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"Xbox LIVE プレス説明会”でわかった、この冬Xbox 360はここまで進化する

2007/11/27

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●12月5日に大幅なシステムアップデートを実施

▲さながら大学の講義のような趣きもあった、“Xbox LIVEプレス説明会”。取材陣に12月5日のアップデートの詳細を解説すべく開催された。


 2007年11月27日、マイクロソフトによる“Xbox LIVEプレス説明会”が行われた。Xbox 360は、春と秋の年2回にXbox 360およびXbox LIVEのシステムアップデートを実施しているが、今回の説明会は12月5日に実施されるシステムアップデートの詳細を報道関係者向けに説明することを目的として開かれたもの。アップデートの詳細についてはすでに発表済みだが、さらに一歩踏み込んだ内容を聞くことができた。

▲「Xbox 360はつねに新機能を盛り込み、進化を続けています」と坂口氏。

 新聞社など一般のプレス関係者が多かったために、Xbox 360およびXbox LIVEの基本的な説明からスタート。最初に登壇したマイクロソフト ホーム&エンターテンメント事業本部 Xboxマーケティング本部 本部長の坂口城治氏は、「現時点におけるXbox LIVEの会員数は全世界で800万人を超え、2008年6月末までに1000万人を見込んでいます。累計オンラインゲームプレイ時間は29億時間、コンテンツダウンロード総数は2億9000万を記録しています」との数字を踏まえつつ、いかにXbox LIVEが使い勝手のよいオンラインサービスであるかをアピールした。実際のところXbox LIVEによるオンラインサービスはゲームのビジネスモデルをも変えているようで、「映像デモのダウンロード件数の多いタイトルはパッケージの売上も好調という結果が検証されていて、『ロスト プラネット エクストリーム コンディション』(発売元:カプコン)は体験版の配信が100万ダウンロードを超えたことから、“これはいけるだろう”と判断して全世界における初回出荷を100万本に増やしました」と、Xbox LIVEはプロモーションと販売まえのリサーチにも役立つことを明らかにした。さらに、バンダイナムコゲームスの『アイドルマスター』は、パッケージソフトの売上とコンテンツダウンロード(アイテム課金)の売上が同程度になることが見込まれるなど、新しいビジネスモデルも確立しつつある。年2回のシステムアップデートは、そうしたユーザー及びメーカーのニーズに対応するものであると言える。

●“Xbox クラシックス”は月1〜2本のペースで増やす予定

▲大塚氏は、インターフェースなどできめ細かいアップデートがなされたフェースプレートを説明。

 坂口氏のプレゼンテーションのあとは、今回のシステムアップデートで追加されるポイントを4つのセッションに分けて説明した。おもにゲームの販売などを行う“マーケットプレース”のセッションでは、プロダクトマーケティング マネージャの大塚友則氏が、初代Xboxのタイトルをダウンロード販売する“Xbox クラシックス”について詳しく説明した。「初代Xboxのタイトルでも入手困難な作品が多い。手軽に良質のタイトルを遊んでほしいという目的から“Xbox クラシックス”をはじめることにしました。タイトルについては、(1)Xbox 360で動く初代Xboxのタイトル (2)人気のあるタイトルなどを基準に、月1〜2本のペースでコンスタントに増やしていきたいと思っています」という。

 初代Xboxのソフトともなると、その容量は2ギガバイト超え、ダウンロード時間が気になるところだが、「家庭の通信回線の速度にもよりますが、おそらく数時間はかかると思います」(大塚)とのことで、ロード時間に関しては、若干早いかな……と感じられる程度になるとのことで、当然、ディスクアクセスの音はなくなる。また、今回のアップデートにあわせて、Xbox LIVE マーケットプレースのインターフェースも若干変更が加えられることなどが明らかにされた。

 

▲初代Xboxのタイトルをダウンロードできる“Xbox クラシックス”。現時点では12月5日の段階で配信予定は5タイトルだが、デモには『クラッシュ・バンディクー4 さくれつ!魔神パワー』のパッケージも。北米では“Xbox クラシックス”として配信されるだけに、あるいは国内でも?

