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eスポーツが国内で本格始動! "eスポーツ日韓戦"記者発表会が開催

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●日本eスポーツ協会設立準備委員会のキーマンふたりが登壇

 

 競技性の高いスポーツゲームやファーストパーソンシューティング(FPS)、シミュレーションゲームといった対戦型オンラインゲームを用いたスポーツとして、韓国や北米、欧州で盛んに行われている”eスポーツ”。しかし日本はゲーム大国でありながら、eスポーツにおいては遅れてとっているのが現状だ。そこで、日本におけるeスポーツの発展と業界の活性化、環境や支援体制を整えることを目的とした統一団体”日本eスポーツ協会(JESPA)”を設立するべく、2007年6月30日に発足されたのが”日本eスポーツ協会設立準備委員会”という団体だ。

 

▲日本のeスポーツを発展させるために発足された日本eスポーツ協会設立準備委員会の発表会に多くの報道陣が詰め掛けた。

 

 同団体が、2007年11月22日に都内ホテルで、日本eスポーツ協会設立準備委員会発足記念イベント”eスポーツ日韓戦”記者発表会を開催した。この発表会に、西村康稔氏(日本eスポーツ協会設立準備委員会委員長)、平方彰氏(日本eスポーツ協会設立準備委員会委員長補佐)が出席。集まった報道陣を前に、まずは平方氏からeスポーツ、同団体のありかたなどについての説明が行われた。そしてこの発表会で、日本eスポーツ協会設立準備委員会主催によるイベント”eスポーツ日韓戦”が、2007年12月1日に東京お台場メディアージュ(6F特設会場)で開催されることが明らかに。この背景には、2007年8月13日に韓国のソウル市内で行われた”2007 International e-Sports Symposium”という、アジア、北米、欧州でe-Sportsが盛んな国々の関係者を集めて意見交換することを目的に開催されたシンポジウムに、日本eスポーツ協会設立準備委員会が参加し、韓国e-Sports協会(KeSPA)と交流を深めたことが理由のひとつに挙げれるだろう。(※関連記事はこちら) 「発足したばかりでまだまだ脆弱な団体ですが、eスポーツ先進国である韓国の協力のもと、早くも日韓戦を開催できることをうれしく思っています」と話す平方氏から発表されたeスポーツ日韓戦の概要は以下のとおり。

 

eスポーツ日韓戦 大会実施要項

大会名

日本eスポーツ協会設立準備委員会 発足記念イベント”eスポーツ日韓戦”

開催日

2007年12月1日(土)

時間

開会宣言:午後12時30分
競技開始:午後1時
表彰式:午後5時30分(予定)

会場

東京お台場メディアージュ 6F特設会場

大会趣旨

世界各国でブームとなっているeスポーツの日本での普及促進。また、eスポーツ先進国である韓国のeスポーツ協会と協力し、両国eアスリートによる対戦(日韓戦)及びエキジビションマッチを開催して多くの方にeスポーツの存在をアピールする。

競技内容

日本、韓国の両国eアスリートによるeスポーツ競技会。各国で選択したeスポーツ競技(日韓戦3タイトル、韓国のプロeアスリート同士によるエキジビション1タイトル)による対戦競技会。

競技種目(予定)

・『ワールドサッカー ウイニングイレブン2008』(プレイステーション3)
※1対1で計3回戦(両国から各2名出場)。2勝した国の勝利。

・『鉄拳5 DARK RESURRECTION ONLINE』(プレイステーション3)
※1対1で計5回戦(両国から各5名出場)。3勝した国の勝利。

・『フリスタ!-Street Basketball-』(PC)
※3on3(両国から各3名が出場し、同時対戦)によるチーム戦。

・『StarCraft』(PC)
※韓国プロeアスリートによるエキジビション。

参加者

・日本、韓国eアスリート
・一般招待者
・その他関係者

主催

日本eスポーツ協会設立準備委員会(JESPA)

共催

韓国e-Sports協会(KeSPA)

 

 ちなみに、大会実施要項にある”eアスリート”とは、心身の鍛錬、コミュニケーション能力の向上、青少年の健全育成の要素を持ったeスポーツでスポーツマンシップを身につけた、暗いイメージを持たれる従来のゲーマー像から脱却した”アスリートゲーマー”のこと。

 

 eスポーツ日韓戦で使われるタイトルについては、韓国サイドと協議したうえで決定したもので、「今回のタイトルを今後正式種目としてやっていくのかどうかは未定です」(平方)とのこと。また、今回の日本チームとして出場する選手の選考については、各タイトルのメーカーが行っているゲーム大会などで実績を持っている人間が選ばれるとのことだ。

 

▲日本eスポーツ協会設立準備委員会の西村委員長(右)、平方委員長補佐。日本eスポーツ業界におけるふたりのキーマンが、eスポーツ日韓戦、日本eスポーツ協会設立への意気込みを語った。

 

 また、平方氏は「2007年10月にマカオで開催されましたアジア室内競技大会でeスポーツが正式種目として行われましたが、日本選手を派遣することができませんでした。2009年にベトナムでアジア室内競技大会が開催される予定ですので、そこにはぜひeスポーツの日本選手団を派遣できるようしたい。JOCに準加盟もしくは加盟をして、日本代表選手の選考及び派遣を目指したいです」とも話した。ちなみに、日本eスポーツ協会設立準備委員会は、2007年10月27日〜10月30日にマカオで行われたアジア室内競技大会(Asian Indoor Games)を視察しており、現地の盛り上がりを肌で感じている。(※関連記事はこちら

 

 つぎに西村氏が、日本eスポーツ協会設立準備委員会発足について、そしてeスポーツ日韓戦についてつぎのようにコメント。

 

 「経済産業省時代にゲーム業界やスポーツ業界を担当していたことなど、いろいろなご縁がありまして日本eスポーツ協会設立準備委員を務めさせていただいております。まずは、日本eスポーツ協会を立ち上げるまでがんばろうと思っております。日本のゲーム産業はとても大きなものになっていますが、いまの世の中、さまざまな事件が起きるたびにゲームが結びつけられてしまい、なんとなくゲームそのもののイメージが悪くなっているような気がします。eスポーツを発展させて青少年がゲームを通じて健全に育つ場を作りたい、ゲームのイメージを変えたいなと思っております。今回、eスポーツ日韓戦を共催する韓国は先進的で、何万人も集まって競技をしていますし、コンテンツも充実しています。韓国と交流を深めるとともに、そんな韓国に追いつけ追い越せという思いで、今回のイベントを開催することになりました。これをきっかけにeスポーツの知名度を広めていき、いろいろな人の協力を得ながら日本eスポーツ協会を立ち上げたく考えております」(西村)

 

 日本eスポーツ協会設立準備委員会がいつごろを目処に日本eスポーツ協会として活動していくのかについては、「来年の半ばごろに立ち上げられれば」(西村)。

 

 なお、2007年12月1日に開催されるeスポーツ日韓戦は、「今回の大会については関係者や招待者によるクローズドなイベントですが、もしも当日見学したいという方がいらっしゃれば、今後のeスポーツ業界を支えるメンバーとして、ぜひご観戦いただきたいと思っています」(平方)というように、会場に足を運べば観戦することも可能。eスポーツに興味があるゲームファンは行ってみるべし。

 

※日本eスポーツ協会設立準備委員会公式サイトはこちら

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