トヨエツに上原多香子も! 『ロストオデッセイ』完成披露イベントで声優が発表【動画追加】
●『ブルードラゴン』と『ロストオデッセイ』の楽曲を生オーケストラ演奏!
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『ロストオデッセイ』完成記念プレミアイベント | |
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▲『ロストオデッセイ』の完成披露イベントに、開発に携わった豪華メンバーが勢ぞろい! |
2007年11月19日に都内にあるBunkamuraオーチャードホールにて、”Microsoft
Presents ORCHESTRAL PIECES from LOST ODYSSEY & BLUE DRAGON”が開催された。これは作曲家の植松伸夫氏が手掛けたXbox
360用ソフト『ロストオデッセイ』と『ブルードラゴン』の楽曲を、日本フィルハーモニー交響楽団がオーケストラ演奏する特別コンサートで、催しのまえに『ロストオデッセイ』(2007年12月6日発売予定)の完成を記念したプレミアイベントが実施された。会場は2000席以上もある大型のコンサートホールだったが、演奏を楽しみにやってきたファンと、イベントを取材する報道陣でほぼ満席。格調高いオーチャードホールは、開始まえから熱気に包まれていた。
まず最初に壇上に現れたのは、『ロストオデッセイ』と言えばこの人、ミストウォーカーの坂口博信氏。完成版のデモプレイを披露し、以下のように挨拶を行った。
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▲坂口氏みずからコントローラーを握り、完成版『ロストオデッセイ』のデモプレイを披露。戦闘の合い間にムービーが差し込まれて物語が展開するシーンで、観ているだけでも臨場感が感じられた。坂口氏は、「ストーリーの流れとバトル、それに重松さんの”千年の夢”の部分がシームレスにつながるよう、気持ちよくプレイを続けられるよう気をつけています」とアピール! |
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▲この日は終始、安堵の表情を見せていた坂口氏。 |
「3年半と非常に長くかかりましたが、『ロストオデッセイ』がようやく完成しました。じつは途中、チームが崩壊の危機に瀕するなどハードルの多いプロジェクトでしたが、最終的に自分でデバックプレイをしていても、胸を掴まれるようないい作品に仕上がった手応えを感じています。開発を支えてくれたのは、井上(雄彦)さんの魂のこもった絵や、重松(清)さんの書かれた泣けるシナリオ”千年の夢”、それに植松(伸夫)さんの楽曲。ほかにも、キャラクターに命を吹き込んでくれた声優さんなど、多くの方に力になっていただきました。ぜひ手に取ってみてください」(坂口)
『ロストオデッセイ』は、キャラクターデザインを井上雄彦氏、ゲーム中に収録されるシナリオ”千年の夢”の執筆を重松清氏、そして作曲を植松伸夫氏が手掛け、豪華クリエーターが夢の共演を果たしている。坂口氏の感謝の言葉に答えるように、植松氏と重松氏が特別ゲストとして登場し、制作秘話を明かした。重松氏のシナリオとゲームは、一見「水と油の関係」(坂口)のようにも見える。実際、坂口氏自身、どう融合させるか苦労したそうだが、「最初の宿で”ハンナの旅立ち”というシナリオがあるんですが、この話を見たあとに宿屋のベッドを見ると、はるか昔、ここにハンナがいたような気がするんですよ。断定はしていないんだけれど、プレイヤーをそういう気持ちにさせるという部分で、うまくいったと思っています」と、現在はかなりの手応えを感じているようだ。重松氏も当初は不安だったそうだが、「小説はひとりで書くものですが、今回は坂口さんや植松さんなど皆さんといっしょにモノを作ることができ、とても新鮮でした。いまは、やってよかったと思います」と振り返った。
植松氏は、「千年死ねない男というキーワードは、この3年半ずっと頭にありましたね。大切な人が死んでも、自分は生き続けなくていけない。その悲しみを考えると、やはり明るい曲は書けなかった」と作曲への想いを語る。しかし、暗く重たいテーマ曲を書いていたときに、坂口氏からメールで「女の人の声を入れたい」と言われ、結果的に女性ボーカルがまるで母親の声のように響く仕上がりに。植松氏は、「けっこう自信作です」と胸を張った。植松氏とは何度もタッグを組んでいる坂口氏は、「同じ曲が別の場面でかかるとイヤになるものですが、今回はそれがなかった。初めての経験でしたね」と、今回も太鼓判を押す。
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▲重松氏の書くシナリオがゲーム中に取り込まれることについて、植松氏は初めて聞いたときから「意外ではなかった」そう。「坂口さんは、もともと人間の命を描く人ですから、うまく融合できると思ってましたよ。まだまだ僕らの表現技術は稚拙かもしれないけど、ゲームで人間を描くことは可能なはずなんです。いまは、ゲーム音楽のコンサートに行くなんて言うと、親がいい顔をしないでしょうけど、今後ちゃんと人間を描いた作品が増えてそういったゲームのマイナスイメージがなくなるといいと思う」(植松)と持論を語った。 |
