須田剛一氏が開発秘話を語る! 『NO MORE HEROES(ノーモア★ヒーローズ)』試遊体験会が実施
●「続編を作りたいので、ぜひ買ってください」(須田)
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▲クラブイベントスペースにプレスと一般ユーザーを呼んで、『NO MORE HEROES(ノーモア★ヒーローズ)』の体験会と開発者トークショーが実施。 |
『キラー7』など独特の作風で知られるグラスホッパー・マニファクチュアの須田剛一氏の最新作『NO MORE HEROES(ノーモア★ヒーローズ)』が、2007年12月6日にマーベラスエンターテイメントから発売される。このゲームの発売直前試遊体験会が、2007年11月23日に都内にある渋谷NEOで開催された。
イベントにはプレスのほか、公式サイトで応募を受けつけた一般のユーザー約20人がご招待。会場内には試遊台が5台設置され、ひとり10分程度プレイすることができた。このゲームは、米国暗殺者協会のランキング11位である主人公トラヴィス・タッチダウンを操り、上位ランカー10人を倒してランキング1位を目指すアクションアドベンチャー。5台のうち3台では、ゲームの冒頭から遊ぶことができ、アメリカ西海岸の街サンタデストロイを散策し、最初のボスであるランキング10位の暗殺者の屋敷へと潜入するアクションが楽しめた。もう1台は、ランキング第7位のデストロイマンとのボス戦。これは、東京ゲームショウ2007に出展されていたものと同じだが、ほぼ製品版の内容にバージョンアップされていた。最後の1台は、ランキング9位のドクター・ピース戦。ドクター・ピースは銃を使う敵で、トラヴィスの持つビーム・カタナと銃との戦いが楽しめた。
一般のユーザーは、初めて『NO MORE HEROES(ノーモア★ヒーローズ)』を触るという人も多かったが、Wiiリモコンとヌンチャクを使ったプレイにすぐ慣れた様子。基本の攻撃はAボタンの連打で、敵にトドメを刺すときには画面上にマークが現れてWiiリモコンを実際の刀よろしく振ることになる。この一連の動きにストレスを感じることもなく、爽快感を味わえたようだ。また、笑いながらプレイしている人もいたのが、プロレス技。これは、画面上にWiiリモコンとヌンチャクのマークが出現し、その動きを真似ることで発動する。プロレス好きの須田氏らしい遊び要素だが、ユーザーもしっかり楽しめているようだった。
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▲イベントに招待された一般ユーザーの中には、かなり遠方から来ていた人も。女性ファンの姿も目立ち、須田氏の人気がうかがえた。 |
この日のメインイベントとなったのは、須田氏とエグゼクティブプロデューサーを務めたマーベラスエンターテイメントの和田康宏氏のトークショウ。両名はまず、開発期間中のできごとを振り返っていった。和田氏は立ち上げ当初、アクションゲームの開発経験がそれほど多くない須田氏に「オリジナル新作で世界と勝負する作品」(和田)ができるのかと心配もあったという。そのため、アクション部分の構築についてはかなり時間をかけ、和田氏がプロデューサーに任命した木村祥朗氏なども加わって、「アクションゲームとは何か」という話し合いが何度もくり返された。その中で、木村氏と須田氏は「怒鳴りあいになるかというぐらい」(須田)のケンカもしたという。だが、「本音でケンカをしたので、逆に強い信頼関係ができた」(須田)と、結果的にいいコラボレーションができたようだ。
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▲「いい作品ができたと思っているので、こうして皆さんに遊んでもらえて本当にうれしい」と語った和田氏(左)と須田氏(右)。 |
このゲームのアクションに関しては、「ずっと斬っていくだけだと単調になると心配しましたが、プロレス技が入っていい感じにまとまった」と和田氏。Wiiリモコンの振る動きについては、両名とも最低限に抑えたいという気持ちがあったそうだ。「Wiiリモコンについて思うのは、開発者がそこに捉われすぎているということ。僕たちは”あったら便利なもの”というスタンスで作りたかったんです」(和田)と明かした。こうして、アクション部分が組み上げられたわけだが、最初はとうてい満足のいくものではなかったそうだ。両名はいまでこそ笑って話せるとして、須田氏と親交のある某有名クリエーター、”M上”氏にプレイしてもらったが、「これはやばいですよ」と言われてしまったというエピソードを披露。その後細かい調整を続けて、「結果的にはM上さんにもほめてもらえました(笑)」(須田)という。
開発を振り返るトークのあとは、デモプレイを見ながらの解説も行われた。トラヴィスの家では、Tシャツを着替えられたり、ネコをかわいがることができる。このネコは、須田氏が「いちばんダメ出しをした」というほど、こだわり抜いたもの。さまざまなリアクションを返してくれるが、「だんだんなつくということはありません。ネコってそういうもんです」(須田)とのことだ。街中のシーンでは、バイクを乗り回すことができ、ジャンプなどのアクションが披露された。サンタデストロイの街はかなりの広さがあるのだが、和田氏がその理由を須田氏に尋ねると「だって、バイクぶっとばせないじゃん」という答えが返ってきたとか。和田氏は「それもそうかな」となっとくしたそうだが、その広さがアメリカ西海岸らしさを演出することにもつながり、結果的に満足のいくものとなったようだ。このほか、お金を貯めるためのアルバイトが紹介。ボス戦でなかなか勝てないときにはお金を貯めてビーム・カタナを強化することができ、小ネタも満載で楽しめるものとなっている。
最後に須田氏は、改めて「続編を作りたい」とコメント。「たくさん売れれば続編が作れるので、ぜひ買ってください」とアピールした。また、グラスホッパー・マニファクチュアとマーベラスエンターテイメントのコンビでほかにも仕込んでいるタイトルがあるようで、須田氏が「アレはぜひDSでやりたいですよね」と和田氏にもちかける場面も。『NO
MORE HEROES(ノーモア★ヒーローズ)』とともに、両社の今後の展開にも注目だ。
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▲開発を終えて、「長かったような、短かったような、もっと作りこみたかったような。なんとも言えない気持ち」と須田氏。和田氏は、「早くみんなに遊んでもらって、その感想を聞いてみたい」と語った。 |
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▲会場に貼られていたこのポスターは、秋葉原の一部店舗でのみ展開されているというレアもの! |
来場者には、『NO
MORE HEROES(ノーモア★ヒーローズ)』の特製トイレットペーパーがお土産として配られたのだが、これをファミ通.comの読者にプレゼントしちゃうぞ! 応募期間は、2007年11月23日〜11月29日午後5時まで。詳細は、こちらのページで確認してね。
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▲トイレットペーパーの包装紙には、トイレにいるトラヴィスがデザイン。それだけではなく、トイレットペーパー自体にも、キャラクターなどが描かれている。もったいなくて使用できないという人も、ぜひ使ってみたいという人もどしどし応募してね! |
※『NO
MORE HEROES(ノーモア★ヒーローズ)』 の公式サイトはこちら
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