10年間の感謝と「これからもよろしく」の思いをこめて! ”DDRファンミーティング”が開催
●NAOKIとU1がファンといっしょに10周年をお祝い!
2007年10月27日に、都内にあるキャッツアイ町田店で”BEMANI10周年記念 DDRファンミーティングX10”が開催された。これは、全国10会場で行われるKONAMIの音楽ゲーム『DanceDanceRevolution』のファンイベントで、今回が第1回目。関東地域に台風が近づき悪天候の中にも関わらず、多くの熱いファンと、ゲストとして登場した『BEMANI』アーティストのNAOKIとU1がイベントを盛り上げた。
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▲イベント開始まえには、『BEMANI』シリーズの広報担当、白鳥音乃によるプレゼンも実施。Wii用ソフト『DanceDanceRevolution HOTTEST PARTY(ダンスダンスレボリューション ホッテストパーティ)』などのアピールが行われた。 |
内容盛りだくさんで2時間以上にも及ぶイベントのトップバッターとなったのは、”DDR
Visual Live”の上映。初代『DanceDanceRevolution』から、アーケード版最新作『DanceDanceRevolution
SuperNOVA2』までの人気楽曲とこれまでのメモリアル的なムービーが編集され、ファンにとっては鳥肌モノの映像だった。続いて、ファンが参加できる”DDR
Store Battle”に。当日参加を希望した人の中から抽選で選ばれた12名が、3人ずつの4チームに分かれてトーナメント戦を戦った。優勝したチーム3名には記念の豪華賞品が、優勝チームを応援した人の中から抽選で3名にはU1がアメリカ土産に持って帰ってきたという『DanceDanceRevolution』のリストバンドがプレゼントされた。
熱いバトルでひと盛り上がりしたあとは、事前に応募を受け付けていたパフォーマーによる”DDR Performer”が披露。3組のパフォーマーによるそれぞれ個性溢れるパフォーマンスに、会場からは惜しみない拍手が送られた。
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▲VISUAL Liveの一部。懐かしい楽曲や映像が公開され、集まったファンのボルテージは一気に最高潮へ! |
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▲熱いバトルがくり広げられ、会場がひとつになって盛り上がった。出場者は事前にEMIチームとYUNIチームに分かれて応募しており、1、2試合目は各キャラクターチームの代表を決める予選となった。決勝では各キャラクター代表チームが激突し、見事YUNIチームが勝利した。 |
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▲プロダンサー顔負けの振りつけあり、日本舞踊を取り入れた『夢幻ノ光』の名演あり、チアガールの持つフサフサ(?)を使ったほほえましいユニットあり、3チーム3様のパフォーマンスは見ごたえたっぷり! 3組目のユニットのひとりは、5年まえに『DanceDanceRevolution』を通じて知り合った女性と結婚が決まったことを明かし、祝福の拍手が贈られていた。末永くお幸せに、『DDR』を楽しんでくださいね! |
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ここまでは『DanceDanceRevolution』のファンが参加するプログラムで、会場がひとつになって盛り上がっていたのだが、最後はゲストアーティストによるトークが実施。NAOKIとU1がそれぞれ、『BEMANI』シリーズ10周年、そして『DanceDanceRevolution』への思いを語った。10年という月日が流れたことについては、ふたりとも感慨深いものがある様子。10代で初めてプレイして、現在は20歳を超えた大人になっているファンが大勢いることを確認して、NAOKIは「10年経って、いまでもこうして『DDR』のために集まってくれる人がいることが本当にうれしい」と何度もくり返した。制作に関わる立場としては、この10年はあっという間で、「俺の中では、まだ『DDR』のセカンドを作ってる気分」と笑っていたが、この間さまざまな心の葛藤があったようだ。「悩むこともあったし、もうダメだと思うこともあったけど、こうやってみんなに会うとまたやろうと思える。だからこそ続けてこれたと思う」(NAOKI)と率直にファンへの感謝の気持ちを表した。U1は、「10年間いろいろな苦労があったけど、こうしてみんなの顔を見れて、やってよかったと思います。でもこれからも、まだまだやるよ!」と宣言。NAOKIはこれを受けて、「当たり前や、老人になるまで続ける。きっと俺らの墓は『DDR』の筐体になってるよ」とコメントし、爆笑を誘っていた。
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▲NAOKIとU1は軽妙なトークを展開し、ファンを盛り上げた。 |
話題は、家庭用の最新作であるWii用ソフト『DanceDanceRevolution
HOTTEST PARTY(ダンスダンスレボリューション ホッテストパーティ)』にも及んだ。U1が「馬車馬のように働いて作った」と語れば、NAOKIも「いままででいちばん力を入れた」と言うほどの力作となっているそう。開発者がみずから楽しみながら、さまざまな実験的要素を詰め込んだ作品になっており、「いつもはファンに楽しんでもらうにはどうすればいいのか考えながら作っているけれど、今回は自分たちがやりたいことをやってはじけさせてもらった」(U1)、「今後の『DDR』の未来を垣間見ることができるはず」(NAOKI)とのこと。ちなみに、初心者でも楽しめるようにというコンセプトで作られてはいるが、じつはかなりマニアックなものも用意されており、クリアーするためにはいままでありそうでなかった手強い要素にチャレンジしなければならないのだとか。その出来栄えに自信を見せたアーティスト両名は、「俺たちの夢がたくさん詰まっているのでぜひやってほしいです」(U1)、「Wii本体ごと買ってもらっても損はさせない」(NAOKI)と、力を込めてアピールしていた。
