携帯電話の方はファミ通MAXをご覧ください。

HOME> ゲーム> 『.hack//G.U. TRILOGY』で映像事業に参入! “サイバーコネクトツー新事業戦略発表会”が開催【動画追加】

『.hack//G.U. TRILOGY』で映像事業に参入! “サイバーコネクトツー新事業戦略発表会”が開催【動画追加】

2007/10/4

  • はてなブックマークに追加
  • Yahoo!ブックマークに登録
  • この記事をつぶやく

●ブルーレイ・ディスク&DVD版『.hack//G.U. TRILOGY』を2008年1月にリリース

▲映像事業への参入やロゴの一新などの発表があった“サイバーコネクトツー新事業戦略発表会”。


 バンダイナムコゲームスのプレイステーション2用ソフト『NARUTO-ナルト- 疾風伝 ナルティメットアクセル』や『.hack』シリーズの開発元としておなじみのサイバーコネクトツーが都内にて“サイバーコネクトツー新事業戦略発表会”を実施。映像の新事業を中心とした、今後の同社の新展開を明らかにした。


サイバーコネクトツー新事業戦略発表会


動画をストリーミング再生

再生には、Windows Media Playerが必要です。

 

▲珍しくネクタイ姿での登場となったサイバーコネクトツーの代表取締役、松山洋氏。ちなみに会場は、松山氏の交流関係の幅広さを反映してか、大手メーカーのクリエーターがたくさん出席していた。


 発表会では、まずはサイバーコネクトツーの代表取締役、松山洋氏が登壇。松山氏はサイバーコネクトツーが設立された`96年に比べて、ゲームユーザーの “ブランド買い”も増え、制作会社に対する認知度も高まってきていることに触れたうえで、「制作会社が元気でパブリッシャーが元気になり、ゲーム開発に関わるすべての人々が元気であることが望ましい。まずは我々が少しでも元気にしたいと思い、今回の発表会を行いました」と、発表会の趣旨を説明した。そして、この12年のあいだ何作ものゲームを開発していくうえで、一貫してこだわっているのは“映像と演出”であると明言し、満を持して……という形で映像制作事業に取り組むことを明らかにした。その第1弾タイトルは、『.hack//G.U. TRILOGY』。2008年1月25日に、ブルーレイ・ディスクとDVD版がリリースされる同作は、発売元ナムコバンダイゲームス、販売元バンダイビジュアルという強力な布陣で展開される。発表会には、バンダイナムコゲームスの代表取締役副社長である鵜之澤伸氏やバンダイビジュアルの取締役である森本浩二氏がゲストとして登壇し、最大限のエールを送った。

「松山さんとのお付き合いは12年になりますが、映像に対する並々ならぬこだわりは感じていました。アニメはワンカットワンカットこだわって作っているわけですが、それを3Dでやっている感じ。いまは簡単に言うと、デジタルアニメの映画を作っているようなものです。ゲーム業界も進化していて、“映画的なもの”ができるようになっている。その好例がスクウェア・エニックスさんの『ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン』で、全世界で数100万本販売している。ゲームクリエーターが作った映像でもいいものができるのです」(バンダイナムコゲームス 鵜之澤)

「松山さんが昨年の東京ゲームショウで“映像作品としてやってみたい”とおっしゃったのがきっかけ。ゲームの中で映像が動くのではなくて、1本の映像としてプロジェクトが動くというチャレンジ精神あふれる取り組みです。映像の制作に関しても、ゲームの中のいち演出ではない新しいフィルム(作品)になっています。ゲームを知らない人が見ても、すごい映像だと思ってくれるだろうし、松山さんのこだわりが随所に現れている。バンダイビジュアルも最大限のサポートをしていきたいし、新しいジャンルが立ち上がってきたくらいの感覚でいてほしいと思っています」(バンダイビジュアル 森本)

▲「サイバーコネクトツーはリーズナブルでありがたい」など、相変わらずのぶっちゃけ話を披露してくれたバンダイナムコゲームスの鵜之沢伸氏。「いずれはパブリッシャーに」とエールを送った。

▲『.hack//SIGN』や『.hack//Roots』など『.hack』関連のアニメを提供してきたバンダイビジュアルは、今回の『.hack//G.U. TRILOGY』も全面支援。取締役の森本浩二氏の期待も高い。