▲マーケットプレースは従来の表示が“ゲームストア”と“ビデオストア”に大別。よりわかりやすくなった。さらには、ゲームの項目では“ゲームライブラリ”なども新設された。
 

▲“おすすめゲーム”も追加。最新作や人気作はここで確認できる。
 

▲“マイゲーム”の項目の下には通称“ツイスト”が挿入され、タイトルの閲覧が容易になる。ちなみに今回紹介している画面はあくまで開発中のもの。



●チャットは1セッションにつき最大20人まで。ゲーマープロフィールにも追加事項が

▲「ゲーマープロフィールを起点にコミュニケーション機能をさらに強化」と川中氏。

 “コミュニケーション”のセッションでは、Xbox 360 チャットパッドへの対応を始めとするコミュニケーション機能の強化について、プロダクトマーケティング マネージャの川中悠平氏がプレゼン。「Xbox LIVEをとおしてフレンドとのコミュニケーションをさまざまなシチュエーションで楽しむために、Xbox 360 チャットパットを提供します。日本仕様のキー配列にカスタマイズされていますし、漢字変換の精度もかなり上がっています。パソコンを触っている人なら簡単に入力できますよ」と説明した。残念ながら、このXbox 360 チャットパットはMMO(多人数参加型)RPGなどで文字を入力することはサポートしていないが(ゲーム中にメッセンジャーを立ち上げてチャットをすることは可能)、一度に最大6セッションを立ち上げてることができ、ひとつのセッションにつき最大20人とチャットをすることができるという。

 コミュニケーションという点では、ゲーマープロフィールにも変更が加えられる。12月5日のシステムアップデートでは、ゲーマープロフィールのなかにパーソナルプロフィールが追加され、名前や国、地域、自己紹介なども記入できるようになる。さらには、自分以外のフレンドリストも閲覧できるという、ソーシャルネットワーキング的なサービスも追加されるようになった。もちろん、これらの機能はプライバシーの設定で閲覧に制限を設けることも可能。Xbox 360 チャットパッドやパーソナルプロフィールの追加により、Xbox LIVEのコミュニケーション手段もさらに幅が広がりそうだ。

 

▲メッセージが届くとウインドウが出現する。ゲーム中でもメッセージのやりとりはできる。


▲Xbox 360 チャットパットとXbox 360 メッセンジャー キットが同梱されたXbox 360 メッセンジャーキットは2008年1月10日に発売予定。価格は3150円[税込]だ。


▲バックライトが点灯するので暗いところでも安心。ちなみにメッセージが届くと左下のメッセンジャーキーが点滅するようになっている。


●ファミリータイマーではXbox 360本体のプレイ時間に制限を
 

▲ファミリータイマーについて説明する宇野氏。

 ファミリータイマーの説明が行われたのが、ゲームコンテンツ推進部 マネージャの宇野敦氏による“保護者による設定”のセッション。Windows VISTAも含めて、近年保護者による設定、いわゆるペアレンタルコントロールに積極的に取り組んでいるマイクロソフトだが、今回のシステムアップデートでは“保護者による設定”の項目に“ファミリータイマー”を新設。15分刻みで1日ごとまたは1週間ごとにXbox 360でプレイできるゲームの時間を制限できるようになるという。「ゲームユーザーにとっては少しありがたくないかもしれませんが(笑)、保護者の方とお子さんがゲームと付き合っていくうえで、有益な機能だと思っています」(宇野)という。

 これまで説明してきたとおり、2007年12月5日にかなり大規模なシステムアップデートが実施されるので、まずは実際に体感してほしい。もちろん、システムアップデートはXbox 360ユーザーであれば無料で提供を受けられる。

 

▲ファミリータイマーは本体の制限になるため、家族の誰が使っても時間を消費する。家族みんながXbox 360で遊んでいる場合は、その点を注意しながらファミリータイマーの設定をするといいかも。


▲“Xbox LIVEプレス説明会”には『あつまれ!ピニャータ〜レッツ☆パーティー〜』からピニャータくんたちも顔を見せてくれました。

 
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