最後は、”10年経ったいま伝えたいこと”というテーマで、ふたりからファンへの熱い思いがしんみりと語られた。
「俺は『BEMANI』の初期メンバーになるんだけれど、`98年ごろ、このゲームがブームになったころのことをいまだに忘れていないんです。あのころの衝撃をもういちど、と常に思ってる。じつはいま、アメリカでは音楽ゲームが人気で、あのころの日本と同じような状況なんだけど、日本でももういちどあのブームを起こしたいと思うんです。それはやっぱり、あの当時本当にたくさんの人がこのゲームをやってくれて、みんなが笑顔になってくれたから。『BEMANI』をやって、そこで知り合った人と結婚することになったとか、健康になれたとか、そういう話を聞いて俺自身も元気と勇気をもらいました。これが途切れない限り、ずっとみんなといっしょに『BEMANI』を作っていきたいと思います。みんな、これからもよろしくお願いします」(NAOKI)
「10周年ということで振り返ると、最初にアーティスト名を出したときに”U2”のパクリかと言われてさみしい思いをしたことが思い出されます(笑)。いまは、世界中でこのゲームを楽しんでもらっています。俺も『BEMANI』は本当に楽しいゲームだと思っていて、このゲームを作っていることを人に自慢できる。ここまでやってこれたのは、みんなの支えがあったからこそです。これからも10年と言わず、ずっとずっとよろしくお願いします」(U1)
NAOKIとU1の言葉に、会場は大きな拍手で包まれた。『BEMANI』シリーズはこれまでもファンを大切にし、ファンといっしょに盛り上がってきたゲームだが、『DanceDanceRevolution』は2002年に稼動開始された『DanceDanceRevolution
EXTREME』で開発が一時休止していた経緯がある。根強いファンのあと押しもあって2006年に『SuperNOVA』で復活し、ふたたび盛り上がりを見せているが、『DanceDanceRevolution』を途絶えさせたくないという思いは、開発者もファンも同じ。改めて10年間の感謝の気持ちと「これからもよろしく」という開発者からのメッセージが伝えられ、ファンもそれをしっかりと受け止めたように見えた。
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▲「10年経って、俺たち老けたな」と笑い合いながら、ふたりは『BEMANI』シリーズの歴史を振り返った。 |
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DDRファンミーティングはこれで終了となったのだが、場所を移して事前に抽選で選ばれた10名のファンが直接アーティストと交流できる”DDR Talk Room”が行われた。用意されていたお茶で乾杯すると、さっそくざっくばらんな歓談の時間に。
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▲ところ変わって、Talk RoomではNAOKIとU1がファンと和やかに談笑。ここだけの話も飛び出し、ファンにとっても心に残る時間となったはず。 |
NAOKIとU1は楽曲に関する質問に答えるなど、和気あいあいとした雰囲気で語り合っていたが、印象的だったのが『DanceDanceRevolution』の今後についての思いを口にしていたこと。NAOKIは、『SuperNOVA』に収録されている『CHAOS』などいわゆるボス曲を作る際には非常に悩むことを打ち明け、「難易度を上げようと思うと、テンポを上げたり、テンポを変えたり、ギミックを入れたりと、けっきょくみんな同じ方向になる」とみずから問題を提起。そうして難易度が上がりすぎると、ついていけなくなるユーザーが出てきてしまう。アーティストたちのあいだでも非常にシリアスな問題として懸念されているそうで、「あまりユーザーに無理を強いずに楽しめるよう考えたい。何かアイデアがあったらぜひみんなからも言ってほしい」と語った。
いっぽう、U1はプレイステーション2用ソフト『DanceDanceRevolution
EXTREME』の楽曲『MAX.(period)』がアーケード版に収録されることはないのかという質問に対し、「『MAX.(period)』は終わりという意味で作ったし、『SuperNOVA』は復活第1作なので縁起が悪いでしょう」と返答。『MAX.(period)』を制作した際は、これで終わりだというくらいの覚悟を込めて作ったそうで、「このまま作り続けたら、どんどんBPM(曲のテンポを表す数値)が伸びるばかりで、MAX300がやがて10000とかいう数字になる。でも、それをクリアーできるのは日本でひとりだけ、ということにもなっていたかもしれない。それはもう、みんなが楽しめる『DDR』じゃない。だからピリオドなんだという意味で作ったんです」と当時の思いを明かした。
『DanceDanceRevolution』、そして『BEMANI』シリーズは長く愛され続けているシリーズであるとともに、より多くのファンを獲得して進化していくことも求められている。ファンの要望を取り入れつつも、開発者みずから今後の方向性を真剣に模索していることがうかがえた。ファンとスタッフが直接交流できるこのファンミーティングには、きっとそのヒントがあるはず。今後、他会場に参加する予定の人は、『BEMANI』シリーズへの熱い思いやアイデアをぶつけてみては?
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▲NAOKIとU1は席を移動して、参加者ひとりひとりと交流。最後はポラロイドカメラで記念撮影をして、さらにサインももらうことができた。 |
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