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▲キャラクターデザインを手掛けた井上雄彦氏はビデオメッセージに出演。「僕が作ったキャラクターが、どのように育っているのか僕自身も楽しみにしています」と語った。 |
続いて、この日のサプライズが発表! 「キャラクターに命を吹き込んだ」(坂口)という声優陣が、この場で明らかにされたのだ。主人公カイム・アラゴナーを演じた俳優の豊川悦司、ヤンセン・フリートを演じた俳優の豊原功補、サラ・シスラートを演じたタレントの上原多香子がステージに現れると、一斉にフラッシュがたかれ、大きな拍手が沸き起こった。3人はそれぞれ、キャラクターの魅力や、苦労した点について以下のようにコメント。
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▲3人はそれぞれ、「この壮大なプロジェクトに参加できて光栄に思います」と挨拶。 |
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カイム・アラゴナー役 |
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ヤンセン・フリート役 |
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サラ・シスラート役 |
『ロストオデッセイ』完成披露イベントの最後に坂口氏は、「発売はまだですが、やっと生まれた我が子という感じ。開発が終わってから、素のプレイヤーの気持ちでプレイしてみて、やってみる価値はあると感じましたので、ぜひ楽しみにしていてください」とまとめた。
続いて、日本フィルハーモニー交響楽団によるコンサートが開催。『ブルードラゴン』と『ロストオデッセイ』の楽曲各7曲が演奏され、来場者はその壮大なメロディーに耳を傾けていた。コンサートの途中では、植松氏と坂口氏によるトークも実施。『ロストオデッセイ』の楽曲制作について裏話が披露された。以下に、その一部分をお伝えしよう。
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――坂口さんから植松さんへはどんなリクエストがあったのですか?
坂口 植松さんのメロディーが欲しい、とだけ言いましたね。
植松 そうですね。とは言っても、細かいことを何も言わないわけじゃないですよ。女の人の声を入れたいとか、ロックがいいとか、突然メールに書いてきたりするんです。
――開発期間中のエピソードは何かありますか?
植松 僕の中ではこの3年半、『ブルードラゴン』と『ロストオデッセイ』が同時進行している感じがありました。両方の曲を同じセッションで録音したりもして。あとは、編曲の中山(博之)さんが泣いたことがありましたね(笑)。編曲のアレンジが複雑で、こんなの時間内にできないということをちょっと強く言ったら、トイレで泣いていて。それだけ本気で取り組んでくれていたということですよね。一生懸命やったのにうまくいかなかった悔し涙だと思ってます。
――今回は、坂口さんが作詞もされましたね。
坂口 ゲーム中のセリフをベースに詞を書いたんですが、ちゃんと韻を踏んだものになってなかったので、あとで曲を作りづらいと言われました。本当に申し訳ない(笑)。
植松 でも、作詞のスピードが速くて、すごいと思いましたよ。坂口さんはハワイに住んでいるんですけど、メールにメロディーを添付して送ったら、翌朝には歌詞が上がってくるんです。
坂口 その場でやらないと嫌になっちゃうから(笑)。 |
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■ORCHESTRAL PIECES from LOST ODYSSEY & BLUE DRAGONの演奏曲 |
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第一部 |
『水辺』 |
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第二部 |
『メインテーマ』 |
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▲この日のメインイベントである日本フィルハーモニー交響楽団によるオーケストラ演奏。植松氏の製作総指揮のもと、『ブルードラゴン』と『ロストオデッセイ』の楽曲の中から、オーケストラに合った数曲ずつが披露され、来場者は壮大な世界観のゲーム音楽を堪能したのだ。 |
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▲会場には、『ロストオデッセイ』の試遊台が設置。また、2007年11月20日に発売予定の重松さんの書籍『永遠を旅する者 ロストオデッセイ 千年の夢』(1680円[税込])が先行販売されていた。 |
※『ブルードラゴン』の公式サイトはこちら
※『ロストオデッセイ』の公式サイトはこちら
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