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ゲーム関連の見どころもアリ! 最新エレクトロニクス機器に触れられるCEATEC JAPAN 2007開催

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●プレイステーション3やWiiなど、新世代機のテクノロジーが会場では花盛り!

 2007年10月2日、千葉県・幕張メッセにて、CEATEC JAPAN 2007(シーテック ジャパン 2007)が開幕した。今年で8回目を数えるCEATEC JAPAN 2007では、ソニーや、松下電器、東芝、シャープ、といった国内大手家電メーカーはもとより、海外20ヵ国を含む過去最大の895社のメーカーが出展し、テレビやパソコン、携帯電話など、最新のエレクトロニクス機器をお披露目している。“CEATECに合わせて新商品の発表を行う”といった企業も多く、関係者のみならず一般ユーザーからの関心も高いCEATEC JAPANだが、昨年の総入場者数が20万人近くを記録するなど、名実ともに国際最大規模の“最先端IT・エレクトロニクス総合展”として位置づけられている。今年からは、東京ゲームショウ2007やCEDEC 2007などと並んで、総合コンテンツイベントであるJAPAN国際コンテンツフェスティバル(略称コ・フェスタ)の一貫として行われることになっており、内外の注目度も一層高まっている。

▲今年で8回目の開催となるCEATEC JAPAN 2007。昨年までの1〜8ホールに、9〜11ホールも加え、過去最大規模での出展となった。出展の中心はこの数年の流れを汲んで、ハイビジョンテレビ、パソコン、携帯電話が中心。


 “最先端IT・エレクトロニクス総合展”と銘打たれつつも、ゲーム関連の出展も多く、ゲームユーザー的にも例年見どころの多いCEATEC JAPAN。昨年は発売まえのプレイステーション3やXbox 360 HD DVD プレーヤーが出展されるなど、大きな話題を振りまいた。とはいえ、今年に関して言えば、ハードまわりの動きが少ないためか、若干ゲーム関連の出展はおとなしめ。ソニーブースにしてもマイクロソフトブースにしても、それぞれの新製品に特化した出展内容となった。その代わりに……と言っては何だが、ゲーム機にも使用された最新テクノロジーの応用例の数々を、会場では頻繁に見ることができた。その代表格が“加速度センサー”で、富山県に本社を持つHOKURIKUブースや、日立金属ブースなどで見ることができた。コントローラーを傾けるだけで画面内の物体を動かせるというインターフェースは、まさにプレイステーション3の6軸検出システムやWiiリモコンなどに搭載されたテクノロジーと同種のもの。ゲームが先鞭をつけたインターフェースが、広く一般に広がる日も近そう?

▲HOKURIKUは加速度センサーをプロモーションすべくイベント独自のコンテンツを出展。コントローラーを傾けるとクルマが動く……といった趣向だった。将来的には、その名のとおり、「傾ければ傾けるほど加速するようになるのでは?」(担当者)とのことだ。

▲日立金属に出展されていた、坊を振ることでX軸、Y軸、Z軸の検出する3軸加速度センサーを搭載した、“まじかるスプラッシュ”。7つの噴水をステッキで操るという趣向。


▲NECトーキンでは、同社のブロードライザ・タンタルコンデンサ・SMDチョークコイルのテクノロジーなどをプレイステーション3に搭載している旨をデモンストレーション。ノイズを取ることで操作の安心性を高められるとのこと。


▲Agilent Technologiesでは、MDMI端子のデモンストレーションのためにプレイステーション3を使用。最新テクノロジーを搭載したプレイステーション3は、さまざまなデモに引く手あまたでした。


▲東芝は例年どおりCellのデモンストレーションを実施。こちらはネットワーク上に存在する複数のCellを使って、マシンの処理能力を高める仕組み。ネットワークの問題さえクリアーすれば、世界中のCellをつなげることも理論的には可能らしい。


▲こちらも数年にわたって東芝ブースでデモンストレーションされていた、Cellを使っての“FACEMATION”。いわゆる鏡に自分の顔を写して仮想でお化粧ができるというものだが、少しずつ実現に向かって前進しているようだ。


 また、PSP(プレイステーション・ポータブル)向けのサービスとして、アルファシステムズより出展されていた“手塚治虫Mマガジン”が印象的。こちらは、手塚治虫原作による人気マンガに、声優陣によるセリフや効果音、動き(モーション)などをつけて提供。パソコンや携帯電話、PSPなどで見られるようにするというもの。PSPではパソコンにダウンロードしたコンテンツを、USBケーブルをとおしてPSPに移すだけで楽しめるようになる。CEATEC JAPAN 2007初日の10月2日からサービスを開始しており、現在『ブラックジャック』や『どろろ』、『火の鳥 鳳凰編』などから全部で20話近くが閲覧可能。1話につき105円[税込]〜210円[税込]と、若干割高になっているが、マンガでもなくアニメでもない新しいコンテンツとして注目を集めそう。こちらは“PLAY-YAN”があれば、ニンテンドーDSでも閲覧できるようだ。
 

