『GT5 プロローグ』ブリーフィングが開催!GT-Rの開発秘話でサプライズ
●山内プロデューサーは新型GT-Rの開発チームの一員だった
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▲日産ブースに報道陣が多数つめかけ、混乱のなか、Nissan GT-Rがゴーン社長によって発表された。ゲームでも除幕式が行われるという、新手のプロモーションが行われた。 |
本日2007年10月24日に開幕した第40回東京モーターショー2007の会場で、『グランツーリスモ 5 プロローグ』のブリーフィングが開催された。登壇したのはおなじみの山内一典プロデューサー(ポリフォニー・デジタル代表)。前半はNissan GT-Rの開発者とのトークセッション、後半は山内氏自身による作品プレゼンテーションの2部構成で行われた。
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▲左から山内氏、日産の水野氏、加治氏。この3人が前代未聞のコラボレーションをはたした。 |
トークセッションにはゲストとしてGT-R開発の総責任者、日産自動車の水野和敏氏、マーケティングを担当した加治慶光氏が登場。3人の会話は非常に興味深く、GT-R収録のきっかけは日産側からの打診であったこと、GT-Rのテストドライブの際に、水野氏が目を離したすきに山内氏がGT-Rでサーキットに飛び出していってしまったこと、ゲームで再現する際はGT-Rのデザイナーが外観を何度もチェックし、挙動は山内氏自身が何度も試乗して手探りで調整したこと、加治氏がプレゼンで『GT5
プロローグ』を日産自動車の役員たちに見せたところ、しばらくのあいだ、皆が実写映像と見間違えていたことなどなど、数々のエピソードが明かされた。
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▲500馬力のモンスターマシンにも関わらず、山内氏の評価は「乗りやすい」。GT-Rのゲーム中の挙動については、クルマ業界の神様的存在の水野氏が「さすがにていねいに作り込まれている」と太鼓判を押す。 |
もともと『GT5
プロローグ体験版』には覆面GT-Rが収録されていて、すでにお伝えしているとおり、モーターショー会場でNissan
GT-Rが公開されたのと時間を合わせて、ゲーム中でもアンヴェーリング(除幕式)されるなど、異業種間の新手なプロモーションを展開している。
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▲モーターショー会場の7ホール付近の中央モールに『GT5 プロローグ』体験ブースが設置されている。 |
ゲームプロデューサーの山内氏が公開まえのGT-Rを見て試乗できる、という点だけでも両者の関係の深さを物語っているが、セッション中に水野氏の口から飛び出した「山内さんは開発チームの一員」という言葉とともに、さらなるサプライズも判明! なんと、ポリフォニー・デジタルは未公開のGT-Rをいちはやくゲームで表現するだけでなく、GT-Rに実際に搭載される”マルチファンクションディスプレイ”の開発を手がけたというのだ。
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▲マルチファンクションディスプレイに表示されるメーターの一部。いちばん下はゲーム画面。GT-Rをインパネ視点で乗ると、左側にマルチファンクションディスプレイが。 |
マルチファンクションディスプレイは車のさまざまな情報(アクセル、ブレーキング、ステアリング、ギアポジションなどのメーター)を表示するセンターモニター。このインターフェイスのデザインをポリフォニー・デジタルが担当した。「ユーザー自身が自由にメーターをカスタマイズできるようにしました」(山内)。11種類(1〜4、A〜G)ものメーターが用意されていて、レース用、クルージング用と、用途によって自由に表示変更できる。ゲームメーカーが実車の開発に携わるという、ゲーム業界、クルマ業界史上、類をみないコラボーレーションが実現わけで、山内氏の実績と熱意が大手クルマメーカーを動かした。これだけの発表のあとでも加治氏は「どちらもまだ何も始まっていない」とコメントを残しただけに、今後も”熱い”コラボレーションがありそうだ。
後半に行われた山内氏によるプレゼンテーションは、あくまでも”クルマ業界向け”という内容で、ゲーム内容に関する具体的な発表はなかった。が、クルマ関連の映像を放送する”GT-TV”で、すでに配信中のBEST MOTORing、スーパーGT選手権、D-1グランプリシリーズに加えて、山内氏が「世界でいちばんおもしろいクルマ番組」と絶賛のイギリスBBC放送の『TOP GEAR』が放映されることが明らかに。「SUVと犬ぞりでどっちがはやく北極点に辿りつかを競争するなど、とてもスケールの大きい番組」(同)とのことで、日本のモーターファンにとっては貴重な体験となるはず。
もうひとつ新たな発表が、シリーズとおして収録されている”Car Dealer”について。今作ではオンライン対応により、新しいクルマが随時追加されて試乗できるほか、このモード中にも用意されている”GT-TV”で、メーカー各社のテレビCMやショールームで流れている映像などが放映される。
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▲おなじみ”Car Dealer”もオンラインで進化。まさにバーチャルショールームに。 |
以前から山内氏の構想にあった”ミュージアム”も収録される予定。これは2年以上まえから進められてきたプロジェクトで、いわゆるクルマのデジタル博物館となる。「クルマの魅力の持続が目的。クルマの歴史や開発に携わった人々を紹介していく内容に」(同)と、文化的にも大きく貢献する。
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▲クルマ業界のアーカイブをも作り上げる。 |
構想どおりにいけば、『GT』シリーズは最新作『GT 5 プロローグ』で、クルマメーカーとメディア、ユーザーをつなぐまったく新しいプラットフォームとなる。「『グランツーリスモ』は僕らだけのものではなくなった」と山内氏。『GT』を単なるゲームと呼ぶのは少し気が引けるほど、『GT』シリーズの可能性を感じる発表会だった。
なお、GT-TVのオリジナルコンテンツ”GRAN TURISMO TV Special”として、本日2007年10月24日の午後8時から『First Impression LANCER EVOLUTION X』、明日25日の午前10時から『TOKYO MOTOR SHOW 2007』が追加配信される予定なので要チェック!
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