 サイバーコネクトツーの映像制作事業にかける思いは並々ならぬものがあるようで、同社ではこのプロジェクトのために、社内からスペシャリストを選抜し、“sai-サイ-”という映像制作チームを設立。“感性(Sensible)”、“技術(Art)”、“革新(Innovation)”の頭文字を取って名付けられた“sai-サイ-”は、『.hack//G.U. TRILOGY』の映像制作に従事し、今後新しい映像作品を産み出すべく機能していくという。

 気になる『.hack//G.U. TRILOGY』の内容については、「ゲーム全3巻とは違う展開、違う結末が待っています。映像として料理すると“こうなるんだ”という新しい答えを出しています」(松山)と全カットが完全新作であることを明らかにしたうえで、制作上のこだわりとして、“フルCGのアニメで制作する。モーションキャプチャーは使わない”、“ゲーム制作の手法を活かして、新しい工夫を凝らしている”といった点を挙げた。とくに、モーションキャプチャーを使わずに全シーン手付けでアニメを制作していることについては、「“人間の動き”ではなく、“物語の動き”にこだわっている」と、独自の制作手法を明らかにした。「ゲームファンでなくても楽しめる」という『.hack//G.U. TRILOGY』だが、主人公であるハセヲの新フォームとして“B-stフォーム”がお目見えするなど、ゲームファンにとっても心躍るような映像作品に仕上がっているようだ。

▲『.hack//G.U. TRILOGY』に登場する“B-stフォーム”の設定資料。ちなみに、ゲーム版に登場した『.hack//G.U.』の4つもフォームもお目見えするとのこと。

▲新しい映像制作チームとして“sai-サイ-”を結成。“sai-サイ-”には、“最も彩りのある才能”といった意味もあるという。発表会に登壇したプロジェクトリーダーの高木聡氏は、「数多くのタイトルに関わってきたが、もっともわくわくするプロジェクト」とのことだ。

▲発表会では、サウンドユニット“LieN-リアン-”も明らかに。サイバーコネクトツーのすべての楽曲を手掛けてきた福田考代氏に、『.hack』シリーズの挿入歌を担当した三谷朋世のユニット。もちろん、『.hack//G.U. TRILOGY』の音楽も担当。



●新しい気持ちでスタートするためにロゴを一新

 『.hack//G.U. TRILOGY』のお披露目のあとは、“サイバーコネクトツーの新しい動き”について説明が行われた。福岡をゲームのハリウッドにすることを旗印に、九州・福岡のゲーム会社10社が任意団体GFF(ゲーム・ファクトリーズ・フレンドシップ)を展開していることはご存じのとおりだが、その活動に連なるものとして、サイバーコネクトツーと九州大学とのコラボレーションによるゲーム制作プロジェクトが始動中であることが発表されたのだ。いまは九州大学の大学院生がサイバーコネクトツーのオフィスに来て、スタッフといっしょにゲーム制作をしているという。「プラットフォームなども含め、詳細はいずれ発表させていただきたい」とのことだが、“エンターテインメント×最先端研究技術集団”の連繋によりどのようなゲームが実現されるのか、楽しみにしたい。

▲サイバーコネクトツーと九州大学とのコラボレーションも発表。“3次元ソフトウエア可否圧支援システム”や”3次元CGアニメーション生成技術”に造詣が深いとのこと。どんな作品ができることになるのか?


 そして9月18日より、「140人がワンフロアに入れる」社屋に移転したというサイバーコネクトツーは、映像制作事業への参入なども踏まえ、新体制をスタート、会社ロゴも一新することを最後に明らかにした。以前に比べてとてもシンプルになったロゴデザインは、「これから新しい気持ちでスタートするためのロゴの変更です。今後も、“もっとおもしろいものを、もっと斬新なものを、もっと楽しいものを”提供するつもりでいます」とのことだ。

 「これまで誰にも代わりがきかない会社をモットーにやってきました。作品は、ある意味作り手のわがままの塊。やりたいことは泥をかぶってでもやっていきたい。新しい旗を掲げて、これから10年20年やっていきたいです」と最後に抱負を述べたサイバーコネクトツーの松山氏。今回の“新事業戦略発表会”は、さらなるステップアップを果たすための、新生サイバーコネクトツーの宣言であるようにも見えた。

▲最後は『.hack//G.U. TRILOGY』に参画する3社代表によるフォトセッション。どんな名作が生まれることになるのか……。

 

 

▲さまざまな思いが込められているサイバーコネクトツーの新しいロゴ。卵型は調和を表し、左側の“C”のラインは“広がり”や“水の波紋”をイメージ、右側の“2”は既存のものに捕らわれない無限の可能性を表しているという。

 

 
※サイバーコネクトツーの公式サイトはこちら(10月3日からリニューアル!)

