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文化庁メディア芸術祭受賞作品の発表会で『Wiiスポーツ』が大賞を受賞!

2007/12/4

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●ゲーム作品が2年連続でエンターテインメント部門を制す結果に

 

 文化庁メディア芸術祭実行委員会が、2007年12月4日に都内で”文化庁メディア芸術祭”受賞作品のプレス向け発表会を開催。アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガ全4部門の受賞作品を発表した。
 

▲幅広い分野の作品を表彰する文化庁メディア芸術祭。さまざまなジャンルの報道関係者が訪れた。


 文化庁メディア芸術祭は、文化庁、国立新美術館、CG-ART協会が共催して、創造性溢れるメディア芸術作品を表彰し、作品とアーティスト自身を広く紹介するための試み。作品の応募に制限はなく、誰でも参加することが可能で、`97年より毎年行われている。11回目の開催迎える本年度の応募総数は過去最高の2091作品。うち、海外からの応募は429作品で、こちらも過去最高の応募数となった。
 

▲会場後方にはマンガ部門の受賞作品などが展示されていた。


 各部門で大賞1点、優秀賞4点、激励賞1点が選出され、ゲーム作品に関しては、遊具、映像、キャラクター、Webとともにエンターテイメント部門に含まれている。昨年度は大賞を受賞したカプコンのプレイステーション2用ソフト『大神(OKAMI)』を含む全3タイトルのゲーム作品が同部門の受賞作品に連ねた。そして本年度も同部門には全3タイトルのゲーム作品が選出され、大賞を任天堂のWii用ソフト『Wiiスポーツ』(発売中)が受賞。2年連続でゲーム作品が大賞に輝くという快挙を成し遂げた。
 

▲『Wiiスポーツ』はWii本体と同時に発売され、ゲームユーザー層の拡大に貢献。発売から1年経ついまも販売本数を伸ばし続けている。


 エンターテインメント部門受賞作品の解説を行ったのは、キューエンタテインメント代表取締役CCOの水口哲也氏。同氏はまず最初に、本年度のゲーム業界の流れを「プレイステーション3やXbox 360に代表される、高解像、5.1チャンネルサラウンドなどを重視した作品と、Wiiのような電子玩具の延長戦上にあるグラフィックより手触りを重視する作品。ニンテンドーDSやPSP(プレイステーション・ポータブル)、携帯電話のようにいつでもどこでも持ち運んだりできる作品、この3つが出揃った感があります」と振り返った。それらを踏まえた上で、『Wiiスポーツ』の受賞理由について「Wiiそのものが革新的なのでは? という意見もあったが、『Wiiスポーツ』はそのおもしろさをもっとも体現した作品として満場一致で大賞に決定しました」と説明した。


▲水口氏は「『Wiiスポーツ』はゲームをやらない人や、昔ゲームをやっていた人などを引き寄せ、世界的な社会現象にもなりました」と、ゲーム業界全体へ与えた影響についても語った。


 そのほかの2タイトル、KONAMIのプレイステーション3用ソフト『メタルギア ソリッド 4 ガンズ・オブ・ザ・パトリオット』(2008年発売予定)と、カプコンのPSP用ソフト『モンスターハンターポータブル 2nd』(発売中)に関しては優秀賞を受賞。『メタルギア ソリッド 4 ガンズ・オブ・ザ・パトリオット』について、水口氏は「人を殺さずいかに潜入するか、という映画的内容におもしろさがともなった日本が誇れる作品」と、シリーズ1作目から一貫している同作のコンセプトを絶賛。もうひとつの『モンスターハンターポータブル 2nd』に関しては「通信を利用して最大4人が協力してプレイできるのがポイント。中高生を中心にPSP本体を牽引したタイトルとも言えるでしょう」と、ハードの普及に大きく貢献したことを評価した。
 

▲人気シリーズの最新作がそれぞれ優秀賞を獲得。『モンスターハンターポータブル 2nd』は、2008年3月13日に次回作『モンスターハンターポータブル 2nd G』の発売を控えている。


 この日は、劇場用アニメ『河童のクゥと夏休み』でアニメーション部門の大賞を獲得した原恵一氏と、マンガ『プライド』でマンガ部門の優秀賞に選出された一条ゆかり氏も会場を訪れた。それぞれ、報道陣のまえで受賞のよろこびを語った。
 

▲原氏は、5年間暖めていた映画が賞も獲得したことを受け「なんだか自分の中からいなくなってしまったんだな、と若干寂しさも感じますね」とコメント。

▲「こんな時代が来るとは思っていなかった。国から認められるなんてすごいことです」と語った一条氏は、よろこびのあまり言葉を詰まらせ場面も。


 なお、第11回文化庁メディア芸術祭は、東京の六本木にある国立新美術館企画展示室で2008年2月6日〜2月17日まで開催される。受賞作品展示のほか、映像作品の上映会、各種シンポジウムなどさまざまなイベントが同時開催される予定だ。興味のある人は公式サイトをチェックしてみよう。

※文化庁メディア芸術祭の公式サイトはこちら
 

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