[インタラクティブ]部門”の優秀賞を受賞ており、今回は2度目の受賞。シリーズ第1作目と、シリーズ完結篇の双方で受賞できたことに感慨深げな様子だった。


小島監督(左) 
「1回目が『メタルギアソリッド』で、今回は完結編となる『4』で受賞できて非常にうれしく思っています。ただひとつだけ、まだソフトが発売されていないということころだけが気がかりですが(笑)。開発はいまがいちばん厳しい時期なので、今回の受賞を糧にがんばっていきたいと思います」

辻本氏(右)

「正直この賞がいただけるとは思っていなかったので、受賞を聞いたときは本当にびっくりしました。今回はプロジェクトチームの代表として来ているので、この喜びはチームのみんなで味わいたいなと思います」

 

※第11回文化庁メディア芸術祭の公式サイトはこちら

※任天堂の公式サイトはこちら

※カプコンの公式サイトはこちら

※KONAMIの公式サイトはこちら

 

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