▲PSPでもマンガ(に音声や動きを加えたコンテンツ)を見ることができるようになった。今後はほかのマンガ家の作品も追加していくとのこと。


 ゲームコンテンツそのものずばり、という意味では、NTTドコモブースにてAQインタラクティブのニンテンドーDS用ソフト『ぽろろんっ!ドコモダケDS』が出展。NTTドコモの人気キャラクター“ドコモダケ”のアクションを満喫できるようになっている。同ブースでは、体験版の無料ダウンロード配信なども行っており(プレイアブルで出展されているものと同種のもの)、自分のニンテンドーDSを持っていけば、体験版をダウンロードして、待ち時間知らずでゲームが楽しめる。体験版が楽しめるのは電源をつけているあいだだけだが、CEATEC JAPAN 2007に出かける予定のあるゲームファンは、ニンテンドーDSを持参することをおススメしたい。

▲NTTドコモブースでは、AQインタラクティブの『ぽろろんっ!ドコモダケDS』が出展。今後会場でも人気を集めそう。


●ブルーレイディスクとHD DVD陣営による次世代DVDの規格競争も佳境に!?

 一方で、ブルーレイディスクとHD DVDによる次世代DVDの規格を巡る競争は、今年も注目すべき話題のひとつ。とくに、安価なレコーダーを投入して勢いに乗るブルーレイディスク陣営は、ブルーレイディスクアソシエーションブースにて、13社が参加しても発表会を実施。ソニー、コーポレートエクゼクティブSVPである西谷清氏は、「日本でもハイビジョンテレビの普及台数が1800万台を超え、高画質の映像に対するニーズが高まっている。デジタルカメラやハンディカム、映画など、すべてのコンテンツをハイビジョンで楽しめる時代がきた。キーワードとなるのは“安心と安全”。ブルーレイディスクは“安心かつ安全”な次世代を担うフォーマットです」と説明した。続いて、20世紀フォックスやソニー・ピクチャーズ、ウォルト・ディズニー・スタジオ・ホーム・エンターテイメントなどがこれから年末に向けて、ブルーレイディスク向けソフトを続々投入することを明らかにした。ブルーレイディスク陣営の勢いを感じさせる発表会だった。

 

▲ブルーレイディスクアソシエーションのメンバー13社が集結した発表会。好調ぶりを反映してか、意気も高々だった。

▲北米のブルーレイディスクのソフト状況は、トータルでの販売本数が250万本で、HD DVDの2倍とのこと。

▲国内では、ブルーレイディスクのソフトの累計販売本数は、HD DVDの10分の1程度。北米より大きな差が開いているが、もしかして、国内におけるXbox 360の普及もある程度は影響している?

▲リドリー・スコット監督もビデオ出演し、ブルーレイディスク陣営をサポート。「自分が監督した『キングダム・オブ・ヘブン』のブルーレイディスク版を見て驚いた。透明の窓の向こうで、スペクタクルがくり広げられているようだった」と絶賛。

 

▲対するHD DVD陣営もブースを出展。豊富なタイトルラインアップをアピールした。

▲HD DVDプロモーショングループブースでは、Xbox 360 HD DVD プレーヤーを出展。発売直前だった去年に比べて若干おとなしめ。

 

▲CEATEC JAPAN 2007でのもっとも大きな話題は、まちがいなくこちら、ソニーの世界初となる有機ELテレビ、XEL-1。液晶のつぎのモニターとして注目を集める有機ELテレビは、電流を流すと発光する有機材料を用いた自発光型パネル。薄さ3ミリを実現しており、12月1日に発売される11インチモニターは20万円となっている。技術のソニーの威信を賭けた商品だ。

▲試作品として27V型の有機ELテレビも出展。いずれは有機ELテレビも大型化&安価を実現していくだろう。

▲対する液晶テレビメーカーの雄、シャープは薄さ29ミリ(もっとも薄い部分は20ミリ)の52インチ液晶テレビを参考出展。今後ハイビジョンテレビは薄型競争へと突入することは間違いない。

 
※CEATEC JAPAN 2007公式サイトはこちら
※CEATEC JAPAN 2006の模様はこちら
※CEATEC JAPAN 2005の模様はこちら
※CEATEC JAPAN 2004の模様はこちら
※CEATEC JAPAN 2003の模様はこちら
※CEATEC JAPAN 2002の模様はこちら

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