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シリーズ最新作の情報も!? 『悪魔城ドラキュラ Xクロニクル』の発売記念トークイベントが開催

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●開発の裏話から、シリーズ最新作の話題まで盛りだくさんの1時間

 

 2007年11月8日、KONAMIのPSP(プレイステーション・ポータブル)用ソフト『悪魔城ドラキュラ Xクロニクル』が発売された。これを記念して東京の秋葉原にあるソフマップ秋葉原アミューズメント館でトークイベントを開催。同作のプロデューサーIGA氏とイメージイラストを手がけた小島文美氏が登場し、無事に発売を迎えられた感想やゲームの見どころなどを約1時間にわたって語った。
 

▲会場には小島氏の原画も展示。細部まで描きこまれており、IGA氏も「あの油絵塗りがスゲーですよ」と驚嘆していた。


この日のIGA氏はテンガロンハットにブーツ、そして手にはヴァンパイアキラー(鞭)という出で立ちで登場。一方の小島氏は花束を持って入場し、イベント開始に先立ってIGA氏へ花束の贈呈を行った。


 『悪魔城ドラキュラ Xクロニクル』は`93年にPCエンジン(スーパーCD-ROM2)で発売された横スクロールアクションゲーム『悪魔城ドラキュラX 血の輪廻』のリメイク作品。リメイクに当たってもっとも大きく変わったのはグラフィックが2Dから3Dに変更されたという点。歯応えのある面クリアー型アクションゲームというオリジナル版の魅力はそのままに、イベントシーンなどの演出が3D表現によって大幅にパワーアップしているのだ。そのほかにも、一部シナリオの書き直しや、PSPのアドホックモードを利用したふたり同時プレイの収録など、過去にオリジナル版を遊び尽くした人でも楽しめる仕掛けがふんだんに盛り込まれている。さらに、一定条件を満たすことで『悪魔城ドラキュラX 血の輪廻』とその続編『悪魔城ドラキュラX -月下の夜想曲-』(プレイステーション版)が遊べるという『ドラキュラ』ファン感涙の要素も用意。リメイク作というよりも『悪魔城ドラキュラX』シリーズの集大成といった趣の作品となっているのだ。

 

▲会場ではゲームの魅力をまとめた、プロモーションムービーの上映も実施された。


 イベントは、スクリーンに映し出される『悪魔城ドラキュラ Xクロニクル』に関連した質問に両氏が答えていくという形で進行。最初の質問、発売を迎えた心境、についてIGA氏は「自分の作ったものが皆さんの手に届くというのはやはりドキドキしますね。今回は久々の面クリ型アクションなので、お客さんの反応が気になります」と、うれしさと不安が半々といった様子。一方の小島氏は「絵を描いたりキャラクターのデザインをしたのが1年くらいまえですから、長かったですね」と、長期間携わったタイトルが発売されたことを感慨深げに語った。

 

▲「完成した安心感もプラスこれからという感じもある」とIGA氏。



▲ゲーム内容では「3Dの表現で2Dの遊びを実現する」という点を意識したと語るIGA氏

 続いての質問はオリジナル版からの変更点。「海外なんかに行くと、ほとんどのユーザーが、何時間くらい遊ぶことができるのか? という”プレイバリュー”を気にしてくる」(IGA)ということで、本作にはオリジナル版になかった収集要素を新たに追加されているという。その代表が音楽アイテムの収集だ。各ステージ内には、『ドラキュラ』シリーズの音楽を収録したアイテムが設置されていて、それをゲットすることで、ステージの音楽を好きなときに変更することができるようになるのだ。サウンドにも定評がある作品だけに、この要素はファンにとってかなりうれしいところ。ちなみに、さきに上げた過去作品も、とあるアイテムを入手することでプレイ可能になるという収集要素の延長上に置かれている。

▲「各キャラクターともシンプルなデザインですが、ここに来るまですごく苦労したんです」と小島氏。

 リメイクするに当たってゲームの内容以外に各キャラクターのデザインも、小島氏によって新たに描き直されている。オリジナルのイラストから影響を受けた点について小島氏は「マリアは白やブラウンのカラーも考えたんですが、そこはオリジナルを意識してピンクのままにしました。リヒターは胸の部分にバッテンを描いたんですけど、これは「Xクロニクルだから」という意味があるんです(笑)」と語り、基本的にはオリジナルを尊重するスタンスでデザインであるとした。敵役であるドラキュラに関しては「何度か書いてるんですけど、いままではずっと白髪とかばっかだったんですよ。今回は黒のオールバックということで、パワーがみなぎってます!」(小島)と、初の黒髪ドラキュラを自画自賛。そのほかに、『月下の夜想曲』で初めてゲーム関連のイラストを手掛けた際に「ゲームでしてはいけないことがわからなかった」(小島)ため、胸が丸出しのキャラクターを描いてしまったという過去の失敗談も明かし会場の笑いを誘ってた。
 

 会場からの質問コーナーでは『クロニクル』シリーズの今後と『ドラキュラ』最新作に関する展開も明かされた。IGA氏は「『クロニクル』シリーズは個人的にすごく好きなので続けていきたいんですけどね、いまはバーチャルコンソールで過去の作品が遊べちゃうじゃないですか。これはこのシリーズの進退問題に関わりますよね(笑)。ただ、こういった3Dでのリメイクを期待してくれるようでしたら、続けていきたいと思います」と語り、新作に関してはニンテンドーDSで開発中であると明かした。「新作の詳細は『悪魔城ドラキュラ Xクロニクル』の売れ行きが見え始めたころに発表したいですね」(IGA)とのことなので、年明けには何かしらの動きが期待できそうだ。そのほかに、対応ハードも含めすべて未定だが据え置き機での新作発売も考えているという驚きの発表も。ただし、こちらはまだスタッフを集めているという段階で、情報が出せるのはまだまださきになりそうとのことだ。

 

▲質問コーナーのあとには来場者プレゼントも実施。どちらの賞品も、IGA氏と小島氏のサイン入りというレアアイテム。


 1時間というやや短い時間だったが、開発の裏話から新作の情報まで盛りだくさんの内容で行われた今回のイベント。最後にIGA氏と小島氏は来場者へ向けてつぎのようなメッセージを送った。

 

 「最後に長話もなんですから(笑)。いまは皆さんにいち早くソフトを遊んでもらいと思っています。ただ、こうやって皆さんの顔が実際に見れるというのは次回作への原動力になりますね」(IGA)

 

 「私もPSP本体といっしょにソフトを買って楽しもうと思います。これからシリーズも素敵な展開になっていくと思うので楽しみにしてくださいね」(小島)

▲来場者プレゼントの当選者はIGA氏と小島氏がくじ引きで選出。サインの書き込みはその場で行われたのだ。

  

※『悪魔城ドラキュラ Xクロニクル』の公式サイトはこちら
 

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