この記事の個別URL

ソーシャルブックマーク

  • Yahoo!ブックマークに登録

評価の高いゲームソフト(みんなのクロスレビュー

※ ブログ・レビューの投稿はこちら!ブログの使い方

その他のニュース

アーケード音楽ゲーム『crossbeats REV. SUNRISE(クロスビーツレヴ サンライズ)』の稼動記念イベント開催! 多くのゲストとファンが駆けつけた

2016年5月21日に行われた、アーケード音楽ゲーム『crossbeats REV. SUNRISE』の稼動記念イベントの模様をリポートする。

【先出し週刊ファミ通】『オーバーウォッチ』21人のヒーローのワンポイントレッスンをお届け(2016年5月26日発売号)

世界同時発売&サービスが開始されたオンライン専用のチーム対戦型アクションシューティング『オーバーウォッチ』。21人のヒーローの特徴をわかりやすく解説。

『オーバーウォッチ』コミュニティページ公開! 発売記念キャンペーンも実施

スクウェア・エニックスは、米国ブリザード・エンターテインメント社が制作し、本日発売日を迎えた『オーバーウォッチ』日本語版の公式ホームページにて、コミュニティページを公開。また、同ページにて発売記念キャンペーンを実施する。

【先出し週刊ファミ通】DLC福袋で、『プロ野球 ファミスタ リターンズ』と『モンスターハンター フロンティアG』のお役立ちアイテムをお届け!(2016年5月26日発売号)

週刊ファミ通2016年6月9・16日合併号(2016年5月26日発売)のダウンロードコンテンツ福袋も大充実。気になる中身をご紹介!

『オーバーウォッチ』がついに全世界同時発売! 本日20時から急遽ニコニコ生放送を実施【ファミ通EE】

ブリザード・エンターテイメント社のチーム対戦型シューター『オーバーウォッチ』(PS4向け日本語吹替版はスクウェア・エニックスが発売)が本日(2016年5月24日)全世界同時発売! 本日20時からはニコニコ生放送、YouTubeのスクウェア・エニックスチャンネルでライブ配信も行われる。

【先出し週刊ファミ通】ビビも登場!『ワールド オブ ファイナルファンタジー』の世界をおびやかすバハムート軍とは?(2016年5月26日発売号)

グリモワルと呼ばれる世界を冒険する『ワールド オブ ファイナルファンタジー』。さまざまな『ファイナルファンタジー』シリーズのキャラクターが参戦する本作に、『IX』よりビビが登場! また、主人公たちの前に立ちはだかるバハムート軍の情報もお伝えしよう。 

『ドラゴンクエストX』中国でのサービスが決定、日本サーバーとは別でサービス予定

スクウェア・エニックスよりサービス中のオンラインRPG『ドラゴンクエストX オンライン』について、中国でのサービスが決定したことが発表された。

【先出し週刊ファミ通】『クラシックダンジョン 戦国』で有名武将と探索しよう!(2016年5月26日発売号)

ドット絵のグラフィックとレトロなサウンドが特徴の『クラシックダンジョン』シリーズ。最新作の序盤のポイントをチェックしよう。

【先出し週刊ファミ通】編集者が選ぶ思い出のゲーム 第3弾はここ10年に出たハードから!(2016年5月26日発売号)

週刊ファミ通2016年6月9・16日合併号(2016年5月26日発売)では、ファミ通30周年企画がスタート。編集者が選ぶ思い出のゲームを紹介します。

【先出し週刊ファミ通】『プラスティック・メモリーズ』がプレイステーション Vitaでリリース決定(2016年5月26日発売号)

2015年に放送されたテレビアニメ『プラスティック・メモリーズ』がプレイステーション Vita用ソフトとなってリリースされることが明らかになった。